慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

信じられない本当の話

2017年02月13日 15時20分25秒 | ドラマ

洞窟おじさん”って知ってますか?
おととしNHKで放送されたドラマで昨日再放送をやってたんですが、これ凄い話なんですよね〜。

前に放送された時は、内容が衝撃的すぎてコメントできなかった?んですが、
やっぱりしない訳にはいかないなぁと思いまして。

その名の通り、「洞窟で暮らしていたおじさんの話」と言ってもピンと来ないと思いますが、
親から虐待を受けた少年が犬と一緒に家を出て、をさまよい歩き、洞窟で暮らすようになるというもの。

なんとこれ、実話!なんですよね。
信じられないんですけど、ウサギイノシシを捕まえて食べていたという。

グロテスクな場面も出てくるので万人にはオススメできないんですが、観始めると結構入り込んじゃいます
洞窟おじさん役は「この人しかいないでしょう!」というリリー・フランキーさん。

ハマリ役ですね〜。
もちろん少年から青年時代は違う人が演じているんですが、おじさんになってからのリリーさんは「本物感」がハンパない!

そしてドラマで使われているドアーズレッド・ツェッペリンなどの70年代のロックが、映像とマッチしてるんですよね〜。
エンディングで流れるドアーズの"ジ・エンド"なんか、内容と相まって鳥肌ものです!

昨日1話2話を放送して、来週また3話4話を放送するという事なので、
怖いもの見たさ」でいかがですか?

Shin

プロフェッショナルとは?

2017年02月11日 15時58分58秒 | テレビ

今週のNHKの“プロフェッショナル”は、我が尊敬する“北の国から”でお馴染みの脚本家・倉本聰先生。
なんとなく観てたんですが、なかなか見どころがありまして。

もう82歳になるらしいですが、創作意欲は尽きず、連続ドラマの大作を去年書き上げたとの事。
並行して舞台の脚本・演出も行なっていて、こちらはさすがに体力の限界という事で、今回で最後になるみたいですが。

なるほど!」と思ったのが、脚本を書く時に「登場人物の履歴書を作る」という点。

その人の家庭環境生い立ちはもちろん、童貞を失ったのがいつで相手は誰だったとか、
ドラマでは描かれない部分まで、もの凄く細かく練られているんです。

北の国から”で、息子のが東京で恋人を妊娠させてしまい、五郎さんが相手の親(菅原文太さんでした)に謝りに行くシーンがあるんですが、
その時に五郎さんが北海道からお詫びの品として持ってきたのが、かぼちゃ。(大きいのが5〜6個あったでしょうか)

ドラマには出てきませんが、実は五郎さんも若い頃に同じ事をしてしまい、
親が謝りに行った時にかぼちゃを持って行ったというエピソードが、五郎さんの履歴書に書かれていたんですね。

これを見て“プロフェッショナル”とは、
人が見ていないところで、地道にコツコツ努力ができる人」なんだなぁと思いました。

例えばイチローもそうですが、最高の結果を残す人は、陰で大変な努力をしている!という事です。
人が見ていないとサボることばっかり考えてしまうワタシには、やっぱりムリかなぁ。

Shin

きっと、うまくいくのか?

2017年02月09日 10時19分40秒 | ドラマ

中盤を迎えた冬の連続ドラマですが、思ったより面白い(なんて言うと怒られちゃいますが)のが、
テレ朝で木曜日に放送している"就活家族〜きっと、うまくいく〜"

三浦友和さんと黒木瞳さんが夫婦で、息子が工藤阿須加クン、娘が前田あっちゃんという、
側から見ると理想的な家族。

この家族4人が全員失業して、“就活”をしなければならなくなるというお話なんですが、
それぞれが泥沼にはまっていく過程が、結構リアル

大企業の偉いさんだった父親は、ありもしない不倫をでっち上げられて退職に追い込まれるも、
会社を辞めた事を、例によって家族にはなかなか言えず

教師である母親は、仕事の悩みを夫は聞いてくれず、ホストクラブに走り、
大学生の息子は就活に落ち続け、仕事を甘く見ていた娘は上司のいじめに耐えられず・・・といった具合。

自分も40歳を過ぎて2回!転職してる身でありますし、就活を間近に控えた大学生の息子が1人。
他人事とは思えない!身近な話なんですよね〜。

ただタイトルにもある通り、泥沼からどのように這い上がるのか?
参考にさせていただきたい!と思います。

Shin

https://youtu.be/75dUJ8Yhgvw

男らしさと女らしさ

2017年02月07日 15時48分40秒 | ニュース

今日は「女子力」という言葉について、考えてみたいと思います。
最近朝日新聞で特集をしていて、ちょっと気になったもので。

そもそも大人の女性を「女子」と呼ぶのはいかがなものか?という意見もありますが、
それはひとまず置いといて・・・。

個人的には「女子力が高い」っていうと、洋服だったり、メイクネイルで身なりをキレイにしている事を言うんだと思っていたんですが、
どうもそれだけではないらしい。

例えばボタン付けなんかの裁縫がちょこちょこっとできたり、料理もそうだし、
飲み会で料理を取り分けてくれたりという、細かい気配りができる事も「女子力」のポイントだそうで。

これに対し、「女子力が高い」と褒められて喜んでいる人もいれば、
女性は女性らしく」といった考え方に、生きづらさを感じている人もいるみたい。

男は男らしく」と言われ、一家の大黒柱としてお金を稼ぎ、家庭では優しい夫で、
イクメンもやらなきゃいけない男と一緒で、女性も大変なんですね〜

一方でスイーツが好きだったり、料理ができる男の事も「女子力が高い」と言うそうですが、さすがにそれはおかしくない?
ちなみに料理洗濯掃除をこなすワタシは、「家事力が高い」という自負はありますが。

男と女の決定的な違いは「男には子供が産めない」事だと思いますが、それ以外のところでは分け隔てなく、
男らしさ・女らしさ」という言葉が、死語になる時代が来るといいのかなぁと思う次第です。

Shin

健康に生まれたボクらは・・・

2017年02月05日 10時01分12秒 | 映画

久しぶりに良い映画を観たなぁと思ったのが、先日NHKのBSで放送された2015年公開の“あん”。
ただ、人によって「いい悪い」が真っ二つに分かれそうな作品だと思うので、そこは悪しからず

というのもタイトルからは連想ができないんですが、ハンセン病を扱った映画なんですよね。
難しいテーマを作品にしたなぁと感心する一方で、それにしてはそこまで重い感じはしないかな?という気もします。

元ハンセン病患者である樹木希林さんが、ある日永瀬正敏さん(この人も渋い!)がやっているどら焼き屋さんに、
働かせてほしいと言ってきます。

最初は断ったものの、希林さんの作ったどら焼きの餡(あん)が美味しくて働いてもらう事になります。
味が評判になって、行列ができるほどお店は繁盛するんですが・・・というお話。

希林さん台詞が深い!んですよね〜。
正確には覚えてないんですが、

であれ、あずき(小豆)であれ、この世のものはすべて言葉を持っている”
生まれてきたからには、自分のやりたい事をして生きたい

そんな感じだったと思うんですが、健康に生まれたボクらは、もっと一生懸命生きなきゃいけないなぁと、
身につまされた思いがした、心に染みる作品です。

これは後で知ったんですが、中学生役で出演していた女の子はモッくん本木雅弘氏です)の娘さんだったんですね。
(希林さんの実の孫っていうオチでした)

Shin

https://youtu.be/N--RamCBd8s