23 : 77

23対77。

何の数字かというと、おとといのサッカー・アジア杯の決勝トーナメント1回戦、日本対サウジアラビアのボール保持率。
（ちなみに試合は1-0で日本が勝ちました）

どれだけ試合を支配しているか？という指標になる数字ですが、これだけ差があるのも珍しい。
（普通は差があっても、4対6ぐらいじゃないでしょうか）

しかもこれ、23の方が日本だっていうからビックリ！
テレビで生観戦してたんですが、確かにサウジアラビアが常にボールを持ち、日本は防戦一方という感じではありましたが。

W杯出場の常連国となった日本にとって、W杯本番の強豪国相手ならともかく、
アジア勢を相手にこの数字は、近年にはないですよね。

それだけアジア各国のサッカーのレベルが上がっているとも言えると思いますが、
逆にこの試合で日本が勝った事に意味があるかと。

常にボールを支配されていて、押されに押されていながら、少ないチャンスをものにして勝ち切る。
これこそ、今までの日本にはできなかった“したたかなサッカー”だという気がします。

もちろん観てて面白いサッカーではないし、普段のクラブでのリーグ戦でこれをやられたらブーイングものだと思うんですが、
国対抗の真剣勝負では、こういうサッカーも必要かと。

相手に合わせた戦い方ができるようになった？新生ジャパン。
ぜひ、優勝を期待しています！

Shin

仏壇のある生活

先日お話した通り、空き家になっている実家を処分する事になり、
実家にあった仏壇を、この度ウチに引き取る事になりまして。

こればっかりは、長男なので避けられない！ですね。

ちなみにどうやって仏壇を運ぶか？悩んだんですが、最初は車で実家へ行って積んでくるつもりだったのが、
冬場は雪の危険があるので、今回は車は無理！という事になり。

それなら宅急便で運んでもらおうと思ったら、宅急便で仏壇は送れないそうで、引越し屋さんなら運んでくれるとの事。
まぁ特別なものだし、言ってしまえば“家具”ですからね。

という訳で、引越し屋さんにお願いして運んでもらった訳ですが、
実はワタシ、今まで家に仏壇のある生活をした事がないんです。

父親が長男じゃなかったからというのがその理由なんですが、いざウチにあると、そこだけ違う空間のような。
見慣れれば違和感はなくなるとは思うんですが、独特のお線香の匂いもあるしね。

お線香は普段は炊かないとしても、朝、水を替えてご飯をお供えして手を合わせて。
お花は造花はダメだと言いますが、頻繁に取り替えるのも手間ですよね。

またひとつ、朝のルーティンが増えてしまったなぁと思うとともに、
放ったらかしにしないよう気をつけよう！と自分に言い聞かせています。

Shin

横綱の責任と重圧

稀勢の里、引退ですか〜、厳しいですね。
前に言った通り、勝てなければ自ら身を引かねばならないのが横綱。

常に引退と隣り合わせな訳ですが、まさにその通りになってしまいました。
先場所もひとつも勝てずに途中休場し、今場所も初日から3連敗。

最近の相撲を見てると、力が入ってないというか、
勝てる感じがしなかったので、正直仕方ないかなぁという気はします。

思えば横綱になった初めての場所で、優勝と引き換えに負った大怪我が仇になった形になりましたが、
“久しぶりの日本人横綱”として期待を一身に背負い、あそこで「休む」とは言えなかった、というのもあるかもしれません。

その後は休場が続き、真面目な性格の彼としては、
「出場して横綱の責任を果たしたい」という焦りもあったでしょうね。

中途半端に出るんじゃなくて、完全に治してから出れば良かったという意見もありますが、
身体は動かなくなるだろうし、相撲感も鈍るだろうし。

最後はとっても残念な結果になりましたが、一時でも“横綱”という相撲界の頂点に立ったのも事実。
これからは肩の荷を降ろして、第二の人生を歩んでほしい！と思います。

Shin

新進気鋭の女優 vs 稀代の推理作家

最近気になる女優さんの一人が、満島ひかりさん。
演技が素晴らしいなぁというのは前から思ってたんですが、齢とともに魅力が増していくというか。

年末にNHKのBSで、彼女が江戸川乱歩の作品に出演するというので録画して観てみたんですが、
これがなかなか良かった！

江戸川先生の短編小説を3本映像化したオムニバス形式のドラマで、
主演はすべて満島さん。

実はこの満島さんが江戸川乱歩作品を演じるという企画がシリーズになっているらしく、
過去にはあの名探偵・明智小五郎も演じた事があるとか。

それも今となっては観てみたかった！ですね。

とは言っても自分、江戸川作品はほぼほぼ読んだ事がなくて、
今回も予備知識なしで観たんですが、3本とも見応えがありました。

今でいう“世にも奇妙な物語”の様に、ちょっと怖かったり、不気味だったりするんですが、
ナレーションや字幕で入る、昭和初期ならではの言葉遣いには文学的なものを感じました。

そして満島さんはビールのCMで見せるような明るいキャラクターもいいけど、ミステリアスな役も似合いますね！
これをきっかけに、江戸川作品を読んでみようかなぁと思う今日この頃です。

Shin

炸裂する砲弾

昨日に続いて、新年早々世間を賑わせている芸能界のニュースについて。
昨年末の紅白にも出場した、“純烈”のメンバーである友井雄亮氏のスキャンダル。

同棲していた女性にDV行為を働いて流産させ、別の女性の貯金を3000万もギャンブルにつぎ込んでいたというダメ男ぶりで、
これに関しては弁解の余地はまったくありませんね！

“純烈”については詳しく知りませんが、スーパー銭湯などのステージで地道に活動してきて、
やっと花開いた途端にこの騒動。

もったいないですね〜。

本人がこれからいばらの道を歩くのは自業自得ですが、他のメンバーはたまったもんじゃない！
恐らくみんな40歳前後なのかな？で、ここからまたやり直していくのは簡単じゃないでしょうね。

しかし友井氏をかばうつもりは毛頭ないんですが、今回もネタ元は“文春砲”。
被害女性からの訴えがあったのかもしれないし、記者も仕事として懸命にスクープをつかもうとしてやってる事だとはわかっているんですが。

当事者だけでなく、周りの人の人生も終わりにしかねないこのやり方はどうなのかなぁと。
個人的には、あんまりいい気持ちはしないですね〜。

Shin