慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

新しい生活様式に思う

2020年05月17日 12時13分00秒 | ニュース
14日に39の県で緊急事態宣言が解除され、全国的にはようやく出口に向かってきたなぁと思う今日この頃。
ただ東京と神奈川が解除されない限り、安心はできないでしょうね。

そして気になるのが、コロナ後の〝新しい生活様式“。

人と距離を取るのはもちろん、かなり細かいところまでガイドラインが作られていて、人と食事をする時は向かい合わずに隣りに座って、なるべく会話をしないとか。

結婚式は記念撮影以外はマスク着用で、ビジネスもなるべくオンラインを活用し、名刺交換もオンラインでやるとか。(どうやって?)

これだと満員のお客さんが入ってのスポーツ観戦とか、音楽のライブとか、できるのはいつになるんだろう?
ひょっとしたら〝かつての日常“には、もう戻れないのかな?なんて思ったりして。

人と人が触れ合えない、なんだか寂しい世の中になりそうな気がしますが、〝自粛疲れ“なのかなぁ。

ネガティブな思考になりがちなんですが、人間は適応できる生き物だし、必ずや新しい形を生み出す事ができると思うので、その点は悲観する事なく、楽しみにしたいと思います。

とにかく今は、みんな集まってワイワイやれる日が早く来るよう、もう少し我慢、我慢・・・。

Shin

コロナ後にやりたい事

2020年05月16日 10時25分00秒 | 映画
「こんなにストーリーのない映画は珍しいなぁ」と思ったのが、2018年公開の〝日々是好日“(〝にちにちこれこうじつ“と読みます)。

厳密に言えばストーリーはあると言えばあるんですが、半分以上は主人公がお茶(茶道です)を習っているシーンじゃないかな?

でも、深い!んですよね〜。

大学生だった主演の黒木華さんが、いとこの多部未華子さんと一緒に、近所でお茶を教えている樹木希林さんのところに習いに行くところから物語は始まります。

最初はお茶の入れ方などまったくわからず、すべてが意味不明な事だらけだった黒木さんが、お茶にハマって茶道とともに人生を歩んでいく様子が描かれていきます。

まず思ったのは、季節感があって良い!

季節によって春の桜だったり、梅雨は雨、夏は蝉の声、冬は雪というように、お茶を立てながら、移り変わる日本の四季の風景が丁寧に表現されています。

大学生だった彼女は映画の最後には40代になっているんですが、その間には出会いがあり、別れもあり。

樹木希林さんがお正月のお茶会で「毎年同じ事をできるというのは幸せな事です」と言う台詞があるんですが、今の状況を暗示しているようでジーンときました。

見始めた時は、正直黒木さんと多部さんを愛でるためだけの映画かな?と思ったんですが、とんでもなかったですね。

黒木さんと樹木希林さんの演技もさすが!でした。
心に深〜く染み渡る、味わいのある作品です。

でもさすがにお茶とは言いませんが、コロナが終わったら、習い事をしてみるのもいいかなぁと思いました。

Shin

存在意義のある何もしない人

2020年05月15日 11時27分00秒 | ドラマ
〝レンタルなんもしない人“って知ってますか?
今テレ東で深夜に放送している連続ドラマなんですが、この人、実在するんですよね。

一人で行きにくい場所に一緒についてきてもらったり、花見の場所取りをしたり、来てもらうだけで基本的に他には何もしないらしい。

Twitterを覗いてみたところ、始めた当初はかかった交通費と飲食代だけしかもらってなかった(ドラマでもそうなってます)みたいですが、今は1件につき1万円もらっているようで。

どうしても稼ぎたいという訳ではないみたいなんですが、それで生きていければいいかもしれませんね。

ドラマでは主役の〝レンタルさん“がNEWSの増田クンで、奥さん役が比嘉愛菜さん。(実際に結婚もしてるみたいです)
普通は奥さんが許さないと思うんですが、理解がありますね〜。

いろんな生き方がある今、こういう人がいてもいいと思うし、人間関係をうまく築けなかったり、生きづらさを感じているような人には、ありがたい存在なのかもしれません。

もしボクが依頼をするなら?と考えてみたんですが、〝お一人様“が得意なワタシには必要ないかなぁ・・・。

Shin

あり得なくないサバイバル

2020年05月11日 18時12分00秒 | 映画
WOWWOWで放送されていた〝サバイバルファミリー“という、とんでもない映画を観まして。

コメディータッチのものが多い矢口史靖監督の作品なので気楽に見始めたんですが、とにかく設定がとんでもない!

ある日突然東京で停電が起こり、なぜかガスも水道も止まってしまい、おまけに電車も車も動かなくなり、インターネットも電話も繋がらないという状況。

そんな訳ないでしょう!とツッコミを入れたくなるんですが、これが3カ月前だったら笑って言えたと思いますが、今となってはあり得ない話ではないような気がして。

小日向文世さんと深津絵里さんの夫婦と泉澤祐希クンと葵わかなさんという一家が、「大阪は停電してないらしい」という噂を耳にし、無謀にも自転車で西へ向かうというお話。

今の状況だからなんでしょうか?
引き込まれるように観てしまいました。

スーパーから食べ物がなくなったり、水を手に入れるのが大変だったりするのも、コロナ前とは感じ方が違うでしょうね。

でもいざこの状況になったら(ない事を願いますが)、自転車でどこまで行けるかなぁ。
小田原ぐらい?

Shin

ロックンロールは死なず

2020年05月10日 16時12分00秒 | ニュース
リトル・リチャードが亡くなったというニュースがありました。(ちなみにコロナとは無関係で、癌のようですが)

ニュースを聞いて最初に思ったのは、「まだ生きてたんだ」(失礼!)っていう事だったんですが、87歳だったそうで。

リトル・リチャードといえば、前に訃報をお伝えしたチャック・ベリーと並んで、1950年代に活躍したロックンロールの草分け的存在。

プレスリーやビートルズ、ブルース・スプリングスティーンなど、影響を受けたミュージシャンは数知れず、我が敬愛する佐野元春氏の〝悲しきRadio“という曲にも名前が登場します。

ボクはそんなミュージシャンたちから教えてもらったクチですが、〝Tutti Frutti“や〝Long Tall Sally“など好きな曲はたくさんありました。

ピアノを打楽器のように弾きながら、シャウトするスタイルがカッコ良かった!
当時はそんな人は他にいなかったと思うので、インパクトあったでしょうね。

でもそう考えると、ロックの歴史もたかだか60年あまり。
デジタル化が進み、音楽を取り巻く状況は日々変化していきますが、カッコいいものはいつまでたってもカッコいいってことでしょうか。

「ロックンロールは死なず」、彼の魂が受け継がれることを願って。
ご冥福をお祈りします。

Shin