イージス・アショア配備断念の影響でしょうか、
海上自衛隊が定員を2000人増員するそう。
早ければ2021年度当初予算案で人件費を増額させ、
現在約4万3000人の海上自衛官を、
数年かけて約4万5000人以上に増やすそうです。
イージス・アショアだったら陸自が請け負う予定でしたからね。
弾道ミサイルも迎撃できるイージス艦は元々6隻体制でした。
最近になり2隻追加しましたが、
これはイージス・アショア断念とは無関係。
さらに2〜3隻追加?でも増やしてイージス・アショアも代わりにさせるのは本末転倒。
本来イージス艦は空母を敵の飽和攻撃から守るためが目的。
弾道弾迎撃は後から付け足したオマケ要素。
でも代わりになるのは今の所イージス艦しか無い。
海自は北朝鮮のミサイル発射に中国の海洋進出への対応などで、
人手不足が慢性化しているそうで…。
そして、充足率を廃止し、
実際の定員まで採用する仕組みに変えていくそうです。
陸自が欲しがってた陸自用の輸送船や、
ひょっとして強襲揚陸艦もこれで造れるようになる?
そうそう、潜水艦も22隻体制にしますし人員不足は深刻そう。
海洋国家日本、人員こそ陸上自衛隊が多いですが、
周辺国と比べると、日本は空自・海自を重視しています。
覇権を狙って海洋進出を進めてる中国と対峙するには、
空自もですか、海上自衛隊が一番重要になるのでしょうね。