初代特殊作戦群長の荒谷氏と、
第40普通科連隊を精強に導いた二見氏の対談本。
トッカグンさんがYouTubeで紹介していたので、
実際に読みたくなりました。
内容は対談というより、
二見氏が荒谷氏からいろいろと引き出してる感じです。
最後は荒谷氏主宰の熊野飛鳥むすびの里のPR感もありますが、
特殊作戦群とはこんな物と分かる内容です。
この本を読んで、
日本政府は果たして特殊部隊を運用できるのだろうか…と感じます。
特殊部隊ってレンジャーや空挺のその上だったり、
更に精強にした部隊じゃないんです。
軍隊組織だけど別物。
規模も違うし目的やアプローチも違う。
特殊作戦群に向いてる人は自衛隊向きじゃないし。
ストレスを楽しめるような人が向いてるそうで…
私がいくら体力錬成しても無理です〜
というか無理と言ってるような人はまず無理(笑)
一人で何でもこなし自己完結。
更には高い戦闘技術に語学力やコミュニケーション能力。
そして体力、精神力に胆力…
身体だけでなく頭も良くないといけない。
やわらか頭も必要。
特殊作戦群の隊員さん、
ランボーみたいな戦士じゃないけど、スーパーマルチマンや〜
自衛隊で満足できない方は特戦群?
そしてやはり多くのことでお二人の意見がピッタリ。
今の自衛隊の訓練の矛盾…
現場の意見が反映されない装備品…
など、自衛隊愛が合うからこそのいろんなお話が〜