私のブログではおなじみ二見龍氏の、
自衛隊最強の部隊へシリーズの最新刊。
自衛隊の本来の目的である国防とはちょと離れた災害派遣。
いや、災害派遣も立派な使命ですよ。
なので購入しようかどうしようか…と思ってたんですが、
福岡県西方沖地震のときの災害派遣ではありませんか。
ちなみに2005年3月20日10時53分に起こった福岡県西方沖地震ですが、
当時のわが家の被害状況。
ちょうど今日は3月20日!
当時小学生だった子どもたちは学校での訓練の成果か、
ダイニング・テーブルの下にさっと潜ったものの、
すぐ隣の食器棚から食器が落下して…
幸い怪我あありませんでしたが、今度地震が起こったら、
子どもたちが寝ていた2段ベッドの下段に行って、
布団を被るって事になりました。
ちなみにちょうど1ヶ月後の4月20日にも余震があったのですが、
震源地が本震より余震の方が福岡市に近かったため、
余震の方が強く揺れました。
子どもたちは猛スピードでベッドに潜ってました。
エライ!
我が家のことはそれくらいにして…
2005年3月20日10時53分
第40普通科連隊が駐屯する北九州でも大きな揺れが。
演習の翌日で休日だったそうなのですが、
二見氏はすぐに招集をかけ、
第4師団司令からも要請があり、
とりあえず中隊規模で
福岡県西方沖地震で大きな被害があった玄海島に、
現場司令として赴くのでした…。
しかしなんですか〜マスコミの多さ!
派遣された自衛隊員より多いって…
マスコミの面倒まで見ないといけないんでしょうか?
面倒を見るというか、チヌークにマスコミを同乗させてあげたり、
被災地での取材はヘルメット着用を義務付けさせるとか、
島民が船で離島するまでは活動中の隊員さんにインタビュー禁止とか、
現状が判るようにホワイトボードを設置とか…
マスコミの皆さんきちんと守っていたそうですが…
被災地に赴くのはNHKと民放から代表の1局ってのは無理なんでしょうかね。
ある意味自衛隊もマスコミ対応が上手くなったって事なんでしょうけど…
自衛隊最強の部隊へシリーズ第5弾ですが、
今回はお値段変わらずで情報量は少ないです。
その分カラー写真が多いのですが、
自衛隊好きとしては写真より情報が多いほうが嬉しいです。
写真が多いほうが万人受けするのでしょうね。
所々に防災対策コラムもあったりするんですよ〜
驚きなのは、玄海島から本隊が撤収した次の日、
日出生台で実弾射撃だったそうで〜!