沖縄に駐留している砲兵部隊の第12海兵連隊が、
11月15日付で第12海兵沿岸連隊に改編したそうです。
部隊規模は改編前と変わらないそうですが、
今後従来型の下方等を削減し、2025年までに、
新型の無人式地対艦ミサイルシステムのNMESISや、
防空システムを配備するそう。
NMESIS(ネメシス)は、
対艦ミサイルNSMを無人車両に搭載したもの。
NSMはノルウェーが開発した、
ステルス性を持つ亜音速の対艦ミサイルで、
射程は約200km。
敵の迎撃を避けるため不規則な動きをするそうです。
陸自は奄美大島、沖縄本島、宮古島、石垣島に、
地対艦ミサイル部隊を配備。
台湾に一番近い与那国島にもいざとなったら、
置くことになると思います。
米軍も台湾有事を見据えて島嶼に合った部隊に改編し、
陸自も沖縄の第15旅団が師団に改編予定。
陸自と米軍が共同で、
中国が言うところの第一列島線から太平洋側に、
台湾有事の際、中国軍を出さないようにするでしょう。
今後第12海兵沿岸連隊と、
陸自の共同訓練が増えるのでしょうね。
12式地対艦誘導弾能力向上型を配備した部隊と、
第12海兵沿岸連隊との共同訓練も、
そう遠くない頃に見られるのでしょうね。
画像はアメリカ軍広報サイトDVIDSより