もう3月年度末ですね。
形的には令和5年度末となる今年3月末で、
完全退役となる74式戦車。
私が中学1年生の時に新聞だったでしょうか、
公開された74式戦車の流麗な砲塔、
姿勢変化できる油気圧サスペンションの74式戦車に心惹かれ、
それ以来自衛隊好きの、
こんな私になってしまいました〜(笑)
74式戦車は戦後の国産初の戦車の、
61式戦車を更新する戦車として開発され、
西側第2世代戦車の位置付けで登場し、
車重38t、乗員は車長・操縦手・砲手・装填手の4名。
三菱製の750ps空冷2ストディーゼルエンジンを積み、
その当時の西側の標準的な105mm戦車砲(ライフル砲)を搭載。
副武装として12.7mm重機関銃と74式車載7.62mm機関銃。
レーザー測距儀とアナログ式弾道計算コンピューターを搭載。
油気圧サスペンションで車体を20cmづつ上下でき、
前後左右にもそれぞれ傾けることが可能。
悲しいかな、74式が登場した直ぐに、
複合装甲を纏い、さらに強力な120mm戦車砲を搭載した、
第3世代戦車が登場しあっという間に旧世代戦車に…
10式戦車や16式機動戦闘車が登場するまで、
駐屯地記念行事の模擬戦での花形でしたね。
今後は駐屯地に展示されてる、
このような74式戦車だけになるのでしょうが、
なんとか動かせる74式戦車を残して欲しいですね。
そして中央観閲式でレジェンドとして、
サプライズでしれっと1台走り去るみたいな…
ありがとうナナヨン。