国産初のジェット輸送機C-1。
初飛行は1970年で製造は川崎重工業。
今まで空自での輸送を始め、
空挺隊員の降下など長きにわたり活躍してくれました。
我が家の奥さんもC-1は可愛いと言って、
唯一覚えてくれた自衛隊機。
そんなC-1も今年度いっぱいで退役に。
11月3日に行われた入間航空祭、
C-1の最終号機である31号機の飛行が、
一般公開でのラストフライトだったそうです。
当時の日本の航空技術を集め短距離離着陸性を高めたC-1。
ですが、当時の日本は戦後を背負った状況で、
周辺国への配慮で航続距離が短くされてしまい、
空荷時で2400km、8t積載時で1500km。
機体のサイズと使われ方が違うとはいえ、
C-2の空荷時で9800km、36t積載時でも4500km。
C-1の航続距離は輸送機として、
非常に使いづらかったのではと思います。
数年前は時々福岡空港へも飛んできてましたね。
長い間お疲れさまです。
あれっ、でも…岐阜基地航空祭で飛行開発実験団のシルバーC-1飛んでましたね。