ATD-X、今のところ8月に初飛行のメドが立ったみたいですね。
また延びるかもしれませんが…。
この機体から得られたデータを基に、次期F-2が造られると思われますが、
ステルス機、いや軍事産業では最先端を行くアメリカ様。
次期F-2を目指す今の日本の状態とはレベルが違う状態みたいです…。
次期ラプターとかを考えているのではなく、
制空権を得るために戦闘機にとらわれず、
どんな事ができるのかを考えているそうですよ。
もう有人戦闘機自体が過去の物になりつつある流れですが、
ひょっとしたら無人戦闘機さえ無くなるのかも…。
実際にはいきなりそんな事にはならないでしょうが、戦闘機で制空権の日本とは考え方自体が…。
日の丸戦闘機F-3(仮)が完成したとしても、
その時の世界的基準から見るとどうなのでしょう。
なんだか、追いついたと思ったら世界は次の流れに移っていた、
74式戦車のような状況になりそうですが…。
しかしその苦労があったからこその90式、10式。
米国から笑われそうな少ない予算でのATD-X開発ですが、
8月に初飛行できる事を、そしてさらに先の先を目指して、
確実に進んでいただきたいと思います。
背伸びして先を急いでも、何処かの国みたいになっちゃいますから。
画像は全て航空自衛隊Facebookより
近代戦争から、戦争優劣は鍛え抜かれた軍隊・
作戦ではなく、武器の優劣に変化しましたね。
為政者と利権者は、肉体や精神ではなく、
武器の優劣を試したくてうずうずしている気がします。
防衛及び戦争に勝っても負けても得をするのは
武器生産者とその利権にぶら下がる方たちですから(笑)
隊員さんの立場が今後どうなるのかが私は心配です。
私はさらに練度、戦術、兵站が大事かなと思っています。
恐らく日本の防衛産業はそこまで広がらないと思いますよ。
受注産業のまま行くと思います(笑)
自衛隊出使っている物が欲しいので売ってくれと言われているのが今の状態ですが、
輸出専用の安くてそこそこの物を作らないと世界で売れないと思います。
それこそ死の死の商人に…。
日本人はなれないでしょうし、なるべきではないと思います。
実戦でどこまで通用するかは私も知りたいところですが、
自衛隊が使っている国産兵器は要求された性能を、要求された部分ではクリアしていますし、
開発段階でだいたいは確認済みでしょうし、日本国内で使う事が大前提ですから…。
共同開発はぐんと増えると思います。
特に英国とかとは。