2015年で調達は終了しましたが、
陸自と空自で累計1900輌以上が調達された軽装甲機動車。
高機動車と並んで陸自の顔とも言うべき車両ではないでしょうか。
軽装甲と名が付けられているだあって、
装甲は小銃弾を防ぐ程度。
PKO等で海外で活動の際は防弾ガラスが強化されたり、
ハッチ全周をカバーできるような装甲板が追加されたり…
車体サイズがそう大きくないので、
4名分の装備が収まらず、
車内の狭さも指摘されたりしていたそうです。
軽装甲機動車を開発製造したコマツは防衛事業から撤退。
三菱重工も自主開発していたという話も聞きません。
最初の段階では、米国のハンヴィー後継車種となったJLTV始め、
5車種を比較検討していたみたいですが、
現在、はタレス・オーストラリア社のハウケイ装甲車1両と、
モワク社のイーグル装甲車を2両実際に購入しテスト中だそう。
上記画像はタレス社HPより
上記画像はモワク社HPより
モワク社のイーグル装甲車だけ2両購入…
なんとなくイーグル装甲車に決まりそうな感じも〜
どちらかの車両に決まったとしても、
価格が倍以上になりそうなので、
軽装甲機動車ほど大量に導入できるのか疑問です。
更にサイズも2回りほど大きいサイズ。
高機動車より大きい…
軽装甲機動車はギリギリチヌークに載せられていましたが、
機外に吊るして運ぶしか無いですね。
防御能力と室内容積が格段に広くなるであろう、
軽装甲機動車後継車種。
自衛隊での名称は当然軽装甲なんて名前ではないと思いますが、
新しい陸自の顔となれるのでしょうか…