つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

部員の反逆

2013-11-04 23:03:42 | 日記
ロックだロックだと言い過ぎ始めてから、花好きも少し薄れた感があるけれど、やっぱり花が好きだ。
蜷川実花の来年のカレンダーの発売を見て思い出す。

今は前ほどではなくなったけれど、生花はほとんど絶やさず家にある。
最近は花の定期便で、お任せで月2回新鮮な花を届けてもらっている。

今はまたオリエンタルリリーが家にある。
百合は花を咲かせることが容易く、比較的長持ちする。
次々に蕾の血色が良くなって、めりめりと花開いていく。

青空をバックに写真を撮りたいのだけれど、私の部屋の目の前には銀杏並木があって空は案外見えづらい。

コントラスト激しい蜷川実花の写真に惹かれて買ってしまいそうになったけれど、今月からフリーターになるわけだしポールマッカートニーのコンサートはあるし、今まで自分で撮った写真を自分でプリントして見たいとも思っているので購入を思いとどまる。
いやしかし、まだ何も調べてはいないが、自分でプリントした方がおそらく高くつくのではないかと思う。


いもうとの旦那さんが出張だからと、いもうとと姪が引っ越して初めて私の新居にやってきた。
姪のペースで片道1時間半はかかっただろう。

1歳の姪が走れるくらいの広さがある部屋の中で、姪は最初はきょとんとしていたけれど、次第にペタペタと裸足で歩き始めた。
本当に、よちよち、歩く。
時々、どすん、と転ぶ。

バナナを「ななな」、アンパンマンを「あんぱんぱん」、乾杯を「パンパイ」、りんごを「こ」、手をタッチして「イェーイ」、抱っこは両手を上へ、おいしいはほっぺに手を当てる。
前よりもちょっとだけ語彙が増えて、歌える歌も遊びも増えた。
キラキラ星は手をひらひらとさせるし、一本橋こちょこちょも小さな手でほんのり優しくやる。

相変わらず食いしんぼうの彼女は6枚切りの食パンを焼かずに頬張って、おかずも茶碗いっぱいくらい食べる。
デザートにはりんごとか柿とか。
口の中のものが終わる前に次をくれと声をあげる。
あんまりにもおいしそうに食べるものだからこっちも手を出したくなるけれど、塩気もない出汁で煮ただけの野菜がメインなので私が食べても美味しくなんてない。

食べるの大得意、寝るのがちょっと苦手。
朝の寝起きは超すっきり。
お風呂上がりは超ご機嫌。
たぶん、人と比べるとちょっぴりのろくてちょっぴりおとなしい。

いっぱい、いい思いをしてほしいなと思ってあやすけれど、いつも「アンパンマン」と「お母さんといっしょ」には敵わない。
食い入って離さない。

お母さんでない私が一緒にいることに慣れてきて、だんだんと私とも一緒に遊んでくれるようになる。
しかし今度は追いかけるのもあやすのも、私の体力が持たないのと、私が途中で飽きてしまうのとで長くは続かない。

姪を喜ばせながら育てているいもうとは偉いなあと思う。

寝るのが少し苦手な姪は、夜中に何度か声を上げて起きる。
本人も気持ち良く寝られなくてかわいそうだなと思いつつ、おばさんもそれゆえ寝不足。
自分で引っ掻いて付けた傷を痛がって大泣き。

おいしい、たのしい、うれしい、いたい、くすぐったい、さむい、ねむれない、いごこちわるい、おなかすいた。
意のままに表現できる子どもの自由さと、その解決は意のままにならない子どもの不自由さ。

ぜんぶそれでいいんだよ、と、でも快は快でも、やっぱり不快なものは不快だよなあって。
少しずつ、自分で解決できるようになるよ、と。

いもうとが残していった上等の赤ワイン。
普段は絶対買わない牛肉でも買って、玉ねぎと一緒にワイン煮にしようか。
かたまり肉ではなくて細切れ肉で。