足立美術館の館内で日本画や焼き物などを見た後、
お茶室をみつけた父に連れられ“寿立庵”へ。
父はさっさと、行ってしまいます。
こちらが入り口になってました。
こちらのお茶室は、桂離宮「松琴亭」の意匠を写して建てられたのだそうです。
茶釜の写真を撮っておいてくれと頼まれましたので、
撮りましたよ。
父は鋳物屋(鋳物師?)だったもので、茶釜には興味津々。作ったこともあるそうです。
いただいたお茶とお菓子は・・・
栗と白隠元の羊羹で、とっても美味しかったです。
季節のお花が飾られているのもステキです。
そしてこちらは館内唯一、お庭に出られるようになっています。
アケビがなっていたり、
苔がとても綺麗だったり・・・
外壁を見ると、赤さびのようになっています。
これはわざとのようで、壁材に鉄粉を混ぜこみ錆びた模様を「蛍壁」と称しているそうです。
一方内壁は、菜種油を混ぜ込むことで黒ずんでくる「菜種壁」だそうです。
天然素材を色々混ぜ込むことで、変化をつけていたのですね。
こちらの寿立庵、モミジが紅葉すると苔の緑に映えてとても見応えがあるそうで、11月中旬から12月初旬が見頃だそうですよ。
父は大好きなお抹茶とお菓子がいただけて、大満足のようでした。
旅行記がつづきます。