昨日のお話の“なまず”、なぜ登場したかがもうわかっていただけましたね。
そう、ノリくんと一緒に、国立歴史民俗博物館へ行きました。
開催中なのは特集展示、 『 黄雀文庫所蔵 鯰絵 ( なまずえ ) のイマジネーション』 です。
今回は入館料だけで見ることのできる特集展示でしたが、企画展示室をひとつ使った、充実した内容でしたよ。
ノリくんも私も下調べをしていなくて、ナマズの絵が見られるのね~ぐらいのつもりで行ったのですが 、なんと安政江戸地震の後に出版されたナマズ (暴れると地震が起きる ) を描いた版画のことだったのですね。初めて知りました。
まずは大地震の被災状況を伝える瓦版などを見ることが出来ます。
展示作品の中に、ナマズを鎮めるためにその頭尾に打込まれたという要石が登場するのですが、どれもすごく大きな岩や石碑のようなものが描かれていてビックリ。
というのも2019年の秋に香取神宮で要石を見ているのですが、気づかなければ通り過ぎてしまう位の感じだったのですよね。
この要石、杭のような形状だという説もあるそうですが、そうなると気になってくるのが鹿島神宮の“要石”です。
何せ、鹿島神宮の要石はどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったといわれているそうですからね。
行ってみたいな。もちろん掘ったりできないですけどね。
見に行くだけですよ。
というわけで、この後夏休みで家にいた息子も誘って、水産センターへ“なまず”を食べに行ったのでした。
・・・食べに行くお話ばかりになってますね。