本の紹介はめったにしていませんが、ちょこちょこと読んでます。イタリア語で!ウソ!読もうと思って現地で買ったイタリア語版の春樹の本も、本棚に入ったきり(笑)
今回読んだのは、「特命全権大使 米欧回覧実記 普及版」タイトル長いです。1871(明治4)年に、岩倉具視を始め、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文ら「岩倉使節団」が米国、ヨーロッパを訪問した旅行記(全5巻)です。あの時代に50人ん以上の日本のエリートたちが1年9ヶ月をかけて体験した貴重な記録なんですが、物語ではないので、もちろん面白いものではない。各地で工場の視察をしたり、行く先々の国の産業についての考察があったりと、日本が近代化に向かっていく様子が見てとれる。
イタリアについてはどのように書かれているか、ということにとても興味があった。フィレンツェ、ローマ、ナポリ、ヴェネツィア、パドヴァあたりを1ヶ月くらいで回ったようだが、自然が豊かで美術館とそこに収められている美術品の素晴らしさをほめる一方で、人々は怠惰で街にはゴミが落ちている。交通は乱れていて、馬車を追いかけて花を押し売りする…って140年前も今も変わらないようです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/sweat01.gif)
ご興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。ちなみに、イタリアについて書かれているのは第4巻![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/book.gif)
イタリアから見れば、日本が変化しすぎなんだよね。
今回読んだのは、「特命全権大使 米欧回覧実記 普及版」タイトル長いです。1871(明治4)年に、岩倉具視を始め、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文ら「岩倉使節団」が米国、ヨーロッパを訪問した旅行記(全5巻)です。あの時代に50人ん以上の日本のエリートたちが1年9ヶ月をかけて体験した貴重な記録なんですが、物語ではないので、もちろん面白いものではない。各地で工場の視察をしたり、行く先々の国の産業についての考察があったりと、日本が近代化に向かっていく様子が見てとれる。
イタリアについてはどのように書かれているか、ということにとても興味があった。フィレンツェ、ローマ、ナポリ、ヴェネツィア、パドヴァあたりを1ヶ月くらいで回ったようだが、自然が豊かで美術館とそこに収められている美術品の素晴らしさをほめる一方で、人々は怠惰で街にはゴミが落ちている。交通は乱れていて、馬車を追いかけて花を押し売りする…って140年前も今も変わらないようです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/sweat01.gif)
ご興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。ちなみに、イタリアについて書かれているのは第4巻
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/book.gif)
イタリアから見れば、日本が変化しすぎなんだよね。