ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

刀の国の人だから

2013-04-05 | 日記・エッセイ・コラム
大学入学とともにひとり暮らしを始める際、実家からは柳刃包丁を1本持たされました。これ1本で何でも(野菜、魚、肉すべて)切れるからという理由で。はて、今どきの大学生はどうなんでしょう?自分で買いそろえたりするのでしょうか?それとも料理はしないから最初から包丁なんて持っていなかったりして!

さて、先日に合羽橋へ行った折、包丁屋さんを何軒か巡ったところ、お客さんの外国人率が非常に高かった(見るだけじゃなくて本気買いの様子だった)です。以前から日本の包丁は、海外から来る方達に人気が高いけれども、また一段と外国人が増えたような気がする。そういえば、近所のホームセンターでもちょっとした包丁コーナーの前で、外国人たちがあーだこーだ言いながら(何語かわからなかった!)数本の包丁を買っていった姿を見かけたこともあるし。でも、包丁だけじゃなく砥石も一緒に買っていってほしいね。砥石で研いで切れ味を保った上こそが日本の包丁だからね。だって、日本は刀を使っていた国だから、強くそう願います!