圧倒的名演となった2日目のルイージ指揮マーラー「千人」
2023.09-2024.06 NHK交響楽団定期公演の演目・指揮者・スケジュール発表になった時、「ブロムシュテットのブルックナー第5番」と「ルイージのマーラー千人」のどちらかが『人気ナンバーワン』になることは容易に予想出来た。両公演共に、両日発売初日に購入した。ブロムシュテットは来日中止になったので、「ルイージ指揮千人が最人気の可能性が極めて大」と思い、NHKホールに向かった次第である。
- 16型オケ アシスタント無し
- 合唱 女声66 男声53 児童63。中央手前がソプラノ、中央奥がテノール、両脇最手前が張り出した形で児童合唱、両脇ソプラノ横がアルト、両脇奥がバス
- バンダ 2階R10 1 - 12 の後ろでトロンボーンが内側、トランペットが外側
初日16日は、ソリスト+合唱は出だしから良かったのだが、オーケストラが「第1部展開部開始からのオーケストラだけの箇所が響かなかったり、第1部コーダで音が割れたり」した。第2部は安定して素晴らしかったのだが。
2日目17日は、第1部から快調、前日とは別モノ。第1部展開部~コーダ が彫り深く鳴り響いた。
ルイージ指揮声楽陣の扱いは、首席指揮者就任記念の ヴェルディ:レクイエム 以上の仕上がり
次の声楽付き作品のN響定期が楽しみになってきた。