冬眠から覚めたばかりの
ギョロ眼の蝿が
ぼくの一番お気にいりの
コーヒーカップの縁から
ポトリと身投げした
この世での
最後との一杯と
決めていたキリマンジャロなのに
世界で唯一
安楽死と麻薬が公認の国
オランダについて考えるのも
すっかり
馬鹿らしくなってしまった
その蝿は
あいかわらず
コヒーとミルクを引き連れて
ぼくが一番お気に入りのカップの中で
ぐるぐると回り続けてる
ギョロ眼の蝿が
ぼくの一番お気にいりの
コーヒーカップの縁から
ポトリと身投げした
この世での
最後との一杯と
決めていたキリマンジャロなのに
世界で唯一
安楽死と麻薬が公認の国
オランダについて考えるのも
すっかり
馬鹿らしくなってしまった
その蝿は
あいかわらず
コヒーとミルクを引き連れて
ぼくが一番お気に入りのカップの中で
ぐるぐると回り続けてる