詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

彼女はキレイだった 第1話

2020年12月25日 | 四要素論

彼女はキレイだった 第1話 | 韓流 | 無料動画GYAO! (yahoo.co.jp)

ヘジンは小学生のころ相思相愛だったソンジュンがアメリカから帰国するとのメールを受け、ハリに待ち合わせ場所まで送ってもらう。そこに現れたソンジュンは肥満児だった過去をみじんも感じさせないイケメンに成長しており、正反対の残念な女性に成長した自分を恥じたヘジンは、ハリに自分の代役を頼み……。

キャスト
パク・ソジュン、ファン・ジョンウム、チェ・シウォン(SUPER JUNIOR)
スタッフ
監督:チョン・デユン
再生時間
01:03:18
配信期間
 〜 
タイトル情報
彼女はキレイだった
子供の頃、美人で優等生だったヘジンは成長して残念な容姿になってしまい、何をするにも冷遇され就職活動も上手くいかない日々。(全16話)
子供の頃、美人で優等生だったヘジンは成長して残念な容姿になってしまい、何をするにも冷遇され就職活動も上手くいかない日々。そんなある日、ヘジンのところに一通のメールが届く。それは、子供のころ太っちょでいじめられっ子だった親友であり初恋相手のソンジュンからだった。15年ぶりにソンジュンと会うことになり胸を躍らせるヘジンだったが、待ち合わせ場所に現れたのは完璧なイケメンに成長したソンジュンだった! 気後れしたヘジンはとっさに身を隠し、大親友で超美人のハリに自分の代役を頼むが……。後日、ひょんなことからファッション誌の編集部で働くことになったヘジン。しかし、そこに新しい副編集長としてソンジュンがやって来て……!?
更新予定
月・火・水・木・金 00:00

永田浩三さんを囲んで映画を語りつくす/レイバーネットTV第155号報告

2020年12月25日 | 四要素論
<サブ企画 : デジタル庁構想のねらいは何か><特集「映画で振りかえる2020年」>報告:笠原眞弓

 

アーカイブ録画(92分)

 今年最後のレイバーネットTVは、なんということか、私たちの映画といえば木下さん、木下さんといえば映画の木下昌明さんが亡くなって10日後に、今年を振り返る映画特集でした。会場に素敵な写真が飾られ、見守っていてくださるような気持になったのでした。

 デジタル庁の担当大臣は、政界のデジタルおたくといわれる平井卓也さん。マイナンバーを拒否している私は、保険証と一緒ということだけで、とんでもないことが起こりそうで恐ろしく、しっかり聞かなくてはならなりません。

メインキャスター:北健一/北穂さゆり

1,<デジタル庁構想のねらいは何か>

 ゲスト=宮崎俊郎(共通番号いらないネット)

 宮崎俊郎さんは、コロナの中で、密を避けたい人にとってデジタル化、オンライン化を進めることはいいことだと思っている。本当にそうだろうか。話を聞いていくと、デジタル化とマイナンバーカードの紐づけは切っても切れない関係にあり、しかも他人に知られたくない個人情報がたった1枚のカードに収められるということ。これって、なくしたらどうなるの?と心配になるのであった。

・縦割り社会から超監視社会へ デジタル庁の存在目的は?

 一番の問題は記録が残ることであり、デジタル化の裏側にはキャッシュレス化があり、その記録が国家としての国民の管理から、さらに企業へとつながっていくことという。

 これまで進まなかったのは、省庁ごとの縦割り社会だったからだが、それをトップダウンにしてすべての省庁の仕事を一元化すること。つまり、マイナンバーは、税と社会保障、のちに災害対策の3領域にのみ使うものだったが、デジタル庁直轄の番号にして、あらゆる情報をマイナンバーに紐づけ、国民を管理するための超監視社会を作ろうとしている。そこが最大の問題だと指摘。国民の情報を一元化すると、国が利用しやすくなり、ゆくゆくは民間も使えるようにするとか。日本の産業界は、デジタル化が遅れているから産業も遅れると焦り、生き残るためにと、危機意識が高いこともある。

・学校の成績まで一生ついてまわる? 紐づけされるものは?

 まず健康保険証(2021年3月から)、運転免許証(2026年から)として使うことが日程に上がっている。そのほか教育(学歴等)、銀行口座(生涯1銀行1口座ということはあり得ないので、異論も出ている)が言われている。国として力を入れているのはこの「教育」と「医療」の把握である。もしかしたら小学校時代の成績も付いて回るのかなぁと、不安になった。

 現在マイナンバーカードの保有者は2700万人だが、健康保険証は8700万枚、運転免許証は8200万枚が持っている。それらの人が、紐づけされることになる。つまり、2022年末までに全員に持たせ、持っていないと、あらゆる場面で不便になるようにしようとしている。それは、まさに国民総番号制(国民パスポート構想)である。

・世界的に情報の一元化に危機感 日本も早く顔認証反対を

世界的にみても、市民の情報が一元的に国家や企業に集積され、プライバシーが侵されることについては、一定の規制をかける動きが起きている。日本でこのカードが広がらないのは、情報の漏洩に対する不安感ではないかと考えられるが、もう一方で、日本は「国に従う」風潮があり、市民運動として「NO」という声が挙げられていないことは問題だと指摘する。

 サンフランシスコ州では、市民の力で顔認証は公的な場所では使えない条例ができた。一方で、コロナ対策の給付金の支給が早かったのは、デジタル化というより、毎年税金支払いのため、口座を国に登録するシステムがあるからという。

・地方自治体より遅れている国の個人情報保護制度

 すべてが1枚のカードに納まるとなると、個人情報保護が問題になってくるが、国より地方自治体の方がこのことには取り組みが早く(60年代から)、制度もしっかりしている。国はそのタガを外そうとしているというのだ。

・個人情報が、どれくらい漏れるのか

 運転免許証化は、警察が今まで見られなかった個人情報も採録できるようになったと理解していいと、怖いことを言う。今後の思想調査にも使えるのかと、大きな不安が湧く。

<2,ほっとスポット(休憩タイム10分)>

・ジョニーHの替え歌:「スイートホーム・シカゴ」、題して「ステイホーム・しかも」。2曲目は「七つの子」、題して「七つの小」軽妙に2曲が唄われ、笑いが漏れた。

・乱鬼龍の川柳 木下昌明さん哀悼句「映画から学び映画とともに生き」

・写真部の「今月の一枚」 バタリーケイジの2枚。動物利用の見直し。

3,特集: 映画で振りかえる2020年

映像ココカラ

進行=堀切さとみ 笠原眞弓
ゲスト=永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学武蔵大学社会学部教授)

 コロナで開けてコロナでくれる1年、映画を1本も見らけれなかった人、家でビデオ三昧だった人、それぞれの今年の1本からの映画のコーナー。そんな中でも永田さんは「映画は映画館で観るもの」と、見られなくなる前日の夕方まで、映画館にいたという。映画をレイバーネットなどで紹介している笠原は、映画館で見られない時期もあったけれど、いい映画が何本もあったとコメント。

・「あなたが選ぶ今年の1本」の発表。職場内でも『鬼滅の刃』1本の中で、他の方の1本は?
 16人、13作品が寄せられた(それぞれの推薦文を読み上げたが、ここには抜粋のみ。()内、推薦者。まとめの都合で、放送順番とは違う)。

『スパイの妻』(松原明)戦争に向かう今の日本の雰囲気とダブった。731部隊を目玉に据えたところもすごい。黒沢清監督の「コスモポリタンとして生きよう」というメッセージに共感した。     

『三島由紀夫VS東大全共闘』(小林未来)60年代の三島と学生の濃い討論。手応えが凄い。議論がロマンな時代。討論進むと三島と学生の求めているものに共通項が見えてくる展開に!

『馬三家からの手紙』(そら)NHKの番組から生まれた。中国の都合の悪い情報を隠すために、強制収容する政府を描いたドキュメンタリー。人として、人権抑圧をどう見るかと考えさせられる。

『娘は戦場で生まれた』(シネママ)戦地の生々しさを伝える映像だけではない,命がある幸せが胸に刺さる。ここにこの映像があることも、その家族の命が現在も健全であることが奇跡といえる。
(スマホの映像も多用されている)

『マッカチン シャドー・ザ・パンデミック』(北穂さゆり)東京の自然は、50年かけて作られた。その頃は線路脇のどぶ川にザリガニがいたが、今はいない。それを2週間のオリンピックのために破壊した。マッカチンとは真っ赤なアメリカザリガニのこと。動物ジャーナリストの佐藤栄記監督が、10年の歳月をかけて撮り続けた東京の生き物の姿。


『パンドラ』(柴田武男)2016年制作だがとにかく面白い。思わず日本と同じだなあと。特に、廃炉を怖れて海水投下が遅れたことに苦笑。最後の家族愛には思わず泣ける。特攻の若者達もそう言われたのかと連想。

『ドリーム』(乱鬼龍)2016年の公開当時から観たいと思っていた。思っていた以上に秀逸。アメリカ社会の「黒人差別」「女性差別」を巧みに描いている。アメリカ映画の底力を感じる。

『家族を想うとき』(山口正紀&森健一)労働者・貧しい者を追い詰めていく資本主義と、それに抗う人々の姿を感動的に描いた傑作。理不尽な扱いを受けながら懸命に家族を支えようと苦悶する主人公。
 ケン・ローチ監督の作品は、伝統的な労働者階級の家族の中にある全うさ、いたわりや不正への怒りなど、喜怒哀楽がしっかりとしていることだ。これ以上堅実な道徳観を壊す富裕者たちの勝手を許したくない。

『アリ地獄天国』(しまでひでひろ)「労働映画」の範疇を超え、人間のあり方に迫るドキュメンタリー映画の傑作。今の時代と日本社会の本質、そして家族の現実までを鮮やかに描き、ケ ン・ローチ監督の『家族を想うとき』にまけない。

『花のあとさき ムツばあさんの歩いた道』(根岸恵子)18年撮り続けたドキュメンタリー。秩父で畑に花や花木を植えて畑じまいをするムツばあさん。山での暮らしや人々のつながり。日本人が忘れゆく大事なものを思い出させる。今年観た映画で一番静かに感動した。
  *永田さんのコメント
 永田さんがNHKにいらしたころに、この元になる番組を企画。撮影の最後に偶然出会ったムツばあさんをその時のカメラマン(百崎満晴さん)が撮り続け、その後を継いだ方が亡くなっても通い詰めて作品にしたと、秘話を披露。

『群衆(同じ監督の映画をこのテーマで括る)(笠原眞弓)スターリン時代の始まる『粛清裁判』と、終りの『国葬』、ナチスの強制収容所を見学する現代の人たち。それぞれの“群衆”とは。

*笠原のコメント
 日本の配給会社の感性で「群衆」という視点で選び、一挙上映した3本。スターリンのことは、最近見直されているとも聞くので少し不安だが、注目の映画と笠原。

 永田さんが続けて、スターリンの政策がらみでは、ウクライナを舞台にした飢餓輸出を暴いた映画『赤い闇』がお薦めだという。世界が恐慌に陥っているときに、ソ連だけ余裕があって食料を輸出している。そのすばらしさを報道するべく入国するのだが、実態は酷い飢えにあえいでいた。ドラマ仕立てだが、史実に基づいたスターリン時代の闇である。

『はりぼて』(堀切さとみ&唐辛子文句郎)メディア規制を強める中で、メディア側も忖度する時代だが、富山の地元テレビの奮闘で暴かれる市議たちの不正。それが、大量辞任につながる。速い展開でわくわく。草津町の市議のセクハラ事件もこのようにしたら、ドミノ倒しのようになるかも。

・『はりぼて』に見る日本社会のはりぼてぶり

 ここで『はりぼて』の予告編が流され、市議たちの迷優ぶりに大爆笑。永田さんは、最後は議会や役所を告発していた2人の監督も、現場を離れたり、他のテレビ局に移っていく。つまり、当のメディアも怪しいよねという話になっているという。会場からの「NHKは?」という質問に「それはもう、はりぼての最たるものでは」と答える永田さん。そして、図体ばかりでかくて、反省の色がないと菅さんの生放送後の対応に言及し、いまだに改められないNHKの忖度人事を嘆く。

『マルモイ』(森本孝子&小野政美) 日本の植民地支配とはどういうことか。創氏改名、日本語使用が強制される中で、母語を守るために辞書つくりをする。朝鮮語の読み書きも出来ないパンスは、朝鮮語辞書作りを通して、自分の話す朝鮮語の大切さに気づいていく。


・『マルモイ』日本の映画人も作るべきでは?

 『マルモイ』の予告編が流れた後永田さんは、言葉(国語)はとても大事と言い、日本の中の朝鮮学校ももとをただせば、国語教習所だったとか。そして、日本の映画人もこういう映画を作るべきだと指摘する。
 ここで映像では消えているが、笠原が、戦時中朝鮮に小学校の教諭として赴任した沖縄出身の方の苦悩を話す。「沖縄では、戦前に方言追放と自分たちの言葉を奪われた。それなのに、自分は朝鮮に行ってそれをした」と。二度とあってはならない言葉の剥奪である。

・特別コーナーは木下さんと永田さんの推薦映画

『千と千尋の神隠し』木下昌明さんとの最後のレイバーネットシネクラブ(11/22)で取り上げた、木下さんの推薦作品。その時のビデオが流れた。コロナの時期、少しでも明るい映画で楽しみながら考えると。映画に登場する「かおなし」を顔がないとは、自分がないということといい、だんだん自分を作っていくと。顔のないところは菅のようだと語る。

『異端の鳥』(永田浩三)ベネチア映画祭で話題になった作品。イェジー・コシンスキ(ポーランド)の『ペインティング・バード』の小説をチェコのヴァーツラフ・マルホウル監督が映画化。

 永田さんは、この映画について熱く語る。「戦争で一番傷つくのは“子どもだよ”とのテーマ。ホロコーストから逃れるため、良かれと疎開させるのだが、そこで数奇な運命をたどり父親に再会する」。続けて「その間、これ以上ないくらいの残酷な場面のオンパレードで、人間はかくもひどいことをする存在だということを映像で教えてくれる。コロナの中で人を排除することが日本でも横行するが、この映画はそれをシンボリックに表している」という。しかもモノクロ映像の可能性を遺憾なく見せてくれるし、音楽も美しく、地域が特定されないようにセリフはすべてエスペラント語になっているという稀有な作品だ。

・永田さんの初監督作品『命(ぬち)かじり~森口豁 沖縄と生きる~』

 沖縄から発信した初の本土出身ジャーナリスト森口豁さんを撮った作品の予告編を見る。森口豁さんは、高校時代に後輩に誘われてその故郷沖縄を訪ねる。そこで見、感じたことの大きさに大学進学後、中退して沖縄にわたる。本土出身の初の沖縄のジャーナリストとしての人生が始まる。彼の出会う事件の当事者例えば日の丸を焼いた知花昌一さんたちと、丁寧な関係を保ち続ける様子が、映し出される。

 1971年のコザ報道をしっかり記録したのも、宮森小学校への米軍機墜落事故も記録したのも森口さん。沖縄の本土復帰への熱い思い、それが裏切られていく問題、今の辺野古基地が作られることの悲しみや怒りを本土出身者として、本土に伝える“伝え手”としての森口さんの人生。後継者を育てることにも熱心だったという彼の周りには、三上智恵さんもいる。

 森口さんのお人柄のよく出た映画だ。永田さんは彼の沖縄訪問にカメラを持って同行して、ご自分がドキドキしながらの感動を、ほかの方にも味わってほしいということで結果的に映画になったという。

・学生たちとの映像作りは社会と出会ってもらいたいから

 メディア社会学としての映像作りを2年生と4年生でしている。だが、映像を作ることが目的ではない。学生たちにきちんと社会に出会ってもらいたい、その手段の一つとしての映像作りとのこと。面白い人がいるとか、こんな理不尽なことがまかり通っていいのかということに気づくこと、相手の言おうとしていることを聞き取れたかが大事という。

 最後に来年のおすすめの映画は? の問いに、永田さん参加している江古田映画祭で上映を予定している樋口健二さんの映像だという。この映画祭は2012年から始まり、来年10回目を迎える。それを機に、映画祭にかかわる人たちで1本作るというのだ。来年3月の江古田映画祭が楽しみだ。

 こうして映画三昧の今年最後のレイバーネットTVは、終わった。(次回は2021年2月17日の予定)

*写真撮影=小林未来

 
 

レイバーフェスタニュースNO.3/映画『雄叫び』音楽「川口真由美」に期待感

2020年12月25日 | 四要素論
いよいよ今週末になりました。来られる方は田町へ。ホームの方はぜひ「オン 
ライン視聴」をご利用ください。なお、大交流会は今年は中止にしました。 
→https://labornetjp.jimdofree.com/online

●○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○●
  ☆レイバーフェスタ2020ニュース 第3号 2020/12/24☆
    あなたの怒りと希望を表現しよう!
●○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○●

★レイバーフェスタ2020 12月26日(土)田町交通ビル6Fホール
★お得なメール予約 https://labornetjp.jimdofree.com
   (当日1700円のところ1500円)*25日午後6時で締め切り
★学生・若者集まれ! 学生と20歳以下は無料です。
★12/26フェスタ詳細情報ページ 
 http://www.labornetjp.org/news/2020/1226kokuti
*当日は、検温・消毒などの感染対策を実施します。

■映画『雄叫び』、音楽「川口真由美」(写真)に期待感
 メインの映画『雄叫び』はフランスの「気候変動へのたたかい」に立ち上がっ 
たヨーロッパの人びとの息吹を伝えます。この分野の活動は日本は何周も遅れて 
いますが、映画をみて遅れを取り戻したいところです。日本初公開の『雄叫び』 
を観たいの声が、続々寄せられています。また「川口真由美」の人気は高く、生 
で見たい、「川口真由美が来るなら行く」の声も多いです。コロナを忘れて2020 
年の年末を素晴らしい文化企画で過ごしましょう。
 なお感染拡大状況を鑑み、例年恒例だった飲食を伴う「大交流会」は中止にし 
ました。また会場に来られない方も、今回は初の「オンライン中継」がありま 
す。有料ですが、映像も元素材から配信しますのでご利用ください。(下段参照)

■ 3分ビデオラインナップ
 3分ビデオは以下の順で16時から上映します。 
<第一部>
  01 湯本雅典「Jアラート」
  02   津田修一「軽食 なかや」
  03 田沼久男「黒目川の自然を守ろう」
  04 見雪恵美「宮古軍事に住民はNOと言った」
  05 松原明「追悼 木下昌明さん」
  <第二部>
  06 増山麗奈「ロスジェネが竹中平蔵を訴える」
  07 北穂さゆり「ブロイラーの50日」
  08 堀切さとみ「帰還者0」
  09 イケガミアツコ「オリンピック終息宣言2021」

■オンライン配信に全国から27件の申し込み
 すでにオンライン申込みは27件に達しました。YouTube限定公開版で有料(一 
般1000円・賛同人は無料)になります。urlをお知らせしますので、賛同人でオ 
ンライン希望の方は、必ず以下からお申し込みください。なお映像は元の生映像 
を配信しますので、『雄叫び』もきれいな映像でご覧いただけます。申込みは25 
日午後6時に締め切ります。
https://labornetjp.jimdofree.com/online

■レイバーフェスタ・プログラム
 9.45 開場
10.15  ドキュメンタリー映画『雄叫びー気候変動へのたたかい』
12.00 公募川柳発表(乱鬼龍)
12.15 休憩(45分)
13.00 音楽 川口真由美ほか
14.00 映像+トーク《ニッポンの今》
(1)フクシマの今『フィーネ 2-2-A-219』(10分)
  トークショー(20分) 中筋純(制作者)+堀川さん夫婦(避難者)
(2)『強制送還』(山村淳平 20分)
(3)『バスドライバーの憂鬱』(北穂さゆり 20分)
(4)『メトロレディーブルース5』(ビデオプレス 20分)
15.45  休憩15分
16.00 3分ビデオ一挙上映(9本)
16.50 終了
*詳しい内容はこちらをご覧ください↓
 http://www.labornetjp.org/news/2020/1226kokuti

■出店ブース紹介(申し込み順/締め切りました)
1)HOWSー書籍・DVD 2)わかち愛ー書籍・グッズ 3)アスナロ農園ー新鮮 
野菜・書籍ほか 4)チャンプルー白石ー書籍・アジアングッズ 5)メトロコ 
マースーDVD・パンフ 6)竹腰英樹ー週刊金曜日  7)矢間秀次郎ーDVD・書 
籍 8)中筋純ー書籍 9)山花美游ー絵本 10)クルド難民家族ー書籍・民族 
刺繍アクセサリー

■チラシ置き場
 チラシ置き場がありますので、ご自由に置いてください。

■賛同人紹介(12/25現在・88件)
〔個人〕81人
柚木康子(均等待遇アクション21)・笠原眞弓(レイバーネット川柳班)・ジョ 
ニーH・乱鬼龍(川柳人)・松原明(ビデオプレス)・堀切さとみ・安田幸弘 
(レイバーネット国際部)・前田健司・根岸恵子・わかち愛・木下昌明・倉知 
博・高木郁子・宮里勝博・佐々木有美(ビデオプレス)・三輪信吉(四日市)・ 
松尾弘・土本基子・尾澤邦子・尾澤孝司・内藤洋子・大谷喜伝次・吉村りよみ・ 
安保恵・辻法子・小島保雄・松元ヒロ(コメディアン)・小林直樹・木島敦夫・ 
土屋トカチ(映像グループローポジション)・鴻巣光雄(東埼労組)・瀬尾英幸 
(北海道)・武藤一羊・吉原真次(新潟県)・高橋信行・横田朔子・林田英明・ 
清光正孝・山本礼治・金野正晴・白石孝・ビタミン和子(命・地球・平和産業協 
会)・松原秀臣・山村淳平・五十嵐仁・竹腰英樹(中野協同プロジェクト)・前 
田伸幸・大岡寧(山梨県)・佐藤茂美・根津公子・金子恵子・松田幹雄・小林未 
来・田沼久男・長島信也・岡野奈保美・大屋定晴・しまひでひろ(あるくラジ 
オ)・志真斗美恵・毛利正道(法律事務所こんにちは)・水野美代子・柴田武 
男・中山一郎・山花美游・志真江利子・村上理恵子・長谷川澄(カナダ)・高橋 
省二(憲法寄席)・北穂さゆり・山本志都・岡林信一(市民社会フォーラム)・ 
滝沢香(東京法律事務所)・山口正紀(ジャーナリスト)・オイドン・荒畑勝・ 
小林和博・白石真人・浅井健治・正木俊行(滋賀県)・日向よう子(HOWS)・匿名(1)
〔団体〕7件
ビデオプレス・たんぽぽ舎・ひょうたん島研究会・チャンプルー白石・Labor 
Now・ノレの会・本郷文化フォーラムワーカーズスクール

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ●レイバーフェスタ実行委員会(責任団体 レイバーネット日本)
 事務局 173-0036 東京都板橋区向原2-22-17-108
  TEL03-3530-8588 FAX03-3530-8578
  メール labornetjp@nifty.com
 ホームページ http://www.labornetjp.org/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

「#生活保護は権利」Twitterキャンペーン:12.25一斉アクションに参加を

2020年12月25日 | 四要素論
小金井の片山かおるです。
ツイッターアカウントを持っている方はぜひご協力ください!
憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」にかけて
、明日25日のアクションとのことです。
厚労省の #生活保護 <https://www.facebook.com/hashtag/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D
%E8%AD%B7?__eep__=6&__cft__[0]=AZUZK9an84NjeXCp7dBrlFzbUZTHlmiGdacujpZFGSFYTemC6
XlE7PgrrRGphXLd8Ku5OG67MvgFQNkrmSElpwJAdcfXUewFZIj9OpR68Ca1y4dBCl9ULrJ7fn12ht_ok
MTfdim4uGK24scsVwA-0mvCyrp2-hMyq-bmWS2g4rR_9Q&__tn__=*NK-R> にリスペクト! #生
活保護は権利ですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 つくろい東京ファンドの稲葉です。
 クロスポスト、ご容赦ください。このメールは転送歓迎です。

 今春以降、コロナ禍の経済的影響で生活に困窮する人が急増していますが、生活困窮者
支援の現場では生活保護への忌避感を表明される方が多く、対応に苦慮しています。
 所持金が数十円、数百円になっており、路上生活の状態になっていても、「生活保護だ
けは受けたくない」とお話される方は少なくありません。
 忌避感が広がっている背景は様々ありますが、大きな要因として、バッシングの影響も
あり、生活保護を自分も利用できる、利用してもよいと思えない、という問題があると思
います。

 この間、さまざまな団体・個人が政府に働きかけた結果、ようやく12月下旬から厚生労
働省がウェブサイト上で生活保護制度の積極的な広報を始めました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seik
atsuhogopage.html 

 この機を捉え、年末が押し迫る中、生活に困窮している人たちに向けて、「#生活保護
は権利」と伝えるTwitter上のキャンペーンを行ないたいと思います。

 以下は、Twitterアカウントを持っている方へのお願いです。

**********************
「#生活保護は権利」Twitterキャンペーンの概要
**********************

◆キャンペーン時間:12月25日(金)18~21時の3時間

◆方法:#生活保護は権利 というハッシュタグの入ったツイートを一斉におこなう(1人
何回でもOK)。

◆内容:生活に困窮しているが生活保護の申請をためらっている方を対象に、生活保護の
利用を呼びかけるメッセージ(130字くらいまで)をハッシュタグと共に書いて、発信し
てください。
 制度や政策の要求をメインにするのではなく、生活困窮の当事者向けの言葉を中心にお
願いします。特に思いつかなければ、#生活保護は権利 だけでもOKです。

※多くの人が短時間に集中的にツイートすることで大きな効果が得られます。また、長時
間になると、アンチ派がハッシュタグを悪用して混乱することがあるので、それを避ける
意味もあります。

※日付は憲法25条にかけて、25日(金)にしました。また、ほとんどの役所で12月28日(
月)が最後の開庁日になるので、その日に申請に行くことを促す意味もあります。生活保
護申請自体は閉庁期間中もファクス申請や夜間休日窓口での申請書提出で可能ですが、当
面の生活費貸付や宿泊先の確保を考慮すると、28日(月)中に申請するのがベターです。

************
ハッシュタグ初心者の方へ
************

Twitterでハッシュタグを作るのに特別な申請や登録などは一切必要ありません。「#」に
続けて設定したいキーワードを入力し、前後にスペースをあければ、システム側で自動的
にハッシュタグと認識されます。

今回は、 #生活保護は権利  というハッシュタグをお使いください。

タグの始めにつける「#」は必ず半角でお願いします。全角だとタグとして認識されませ
ん。
ハッシュタグを付けるのは、文頭でも、末尾でも、途中でも構いません。ただ、#生活保
護は権利 の前後に半角以上のスペースをあけてください。
Twitterの投稿画面上で、#生活保護は権利 という部分だけが青で表示されたら、OKです。

同じハッシュタグを使ったツイートが増えれば、Twitter上で話題になり、ニュースで取
り上げられることもあります。
最近では「#検察庁法改正案に抗議します」が非常に広がり、政治にも影響を与えました。

ご協力よろしくお願いいたします。

********************************
稲葉 剛 INABA Tsuyoshi  
【個人公式サイト】 http://inabatsuyoshi.net/ ★メルマガ登録受付中!★
E-mail: inatsuyo@gmail.com <mailto:inatsuyo@gmail.com>
Twitter: http://www.twitter.com/inabatsuyoshi/ 
Facebook: http://www.facebook.com/inatsuyo

一般社団法人つくろい東京ファンド 
http://tsukuroi.tokyo/ <http://tsukuroi.tokyo/>
認定NPO法人ビッグイシュー基金
https://bigissue.or.jp/ <https://bigissue.or.jp/>
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 
http://www.rikkyo.ac.jp/sindaigakuin/sd/ 
 

貧困の現実を伝えることは貧困を止める力/ジャーナリズム大賞授賞式

2020年12月25日 | 四要素論

貧困の現実を伝えることは貧困を止める力〜ジャーナリズム大賞授賞式


*宇都宮代表から表彰状を受け取る沖縄タイムスの篠原記者(右)

 

 11月26日、東京・文京区民センターで「貧困ジャーナリズム大賞2020」授賞式とシンポジウムが開催された。今年はコロナ禍もあり、メディアの貧困報道は活発だった。大賞は、「沖縄タイムス」の連載「『独り』をつないでーひきこもりの像」、特別賞はコミック「虐待父はようやく死んだ」(あらいぴろよ)と映画「子どもたちをうよろしく」(隅田靖)の2作品、そして他に10作品がジャーナリズム賞に選ばれた。受賞者には交通費も賞金もなく、表彰状と花束と反貧困グッズのみ。それでもNHK・朝日・毎日など大手マスコミの記者たちは「メディアの賞はたくさんあるがこれが一番うれしい。光栄だ」と異口同音に語った。授賞式のあと、竹信三恵子さんの司会でシンポジウムが行われた。ズーム参加を含め10余人がずらりと並んで壮観だった。一人ずつ5分ほどのスピーチがあった。

 大賞の沖縄タイムス記者・篠原知恵さん(写真上)は「カーテンの奥から全く出てこないひきこもりの人の声を聞くまで、半年以上かかった。この人は高校退学がきっかけだったが『助けて』がなかなか言えなかった。それが言えればもっと違っていたはず。『助けて』と言える社会にしないといけないと思った」と取材を振り返った。この報道が契機になって官民連携したひきこもり支援体制の動きがつくられたという。

 映画「子どもたちをよろしく」を監督した隅田靖さん(写真上)は、「映画監督はほとんどが貧困である。私もいま警備会社で働いている。そこに35歳と45歳の正社員がいるが年収は300万以下で、彼女はいないし結婚できない。昼はパンかカップラーメンを食べている。こんな社会でいいのかとつくづく思っている」と語った。「子どもたちをよろしく」は子どもたちが直面している困難を正面から問う劇映画で、寺脇研・前川喜平氏が企画したもの。来春、劇場公開される。

 だれかが「きょうは貧困のデパートのようだ」と言ったが、ジャーナリズム賞をとった作品のテーマは「ひきこもり、DV被害、非正規公務員、外国人技能実習生、福島避難者、やまゆり園事件、フードバンク、内密出産、派遣労働、生活保護」など、じつに多岐にわたっている。共通しているのは、時間をかけて深堀りした調査報道だったこと。ある記者は「一見普通に見える人が、じつはお米もない、お金がない、食べていけないという現実を知って驚いた」と取材体験を述べた。シンポジウムで見えてきたのは「いま日本には2つの社会がある。見えない貧困が広がり分断され、社会を支える力を失っている」ということだった。コロナ禍でその分断はますます加速しているのだ。

 最初、受賞者の何人かは「頑張って報道しても変わらないので虚しい。無力感を感じる」と語っていたが、シンポジウムが終わるころには「同じ思いで報道している人と知りあえて励まされた。メディアの連携の必要性を実感した」と前向きの発言に変わった。最後に司会の竹信三恵子さんは「けして皆さんの仕事は無力ではない。貧困の現実を知らせることが貧困を止める力になる」とエールを送った。番組枠を確保する苦労話もあったが、マスメディアの中で日本の現実を伝えようと頑張っている人たちの姿をみて、清々しい思いがした。(M)

*受賞作品は以下のとおり。なお詳細は当日のプログラム(pdf)をご覧ください。→コチラ

◎受賞作品
★大賞   沖縄タイムス 篠原知恵 他
連載「『独り』をつないで-ひきこもりの像-」
★特別賞  あらいぴろよ
コミック「虐待父がようやく死んだ」
★特別賞(映画監督)隅田靖
劇映画「子どもたちをよろしく」
★ジャーナリズム賞
中国新聞 栾暁雨 林淳一郎
「この働き方大丈夫?」
DocuMeme
NHK BS1スペシャル「東京リトルネロ」
小原美和
NHKテレビ番組「分断の果てに“原発事故避難者”は問いかける」
NHK 青山浩平他
ETV特集「調査ドキュメント〜外国人技能実習制度を追う〜」
毎日新聞 上東麻子他
連載「やまゆり園事件は終わったか」
神奈川新聞取材班
『やまゆり園事件』幻冬舎などを中心とした報道について
テレビ新潟報道部
テレビ番組 「桜 SOS ~フードバンクと令和の貧困~」
朝日新聞 白石昌幸 山田佳奈
「内密出産 国は動かず」
藤田和恵
「『コロナで失業』40歳男性はなぜ派遣を選ぶのか」(東洋経済オンライン)
東京新聞 中村真暁
「足立区生活保護とりやめ問題」
以上