先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

アイランドシティー福岡の新らしいスーパー

2018年09月08日 20時02分51秒 | 日記

アイランドシティー福岡のトライアルという大型スーパーが評判になっている。セルフレジ機能のついたカートで清算が買い物しながらできる。

店舗の入り口にあるショッピングカート。バーコードリーダーと買い物情報も表示されるタブレットが装着されている

 セルフレジ機能のカートは、まずプリペイドカード会員になる必要がある。数分の手続きで済みお金をチャージして使える。買い物の際、バーコードをカートのリーダーでスキャンしてカゴに入れる。スキャンした商品がタブレットに表示される。やっぱり買わない、と商品を棚に戻した場合はタブレット操作で購入商品リストから削除すればいい。スキャンせずにカートに入れればブザーでスキャンを催促される。

 タブレットには購入した商品情報だけでなく、お勧め商品などの情報も表示される。最後は出口で、タブレット上の確定のボタンを押す。レジに並ぶことなくスムーズに会計を済ませることができた。生産に時間が食われず、タブレットに買い物リストだけでなく、特売情報も表示されるので便利だということで評判になっている。

またアイランドシティー福岡と言うのは、博多湾に作られた広大な埋立地で、2018年現在、港湾施設、大型倉庫、マンションや戸建て住宅が立っているが、70%は空き地であり、そんなところのスーパーだから、色々工夫をして客を呼び込みたいということ。天井をみると夥しいカメラがつけられているが、棒は用途ではなく、お客の動くを解析して商品棚設置や、商品政策に使っているとのこと。辺鄙なところにあるが、車まで行くには便利なこともあり、人気のスーパーとなっている。
 

なお、アイランドシティー福岡は、博多湾内の東にあって、干潟を埋めたもの。1994年(平成6年)に着手、2018年現在もマンションや、事業ビルが建設されている。総事業費は3,940億円で総面積は401.3ha。勝手の干潟は水鳥の生息地で、潮干狩りが出来ていた。人口150万人の福岡市にとっては、これだけの広大な敷地は不要であろう。福岡市が企業誘致やマンション・住宅地呼び込みに懸命であるが、いささか無理計画。

対比されるのがよこはまのみなとミライ21。こちらは1983年に着工、全体の面積は約186ha、そのうち埋め立て部は約76hである。2みなと未来は20年くらいでマンションや商業施設となり、空き地は無くなっている。横浜市の人口が370万人もいるので、交通が便利なことがもありすぐに満杯になったが、福岡アイランドシティーは空き地が無くなることはないのではないか?


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