日経ビジネス誌によると、日産の開発であるが、ほぼ同時期にマツダも熱効率44%と言うガソリンエンジンを開発したと言う。面白い事に両社ともに、車を直接駆動するのではなく、ハイブリッド車として使うと言う。
直接、駆動エンジンとして使うより、発電してモーターで、駆動するか(日産方式)、充電池により回すモーターを副駆動エンジンとして使う方(マツダ・トヨタ方式)がはるかに燃費がよくなっている。ガソリンエンジン単体では小型車でガソリン1リットルで精々10数Kmがハイブリッドにすると、40kmにもなる。どうしてだろうか?
日産自動車が、最高熱効率で45%に達する次世代ガソリンエンジンを開発したことが日経 xTECHの調べで分かった。量産エンジンで、世界最高値になる可能性が高い。2020年に量産を始める。搭載車両の燃費性能を大きく高められる。
シリーズ方式のハイブリッド車(HEV)機構「e-POWER」に搭載する次世代機で達成する。2020年春ごろに発売予定のSUV(多目的スポーツ車)「エクストレイル」から採用する計画だ。

現行のシリーズハイブリッド機構e-POWERの外観。小型車ノートに搭載する。左がエンジン、右がモーターとインバーターである。排気量は1.5L程度で、理論空燃比で燃焼する発電専用機になる。ターボチャージャーで過給するダウンサイジングエンジンになりそうだ。
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