米中、追加関税の一部撤回で合意間近 米紙報道。経済戦争は治まる可能性は高くなっただろうが、中国の現政権の根底にある覇権主義は引っ込むわけなく、覇権争いは止まらないであろう。
ドナルド・トランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席。中国・北京の人民大会堂で(2017年11月9日撮影、資料写真)。(c)Nicolas ASFOURI / AFP
【3月4日 AFP】米紙ウォールストリート・ジャーナルは3日、米中両国が貿易戦争において互いの輸入品に発動した追加関税について、一部撤回で合意間近であると報じた。
同紙が匿名の消息筋の話として報じたところによると、両国の代表団による交渉は大きく進展しており、最終的な合意に近づいているという。
また、米首都ワシントンで先月行われた閣僚級貿易協議において意見の相違が縮小したことで、今月中に行われる予定のドナルド・トランプ大統領と中国の習近平国家主席との首脳会談で正式な合意を結ぶ方向で調整中だという。
ただ、同紙はいくつかの障害も残っていると指摘し、合意後には両国から譲歩し過ぎとの不満の声が上がるとの見方も示した。(c)AFP
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