先端技術とその周辺

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みずほフィナンシャルグループ(FG)、6800億円の巨額損失

2019年03月08日 08時36分15秒 | 日記

 

 
勝手のシティー銀行、三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3行になってしまっているが(りそなはどうなっているのか?)、みずほの巨額損失で2行になってしまうのか? そして、更にきびしそうなのが地方銀行。勝手は県政を誇っていた銀行、いったいなぜ、衰退しているのか?
 
 

日経によると、勘定系システムを中心とする6800億円の巨額損失を発表したみずほフィナンシャルグループ(FG)。丸紅との資本提携による系列リースの再編やLINEとの新銀行設立など、就任1年で坂井辰史社長が矢継ぎ早に打ち出した戦略は銀行中心主義から脱却できなかった裏返しだ。佐藤康博前社長時代に旧3行の融和を最優先した「One(ワン)みずほ」戦略に誤算が生じたからでもある。 

2018年4月の就任後、坂井社長がまず命じたのは、この10年間の経営の総括だった。2019年度から始まる新中期経営計画の土台とするためだ。佐藤前社長(現会長)が掲げたOneみずほ戦略への批判にもつながりかねない指令。

Oneみずほ戦略とは銀行・信託・証券の3社での一体運用だった。ただ、現実は銀行支配の強化。富士、第一勧業、日本興業の3行が経営統合し、銀行同士で争いが絶えない非効率な構造が残っていたから。その結果、銀行・信託・証券の外枠にあるリースやカード戦略が他のメガバンクに比べ遅れた。システムトラブルなど困難な時期を乗り越えるため、中核会社での求心力に力点を置いたことの弊害が生まれた。


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