先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

女性上院議員ハリス氏が急浮上、米民主党討論会

2019年06月29日 08時53分08秒 | 日記

WallStreetJournalやBBCが米民主党討論会で女性上院議員ハリス氏が急浮上と伝えていた。唯、民主党の大統領候補ケッテのための討論会の初日なので、単なる観測にすぎないだろう。いずれにしろ、この段階でも大勢の大統領候補者がいて、議論している今の民主党が大統領を誕生させるというのは難しいように思える。

 2020年の米大統領選に向けて27日夜行われた民主党候補テレビ討論会で、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)が株を上げた。ハリス氏は人種問題を巡ってジョー・バイデン前副大統領に戦いを挑み、討論を支配できる能力を見せつけた。候補者の乱立する民主党の大統領候補指名争いで、ハリス氏の評価が高まる可能性がある。

Image caption2020年米大統領選出馬を発表した民主党のハリス上院議員

米民主党のカマラ・ハリス上院議員(54、カリフォルニア州選出)は21日、2020年米大統領選に出馬すると発表した。民主党の候補指名争いに参加するのは、これで8人目。

ハリス議員はカリフォルニア州の地方検事と州司法長官を経て2016年に初当選した。

ハリス議員はドナルド・トランプ米大統領を声高に批判してきた1人で、民主党にとって新進気鋭の存在と見られてきた。父親はジャマイカ出身のスタンフォード大学教授(経済学)、母親はインド・チェンナイ出身のがん研究者だった。

これまでに民主党では、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、キルステン・ジリブランド上院議員(ニューヨーク州)、タルシ・ガバード下院議員(ハワイ州)、ジョン・デレイニー前下院議員(メリーランド州)、フリアン・カストロ前住宅都市開発長官などが、出馬の意向を示している。

2020年の民主党大統領予備選にはすでに少なくとも4人の女性が出馬する見通しで、大統領選を同時に戦う女性の数としては過去最多になる可能性がある。

もしハリス議員が民主党の候補指名を獲得すれば、アフリカ系アメリカ人としてもインド系アメリカ人としても、主要政党の大統領候補としては初めてのことになる。

21日にワシントンのアフリカン・アメリカン大学で大統領選に向けて初のイベントを開いた議員は、長引く連邦政府の部分閉鎖について、トランプ大統領が米国民を人質にとっていると非難した。

ハリス議員は、「80万人が家賃をどう払ったものか困っている時に、(トランプ氏は)壁だという自分の見栄のための事業のために、アメリカの人たちを人質にしている」と集会で述べた。

Presentational grey line

キング牧師の記念日に

21日はアメリカでは、米公民権運動の代表的な存在、マーティン・ルーサー・キング牧師の生まれた1929年1月15日を記念する国民の祝日だった。ハリス議員は意図的にこの日に合わせて、出馬を発表した。

「キング牧師は大志の人だった。私はいつもそのことに勇気をもらいます」とハリス議員は述べ、「キング牧師を称えるこの日は、私たちアメリカ人全員にとってとても特別な日で、牧師を記念するこの日に発表できて光栄です」と話した。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿