【6月29日 AFP】大阪で行われた20か国・地域首脳会議(サミット)の夕食会の映像で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が自分専用のマグカップを持参して飲み物を飲んでいる姿が確認され、ソーシャルメディア上では、20年近く政権を握っているプーチン大統領が被害妄想にとらわれているのではないかとのジョークや臆測が飛び交っている。

 

 映像には、他国の首脳が一般的なワイングラスで飲み物を口にする中、プーチン氏が魔法瓶タイプの白いマグカップで何かを飲む姿が映っている。

 ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は国営ロシア通信に対し、「プーチン氏は、常にあのマグカップで紅茶を飲んでいる」と説明している。

 プーチン氏は自分のマグカップで、ドナルド・トランプ米大統領と乾杯。一方のトランプ氏がワイングラスから飲んでいたのは、コーラと思われる暗褐色の液体だ。

 G20のような国際会議にマイカップを持参したプーチン氏をめぐり、インターネット上では同氏が誰も信用していないのではないかとの臆測が飛び交った。 

 プーチン氏のパロディーアカウント「@DarthPutinKGB」はツイッターに、「私がこれまで目にしてきたものを目撃すれば、あなたもマイカップを持参するようになるだろう」と投稿している。(c)AFP