「韓国の仮想敵は日本」GSOMIAの“日韓接着”は剥がれる運命だった! とダイアモンド誌が伝えていた。
そして韓国は着々と軍備拡張し、北や日本を圧倒する軍事力を築いていると言う。
実際のところ、韓国海軍は潜水艦16隻、ヘリ空母1隻、巡洋艦3隻、駆逐艦6隻、フリゲート17隻、1200トン級哨戒艦18隻を持ち、数的には海上自衛隊の潜水艦20隻、ヘリ空母4隻、それ以外の護衛艦43隻に迫りつつある。
韓国陸軍は人員49万人で、陸上自衛隊の3.6倍。海軍も潜水艦16隻、ヘリ空母1隻、巡洋艦3隻、駆逐艦6隻、フリゲート17隻、1200トン級哨戒艦18隻を持ち日本と互角、
空軍も韓国空軍が持つ戦闘機は約590機で、航空自衛隊の約330機よりはるかに多く、ミサイル11トン(B29は4.5トンだった)を搭載できる戦闘爆撃機F15E(韓国用はF15K)を、59機を保有している。同機は戦闘行動半径が1250キロもあり、韓国空軍は東京空襲ができる。
以下はダイアモンド誌の記事の要約::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
一般の国民だけでなく、韓国軍は日本を「仮想敵」とする姿勢を露骨に示してきた。そして軍備拡張も。仮想敵国が軍備拡張をするに応じて、拡大して言っている。
冷戦が終了した1990年代から「主な敵は日本か北朝鮮か」との「主敵論争」が起き、国防白書から北朝鮮を敵視する表現が削られたこともあった。
北朝鮮の海軍、空軍は貧弱だから、韓国の海軍、空軍が軍備増強の予算獲得を図るには日本を仮想敵にする必要があったのだ。
韓国海軍は1987年、ドイツに「209型」潜水艦(潜航時1300トン)3隻を発注したが、北朝鮮海軍は弱体だから、当然議会では「なぜ潜水艦が必要なのか」との質問が出た。これに対し、海軍側は「日本の海上通商路を襲撃するためだ」と答弁した。
ドイツの造船所は韓国側に潜水艦の運転方法だけしか教えなかったから、韓国海軍は、海上自衛隊に「潜水艦の運用、戦術を教えてほしい」と要請した。
韓国議会での議論を知っていた海上幕僚監部は唖然としたが、拒否するのも角が立つから、教科書に載っているような初歩的な内容だけを教えたという。
韓国陸軍は人員49万人で、陸上自衛隊の3.6倍、米陸軍の46万7000人を上回る。戦車2500両、装甲車3300両、ヘリコプター59機を保有し、西欧各国の陸軍並みに近代化している。
米陸軍が、冷戦終了の1989年には韓国に3万1600人いた兵員を、今は1万9200人に減らしたのも、韓国軍が通常戦力で圧倒的だからだ。
韓国海軍は潜水艦16隻、ヘリ空母1隻、巡洋艦3隻、駆逐艦6隻、フリゲート17隻、1200トン級哨戒艦18隻を持ち、数的には海上自衛隊の潜水艦20隻、ヘリ空母4隻、それ以外の護衛艦43隻に迫りつつある。
東京上空の制空権が目標日本が射程に入る巡航ミサイル
また韓国空軍は、「ソウルから1000キロ圏内(東京が入る)の制空権確保」の目標を公言している。
韓国空軍の代表が、米国防総省を訪れ空中給油機の売却を要請したこともある。
米国側が「北朝鮮の奥行きは300マイル程度、給油機は不要では」と問うと、「東京を爆撃する際に必要だ」と言い放ったという。驚いた米国防総省の担当者は日本側にそれを伝え、給油機は売らなかった。
だが韓国空軍は欧州のエアバス社製A330給油機4機を2015年に発注、昨年11月1機が到着している。
また、韓国空軍は、爆弾、ミサイル11トン(B29は4.5トンだった)を搭載できる複座の戦闘爆撃機F15E(韓国用はF15K)を購入、59機を保有している。同機は戦闘行動半径が1250キロもあり、韓国空軍は東京空襲ができるようになった。
現在、韓国空軍が持つ戦闘機は約590機で、航空自衛隊の約330機よりはるかに多い。北朝鮮空軍は無きも同然だから、韓国空軍は防空の必要が少なく、対地攻撃が主任務だ。
韓国はさらに、射程800キロ、500キロ弾頭が付く弾道ミサイル「玄武2C」や射程1200キロの巡航ミサイル「玄武3C」を開発している。
弾道ミサイル、巡航ミサイルの総数は計約2000発に達しつつある。韓国から北京までは900キロ余りであり、1200キロの射程ならほぼ日本全域を攻撃できる。韓国の潜水艦も巡航ミサイルを搭載している。
冷戦時代のイデオロギーがなお残る日本では、韓国は味方という感覚があるから、こうした韓国の軍事力の著しい増強をメディアなどが報じることは少ないが、韓国はすでに軍事大国なのだ。
経済面でも韓国のGDP(2016年)はロシアの1.2兆ドル余りをしのぐ1.4兆ドル余りの規模だ。
1人当たりのGDPは約3万2000ドルで日本の78%だが、物価を加味した購買力平価だと日本の94%に当たり、IMF(国際通貨基金)は2023年に日本を抜く、と予測している。
一方で、北朝鮮のGDPは167億ドルで韓国の84分の1に過ぎず、人口も2500万人で韓国の半分以下だ。
米国はGDPで隣国メキシコの約17倍、人口は2.5倍だから、朝鮮半島の南北の国力の差は、米国とメキシコの差以上だ。
韓国の国防予算は今年度で46.7兆ウォン(約4兆円)で日本の約76%だが、韓国の国防中期計画(5年)では年平均7.5%増加し、2023年には61.8兆ウォン(約5.4兆円)となり、今年度の日本を上回る。
ここまで軍事力に差をつけられた北朝鮮が核を放棄する可能性は低い!
韓国に国力、軍事力で大差をつけられた北朝鮮は、対抗策として核と弾道ミサイル開発に力を集中し、もし韓国、米国の攻撃を受けたときには、核で報復する能力を持つまでに至った。
だが北朝鮮の方が韓国や米国、日本を攻撃すれば、激しい報復攻撃を受けて滅亡するのは必至だから、自ら先に攻撃をする公算は小さい。
北朝鮮が核ミサイルを使うのは米、韓国軍の攻撃を受けるなどで滅亡が迫り、「死なばもろとも」の心境になった場合だろう。
「抑止」は相手側の理性的判断を前提とするもので、自暴自棄に陥りかねない北朝鮮の核ミサイル攻撃に対しては、日米韓が報復力を示すことで攻撃をさせない抑止戦略をとっても効果はない。「自爆テロに対しては極刑でのぞむ」と宣言しても防止はできないのと同じだ。
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