打ち上げられてから30年経ってもうとっくに寿命といわれているハッブル望遠鏡が画期的な次々成果を上げている。、今度はアインシュタイン・リングと呼ばれる、質量の大きな天体がその周りの時空間をゆがめて、自分自身の光だけでなく後ろからの光も集めてレンズになって見えるアインシュタインの予測したアインシュタイン・レンズが観測されたという。
画像の中心に位置するのは「SDSS J0146-0929」と呼ばれる銀河のクラスター、数百の銀河が集まっていて、巨大な重力が、背後の銀河からの光を歪めることで、1か所にあるが楽シーからの光のように見えるという現象を的確にとらえている。
ハッブル宇宙天文台は重さ11t、主鏡の直径2.4mの巨大な宇宙天文台
ハッブル宇宙望遠鏡はアメリカが1990年に地球周回軌道上に運んだ光学望遠鏡です。形態は、長さ13.1m、 重さ11t、 主鏡の直径2.4mで、宇宙に浮かぶ巨大な天文台といえます。この望遠鏡は97分で地球を1周し、寿命は15年とされています。このハッブル宇宙望遠鏡との通信は、人工衛星を介しておこなわれています。ハッブル宇宙望遠鏡によって得られたデータは、観測の提案者がいる場合にはその提案者に渡され、ほかの科学者は1年間はそれを使えませんが、1年後には世界中の科学者が利用できるように公表されます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます