最終章だけど、、、

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狂い咲き?

2020-06-16 13:30:18 | 日記
もっと適切な言葉があるのかもしれませんが、
どうしても思い出せなくて、
迷いながらこのタイトルにします。

要は、
植物の世界にも季節感が薄れている、
あるいは、地球温暖化(なんでもこのせいにするのも短絡的だとは思うものの)
などの理由で、季節が先行している、
秋に咲く花がもう咲き始めました。


自宅玄関先の萩です。もう咲くばかりになっています。
生け花の花材の千代萩なら、ちょっと前まで花屋さんにこぼれそうにありましたけど。

それから、今は自宅なので撮影できませんが、陋屋のフジバカマ【秋の七草 晩秋まで咲きます)がやはり盛りを迎えんとしています。
フジバカマもとても繁茂している上に、もっとひどいのが、これは時季外れでなくて、
鬼百合の群生。
虫が苦手な私はフジバカマと鬼百合の占拠している陋屋の中庭(坪庭)を網戸を通してみるだけで、
下におりることがありません。
加えて鬼百合も大の苦手。

好きなのは笹百合です。
母の生存中には、ちょうど今頃、お仲間で山の好きな方が
お知り合いの山の中の群生するところから、何本かお届けくださっていました。
母の毎年の喜びようったら、、、
百合が大好きな母は、長兄の子どもの第一子が女の子であり、その名前に
ゆり、とつけたほどです。
残念ながら、長兄は熟年離婚して、ゆりちゃんの高校生くらいまでしか
母は楽しめませんでした。
彼女が生まれたときは、横浜の新興住宅地に父の念願の二世帯同居の家が
できており、両親は仕事の都合で新居ではほとんど生活しませんでしたが、
私と次兄は、離れといわれた両親の家に住みいつもゆりちゃんと遊んでもらっていました。

成長して、私の今住むこの家にも遠路遊びに来てくれたゆりちゃん、
私の両親の最後の席には列席していませんでした。

笹百合の色紙(大伯父・・・夫のです 日展画家だった)の遺作が色紙ですがあります。
このとおり、この時期自宅居間の床の間に掛けております。

掛け花入れにはラベンダー(我が家の前でだいぶ繁殖しましたが、私のクルマの乗り降りに邪魔になって、一昨年カット。切りすぎて枯らしました)しかたなく、買ってきたものです。

鬼百合が嫌いなので、秋の終わりに根っこから引っこ抜くのですが、それでもいつの間にか出ています。
根っこには、いわゆる ゆり根がくっついているので、
それを食すのは好きな私はいつも食べられるのかな?と一瞬血迷い、次の瞬間に毒でもあったら、と理性を働かせ、すべて廃棄します(笑)

今日の我が家、

日照りのため紫陽花はしおれ気味ですが、まあまあ大きく元気です。ガクアジサイです。
そして、
この前植えた八重のドクダミ、プランターの中ですが元気です。

早いのがここにもあった。矢筈薄です。穂まででる勢いです。

最後にもう一度、萩の花。


狂っているのはこの家に住む女主人の私もですけどね。。。


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