最終章だけど、、、

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ご褒美

2020-08-22 01:08:38 | 日記
またもや、到来物がございましたので、自分に甘ーーーくして自分へのご褒美ということにします。

もう日付が変わったので、昨日のことになりましたが、21日というのは、お寺さまの月二回の月忌参りの日の一つです。
自宅には、お仏壇はなくて、わずかに自分で決めているある場所・・・鋳物製の観音像を置いている例の場所 には、朝夕手を合わせたり、黙礼したりして、心のよりどころにしています。お花も欠かしません。
お寺さまが月2日、お参りにいらっしゃるのは、自宅から1㎞くらい離れたところにある陋屋・・・いつもながらの説明ですが、明治5年築のだいぶ、がたがきている平屋の寓居です。

非常勤ながらそれなりに定時の仕事を持つ私より、家人が、このお寺さまの月忌参りの接待を担当してくれるといいのですが、それにお参りは、家人のご先祖様をまつってあるお仏壇でなされることですし、が、当日になると、なぜか、担当は私、となります。
9時ごろいらっやるお寺さまの前に急ぎ、陋屋に到着していること。肝心です。遅れそうなときは車で、でも、パーキングに入れたり出したり、の労をとるくらいなら、自宅から歩くのが意外に確実です。
今朝は、お寺さまのお車が陋屋前に入ったのと、私の到着とが同時でした。
当然ながら、打ち水をするどころか、奥までの土間を掃くこともならず。。。
お仏壇をあけ、御燈明を点けるまでで精いっぱい。エアコンもあちこちオンにして、と。
お経が始まったら(ふつうは一緒にお参りしますが)今日は、お湯を沸かして、その間にお茶菓子を出して、お茶は桜緑茶にしました。
最も忘れてはいけないのが、お布施です。キッチンテーブルの引き出しに数か月分お包みして用意はしてありますが、お渡しするのを1年に一度くらい忘れます💦💦💦

茶菓の接待をして、傍らにお布施もそれ用の小さなお盆にお載せして、少しだけお話し相手もして、今日もぎりぎりセーフでした。中門で一回、外の門でもう一回、三つ指をついてご挨拶、お見送りいたしました。

そのあと、いつものハートクリニックで受診の予約をしていました。先日の検査結果を聞くのと、いつものチェックです。思ったより結果良好で嬉しかったでした。ただ、今まで指摘がなかった血糖値・中性脂肪などの数値について、血液検査の基本ですから出るわけですが、はじめて食生活の注意を受けました。まだ病気の予備軍で、おまけに普段からカロリーやら油がどうとか、甘いものがまずい、とか全く注意していなかったので、年相応の傾向だと納得はできます。アイスクリームとかケーキの代わりに和菓子がいいですよ、とドクターの笑顔。
クリニックの帰りにエクレアを買おうと思っていたのですが、断念しました。

陋屋に戻って、午後は、銀行の外回りの係の人の来訪を待ちました。お花も生けかえて、とはいえ、花材がなくて、庭から水引き草、矢筈薄、やぶらんなどありあわせにはさみを入れてですが。

薄を撮ったつもりが入っていませんね。では

やっぱり、ススキ撮れていない。気を取り直して続きへ
担当者の彼女、結婚して10日しかたっていません。3月か4月の結婚式を延期して今月決行したようです。写真も持参してくれていました。それに米粉仕立てのシフォンケーキも。今日は、営業はしないで、とにかくおしゃべりに参りました、と輝く瞳も元気いっぱいです。

夕刻、宅急便が届くお知らせが入っていたので、後片付けもそこそこに、自宅へ。ジャストインタイムで受け取ることができました。
大切なお友達からの葛羊羹です。本物の葛を昔ながらの製法で羊羹にしてある待ちに待っていたお菓子でした。
わたしよりだいぶお若いお友達は、いつでも心配りのきめ細かい優しい方です。言葉の節々に明るいけれど、丁寧な行き届いた語尾がいつまでも心に残ります。
今年はこんな状況ですから、なかなかお目にかかれません。でも次にお会いすることが待たれてなりません。
葛羊羹のためには、お抹茶に限る、そう思って新しく茶筅をおろしました。お抹茶も新しい缶をあけて、お茶こしでふるいにかけます。

台所のテーブルで立ったままお茶を点てた私です、頂いたのは居間のソファで。陋屋と違って写真撮影できる空間になっていません(恥)でもこれが生きるということ、と。大袈裟に。

いつもの小学生の日記並みの今日の私の一日。
結局、美味しい到来物を「和菓子」ということでご褒美にすりかえて、気持ちもお腹も満たされた それをここに書き留めたかったという次第です。
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4 コメント

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美味しそうですね (madonna)
2020-08-22 17:28:07
暑い夏は絶対に和菓子です。今までは和菓子でも洋菓子でもどちらでも良かったのに、今年は絶対に和菓子。それだけ暑いのか私が年を取ったのか。
月に2度もお寺さんがおいでになるなんて大変。しかも9時なんて早い。
九州の方は知りませんが、北陸・関西は宗教の行事をしっかりとしますよね。宗派が違うせいか、関東の方はそんなことがなくて助かります。
岡本和子さんは5,6年前にキリスト教に入信したそうです。仏教は亡くなってからの行事が大変で、息子たちに気の毒だからと言って。
私が大阪に住んでいた幼い頃、よくお坊さんが来て親戚のような親しさで、それはそれで楽しかったですが。
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エクレア買わず (すらいむらいだー)
2020-08-22 20:29:10
正解でしたね。
これだけ美味しい物が届いたのなら。
抹茶をさっと立てるのが、ぽこさんらしい!

私も。お寺さんの行事、タイヘンだろうな。
と思いつつ読んでおりました。
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お寺さまは、親戚感覚 (ぽこ)
2020-08-22 22:26:30
かつては、本当にそうでしたね。
お寺さまには、過去帳があって、どこの何某がどこから嫁をもらって、いつ身罷ったか、などなど。
それに、一種の文化を含む情報のもと。かつては寺子屋を兼業されていたお寺も少なくなかったかもしれません。
今でも、門信徒にひたすら財政上のことを委ねてそれに胡坐をかいているお寺もないわけでもありませんが、一方では、キリスト教では一般的な日曜学校を近隣のこどもたちのために続けているお寺もあります。
私の両親の菩提寺がそうで、両親の時代で若はんといわれていたご住職なりたての眉目秀麗の方の奥さまは音大卒で、男の子二人か三人産んで育てる一方で日曜学校で仏歌をこどもたちに教えていらっしゃいます。
のんのさま、ののさま、ありがとうございます♬みたいな。Madonnaさんの末のお孫ちゃんがお墓の前で歌われるのとよく似ているのではないかと。

今も特に農家あたりでは、カギを施錠していないで、お寺さまは、がらりと開けて、お参り。お布施の場所もあらかじめ決めてあって、手を合わせていただいて変えられる・・・そんなお宅もあるにはあります。
が、一方では、
だれも気付かない盲点とばかり、ひとりで留守番している小中学生が。お仏壇の中のお布施をねらって家庭内万引きの温床にもなっている との話も聞きます。

20LDKほどもある立派なお宅に、お年寄り夫婦、夫婦、こどもといわゆる三世代同居している実情は、家の中でそれぞれ孤立化、ほとんど会話もない、独居老人と大違いしないわ、とまで言う人も。
そして、どんな邸宅にお住いのおうちでも、やがて、こどもが巣立つと、そこは、住む人が一人か二人かやがて廃墟の場合だってないわけではありません。

お寺さまの出入りしていた次代では考えられなかった他人に家の中に入らせない時代の極端な例です。
ちょっと考えさせられます。
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付け焼刃の (ぽこ)
2020-08-22 22:39:27
わたくし、不肖ぽこでございます。

月忌参りの前日に、お花とお菓子のチェックだけは忘れずにしますが、
当日は、ほんと、大慌てのことが多いです。
よく、すねを打ったりします(笑)
この美味しい葛羊羹をお寺さまに、ほぼ生ものですので、次回のお参りまで取っておくわけにはいきません。

本当にお菓子を用意できない時のために、
虎屋の一口羊羹と森永の個装してあるチョコレートを年中冷蔵庫に入れています。
ごくまれに、エスプレッソマシーンでコーヒーを作ってお出しすると、喜ばれることもあります。
ハーブティーとチョコレートも意外に気に入ってくださいました(笑)
この一週間は、毎晩お抹茶で、私のティータイムを心豊かに過ごすつもりです。
そうそう、お寺さまにもお抹茶を点てることがあります。今年は、お雛様のころ、落雁と一緒に、でした。
コロナ禍以来、お菓子は包まれてお持ちいただき、お茶も時間をかけないで済ましていただいています。
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