6月も終わると、来週の月曜日七月二日は「半夏生(はんげしょう)」。このころは、吉天の誕生日近くで、半夏生草の葉が白い葉をつける。
半夏生草はドクダミ科の多年草植物。半分、お白粉をつけた様で「半化粧」とも言われる。また同じ意味で「片白草」ともいわれる。
近くの農家の生垣から、この時季に覗いているので、毎年七月の自分の誕生日になったと思う。
『半夏生』は、二十四節気七十二候のうち、夏至の第三候にあたり、夏至から数えて十一日目、七月二日ごろとある。
半夏生と半化粧は、変換ミスのような面白い出来。
散髪の頭たたくや半夏生 吉天子
半夏生七、八割は白髪かな 吉天子
「片白草」よりも、多い白髪頭を、床屋の鏡見て思わず叩いてしまった吉天爺。