ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

12345並んだよ。

2007年09月15日 | ブログ

本日、9時30分に通算アクセス数が、「12345」並びました。

皆様がご訪問いただきましたお陰です。よそ様の人気ブログからすれば、宇宙のゴミみたいなものですが、12345の瞬間は凄いと思いましたよ。当初はアクセス記録できないベースのグレードで、途中から、有料のホップに切り替えたのでそれ以後のカウントです。「かぐや」打ち上げ成功とともに、祝。


いろ波14・薔薇色(ばらいろ)

2007年09月15日 | 色の世界

薔薇色の人生、薔薇色の時代という。

幸せな人生、あやかりたいものだと調べてみたくなった。

一般的には、ローズ、ローズピンク、ローズレッドといわれる色が、薔薇色にあたる。

ヨーロッパの花、よもや、日本の伝統色ではないと思っていたが、ディックの「日本の伝統色」の第7版、#N-715「薔薇色(ばらいろ)で収まっていました。(お笑いなら、欧米か) というところ。

バラは、薔薇(そうび)として『源氏物語』にも、登場する花(読んでない、無責任)、そう言えば、近代の訳詩(上田敏の)にも、「花薔薇(はなそうび)」の言葉あった。しかし、色の名前としては、伝統色に入るほど古くはない。ヨーロッパ文化とともに流行ったからか。

明るい鮮やかな赤、「薔薇色の人生」象徴的でどんな人生なのか。

色名として、「ローズ・レッド」は、1300年代の文献にもみられるというから、花の色からよく知られ、親しまれていたのであろう。

一方、「オールド・ローズ」という色名は、オールド、古い、アンティック、として、くすんだ灰色がかったバラ色。

ヨーロッパの古きよき時代をしのばせる優雅な色合いが「オールド・ローズ」。

このほうが、「きもの」、色無地に染めてしっとりとした色で日本女性によく似合うと思う。何となれば、日本古来の「薄紅(うすべに)(うすくれない)」に近い色目だから。

「美しい国、日本」は、「薔薇色の日本」明るい幸福な国を目指していたが、このまま幻に終わるのか。とかく「バラ」の花は、虫がつきやすい。