先日の入院の前に、やってきてくれたのはエミーです。
退院して迎えてくれたのもエミーです。
吉天は、かねてより「かえる」を少しずつ集めているささやかなコレクターでやんすが、この度の蛙は、ちいと大物でやんすよ。
蛙は縁起物で「無事かえる」とか、財布に入れて「お金がかえる」などいわれていますんで、無事に退院して帰れるようにでもないんですが、「かえる」なんです。
信楽焼きで、でんとした存在感のある「奴」なんです。お店屋さんで目と目が合って、一目ぼれで買ってきちゃいました。
目が笑っているんです。名づけて「笑みがえる」と紹介されまして気に入りました。
湖子庵の二階に祀るように飾りましたさ。
神々しくても、困るので「笑みがえる」を「笑美」として、もっと軽く「エミー」にしました。
もともと、悉皆屋吉天の店のキャラクターは、「よみがえるキモノ」で小袖をまとった蛙なんです。
新入りの「エミー」とガチンコしないで仲良く店を盛り立て貰いたいと願っている吉天ですがな。