もう夏の思い出にひたっている場合ではないのでありましょうが・・・
彼の事を書きとめておかなければ・・・
そう、彼・・・。
ご主人様、わたくしはもう・・・どうにもいけません。
そう、このうつろな表情の彼は、
この夏、生まれて初めて“大阪の夏”を経験したのであった。
♪猫はコタツでまるくなる♪ってくらいだから、
苦手なのは寒さで、暑いのは大丈夫だろうと思ったのは大きな間違いだったようで、
かぁちゃんがデイの日の昼下がり、私が隣の玄関のドアを開けると
・・・彼は・・・
この格好のまま、廊下に転がっており、微動だにしなかったのだ。
度肝を抜かれた私は、靴を脱ぎ散らかせたまま走りより
「ロデム!!どうしたぁっ!?」
「誰にやられたぁっ!?・・・敵はどこだぁぁっ!?」
・・・・いや、そんな者はおりませんが・・・
けど、しかし、ほんとに、どうにかなっちまったのかと思って・・・
だって、大声張り上げているにも関わらず、彼はそのまま微動だに・・・
微動だに・・・・せず・・・・?
してた・・・しっぽだけ、動いてた
名前を呼ぶ度に、しっぽだけでパタンパタンと床を叩いて返事をしてた。
・・・あの~・・・一応猫なんだからさ、
にゃ!とか、みゃぁ!とか言えばぁ?
どうしてあんたまで、私の心臓に悪い事をやらねばならんのだ?
この後しばらくそのままの姿勢でいたロデムは、
私が洗い物を始めると「みゃぁぁぁぁ
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」と起き上がり、
思いっきり伸びをして、音も無く忍び寄って足元に絡みつき、
「まだやろ~っ!!ごはんの時間にはまだ早いでぇっ!!」と邪険に言い捨てられ
「うっそ~~~っ
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」と目をウルウルさせながら
隣の部屋へすごすごと消え去ったのだった。
あのぉ・・・猫って仰向けに寝るの???
ぴぃに聞いたら、ロデムは小さい頃から時々仰向けに寝るようで・・・
その度に「あんたぁ、猫やねんで。自分が猫やって分かってる?」と
しっかり目を見つめて諭してきたらしいが・・・
そんなもん、わかるかぁ・・・
猛暑の夏はすっかり過ぎ去り、その記憶も曖昧になりつつあるけれど、
んなもの、もう若くはない体に堪えない筈はなく、
テケテケ、パタパタし続けてたら、どうにも動きが鈍くなって来たのが週初め。
およ・・・?動けネェ・・・。あったまイテ・・・
珍しく計ってみたら、9度4分・・・・うっそぉぉぉ
・・・・もっと早く気づかんかぁぁ?
皆々様も、どうか油断召されませぬよう
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夏バテは、忘れた頃にやって参りますゆえ。
え?私、今はすっかり元気で~~す。
さて、そろそろこちらも再始動せねば