体調不良のバロメーター

食欲の有る無しはもちろんの事、やる気の有る無しもそのひとつ。
けれど一番“ありゃぁ？風邪でもひいたかな？”と実感するのは、かぁちゃんのトイレの時なのだ。
抱っこしてくるっと半回転の時のかぁちゃんがやたら重くなる。
いつもはひょいっと持ち上げられる筈なのに「んが・・・。」と声を出さねばならなくなったら要注意。

・・・って事に気付きましたよ。

そのかぁちゃんの担当者会議があったのは、mamaKモードがピークの頃
ケアマネとデイの責任者と理学療法の先生とで、デイサービスのある階の別室であった。
今の目標は数年前からと同じく「現状維持をなるべく長く！」と言うことなのだけれど
「今一番気になってはるのは何ですか？」と最後にケアマネに聞かれた時
「デイはいつまで利用出来ますか？」と、私は答えた。

かぁちゃんの歩みは、そう聞かなければならないくらい不安定になってきている。
以前は「家の前の階段が上り下りできる限りはいつまでも。」と言ってくれたケアマネさん
今回は「椅子に座る事が出来る限りいつまでも。階段は何としてでも下ろします！」

おおお！力強いお言葉に感涙・・・平に、平に感謝

週初めに、その時来られなかったショート先の担当者に、かぁちゃんのショートからの送りのついでに
ケアマネさんを交えて我が家で担当者会議をしてもらえた。
ショート先との担当者会議は２度目。なかなか忙しくて時間が取ってもらえなかったのだけど
前回からそういう形でゆっくり話が出来るようになったのだ。
やっぱり直接話をする事は大いに必要なのだと前回もかんじたけれど、今回も安心材料が増えた。
そして、ここでもやっぱり聞いたのだ。
「ショートっていつまで利用できるんですか？」
「寝たきりの方もショートステイを利用される事あるんですか？」

担当者の兄ちゃんが言ってくれた。
「もちろんです。階段は背負ってでもおろします。」
おおおお！兄ちゃん！あんたが天使に見える

デイもショートも利用し始めてから１０年。
最初は２か月以上前に予定を立ててショートを申し込んでもなかなか希望通りには取れなかったけれど
今は長く利用しているという事も理由のひとつらしいけれど
前回ゆっくりとショート先のケアマネ兄ちゃんと話をしてからは特に
「かぁさんは最優先で希望日を取らせていただいてます。」と、こちらも力強いお言葉を頂いている。


かぁちゃん、かぁちゃんは不本意かもしれないが、私には涙が出る程ありがたいんだよ。
月に一度、私があっちへピュン！こっちへピュン！！って出来るのは皆さんのおかげだもの。
それがなけりゃ、私はこんなに笑ってられないだろうし、
きっと、とっくに“ひょいっ！くるっ”なんて抱っこは出来てないと思う。

少しでも長く“ひょいっ！くるっ”が、かる～く出来るように、私も風邪をひかないように頑張るから
かぁちゃんももそっとガンバレ！！もそっと一応でいいから歩いておくれ！！



・・・・・たのむわぁ！！かぁちゃん！！！