











今年もまた蠟燭に火を灯す
灯はゆらゆらと揺らめいて、時に長く、時に短く
予測のつかない風に煽られて、大きく揺らめき、ふっと消え入りそうになり・・・
けれど再び炎が立ち上がる。
暗闇の中のその小さな炎の明るさに、今年もこの時を迎えられた事に感謝する。
その思いは年を重ねる毎に大きく、けれど静かに穏やかになって来ているようだ
誰かの為に、誰かの助けになる事なんて何も出来ないけれど
自分の事に手いっぱいで、その自分の事すらまともに出来ず情けなくはあるけれど
誰かを思う事は出来る
それだけなら何とかまだ出来る






いかがお過ごしですか?
お元気にされていますか?
答えはなくても思い浮かべる自由は与えられているらしく
沢山の方々のお顔が次々に浮かんで来るのを抑える事は出来ない
どうか、お幸せでありますように
もしかしたら、それを否定されておられる時かもしれません。
けれど、それでも、必ずお幸せでいらしてくださいと祈らせてください
明るい日差しの下では小さな蝋燭の明かりなど無にも等しい
けれで暗闇の中でのそれは、信頼できる道標となり行く手を照らす
そして、その道標に明かりを灯すのは
他ならぬ自分自身である事を思い出す
この時を今年も迎えられた事に心からの感謝を!!
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かぁちゃんの瞳の中に蝋燭の灯りが揺らめいているのを見つけた。
「あ・・・ちゃんと見てる♪」
それを確認した後で大きく息を吸い込んで・・・吐く。
そんな事がとても大切で幸せな事だと思えたイヴの夜を過ごしました。
クリスマスの朝です。
随分慣れっこになってしまったけれど、想定外のドタバタに疲れ果てて
ちょっと1時間程眠ろう・・・と横になったら勝手に5時間ほど経過しており


いつもはこの日が明けた時にクリスマスのご挨拶をするのに、大いに遅れてしまいました。
・・・まるで、今の私をそのまんま象徴しているような出来事だわっ

でも、いいの~

だって、クリスマスだもの~~

と、言う事でリセットボタンは既に押してしまいました。
真っ新でございます。
これからまたその真っ白なスペースに筆をおいて行きます。
新しい一年も、御多分に漏れずごってごてに色を重ね、ガンガンにはみ出していくのだろなぁ
けれど、そろそろ塗り潰したその後に、仕上げの金や銀のラメを散らすくらいの余裕は欲しいなぁ。
そうそう、昨日、イブに入って30分ばかりした頃に
二之介が年内は帰れそうにないからと突然帰宅しましてね
それからご飯の準備やら洗濯やらで、知らないうちに朝になっておったのですよ。
おかげで、一日中ぼ~っとしてしまい、あれこれ信じられないことをやってのけてしまったので
いつになく、大笑いしっぱなしでクリスマスを迎える結果と相成りました。
まあねぇ・・・これも一つの幸せと言えば幸せなんでしょうねぇ。