行ってきました。イタリア4都市を巡る旅。中欧、パリ、ロンドンの旅に比べていろいろな面で
タフな旅になりました。
これからイタリアへ旅行される方のためと、自分の忘備録として書いてみます。
まずは準備編。
前回の反省から、今回新たに持っていくことにしたもの。
1.iPad 自分の位置情報や鉄道、天気の情報が知りたくてレンタル。(スマホ持ってません)これが
正解だったかは後ほど。
2.スニーカー ウォーキングに使っているもの。今回はこのおかげで石畳もなんのその。
ほとんど足のダメージはなかった。軽いし、必携です。
3.ウィンドブレーカー 南のローマは暖かく、北のミラノは寒いので、薄手の上着は重宝しました。
これも軽く、かさばらないのがいい。
4.古い下着 着たらすぐに廃棄。洗濯いらずで、荷物もどんどん減るのがうれしい。
5.トリートメント シャンプーはあっても、トリートメントは置いてないので。
髪がゴワゴワだと気分悪し。
さて、日程の都合で往復乗り継ぎになりました。
往き エールフランス 成田→パリ アリタリア パリ→ローマ
帰り エールフランス ミラノ→パリ エールフランス パリ→成田 です。
いつもながら成田が近づくにつれ、ワクワクしてきます。
そしてこの電光掲示板。ついに出国!
エールフランスといえばウェルカムシャンパン。食事もおいしい。
機内食の写真撮ればよかった。
さて、夜9時頃、ローマ着。ちょっと遅い時間です。乗継だと大体どの便もこの時間になるようです。
レオナルドエクスプレスでローマ テルミニ駅へ。
…と思ったら、ここでいきなりのトラブル。今回はトラブル続きでしたが、しょっぱなから来ましたよー。
列車を間違えて普通列車に乗ってしまった(もちろん後で気づいた)。テルミニ駅には停まりません。
どんどん人がいなくなっていき、「あれ、おかしいな」と思った時には
かなりローカルな駅に着いていました。そもそも列車のなかに路線図はなく、
駅に着いても→で次はどこ、という表示もなく、車内アナウンスもよく聞こえないという、
三重苦のような列車。
ついに降り立った駅には駅員もなし(今までヨーロッパの駅で駅員を見たことはないかも)、
もちろん改札もなし。駅前は真っ暗です。タクシーもいません。さあ、どうする?
…と、困ったときには結構ラッキーなこともあるもので、
この駅で降りたお兄さん(地元の青年)が「どうしました?」と声をかけてくれました。
なんと親切な若いお方。
「間違った列車に乗ったんですね。テルミニへはバスがあるんだけど…」と言ってくれた時に、
なんと、当のテルミニ駅行バスが煌々と灯りをつけて駅前に到着したのです。神々しくさえ見えた。
「あぁ、あのバスです」おぉ、なんというタイミング。丁重にお礼を言って、乗り込みました。
しかしチケットがない。運転手さんも売ってくれない。どころか英語も通じない。で、タダ乗りしましたよ。
ま、これからローマにたくさんお金を落とすんだから、いいか。
テルミニ駅からはタクシーでホテルへ。今考えるとタクシー代、ちょっとボラれてました。
荷物があって、日曜の深夜だからかな、と納得することにする。
ホテルはリバーパレス(リバーサイドではない)。イタリア情報サイトのアーモおすすめホテルです。
アーモには今回、次の宿泊地、フィレンツェとヴェネツィアのホテルの予約をお願いしたり、
その他いろいろお世話になりました。手数料が安くて良心的でした。
しかーし、このホテルでまたもや問題発生。
ホテル自体はぽてち好みのクラシカルなのです。以下、画像。
洗面所は大理石のタイルがふんだんに使われ、壁紙も厚いクロス製。
家具調度品も申し分ないのですが、とってもヘンな女の人が出没しました。二度も。
(幽霊のたぐいの話ではないですよ)
一回目。昼にホテルに戻った時。コンコンとノックの音。そして「ガチャッ」と
ドアを開ける音。「え、掃除?」
「Sorry」と言いながら、ドアを閉めます。何かと思って見ると、
明日の天気予報を書いた紙が置いてあります。「なんだこれ」
そして二回目。夜9時頃。疲れて寝ていたら、またコンコン。しつこいので、
「誰?」と聞いてもまだコンコン。「アンタのこと知らないんだけど」と言うと、
また「ガチャ」。メイド風の格好をした女です。そしてまたもや天気予報と
お菓子を置いていきました。
ホテルの部屋のドアを勝手に開けられたのは初めてです。
何をしたかったのか。誰かいると言い訳のように紙を置いていくのか。
そもそもホテル側はこのこと知ってるの?カギを渡してるってことだよね。
いつでも部屋に入ってこれる人がいるっていうのは気持ち悪いです。
フロントに言えばよかったかな。荷物を探られたような形跡はなかったけど。
イタリアのホテルってこんな感じ?
観光のことも書こうと思ったけど、そこまで行きつけなかった。次回です。
教訓:レオナルドエクスプレスの画像を出国前にちゃんと見ておくこと。