深夜にホテルに着きましたが、次の日は日本から予約した「バチカン美術館」に行くために
朝食は早めにとります。もちろんアメリカンブレックファスト。ぽてちはホテルを選ぶ基準として
この盛りだくさんの朝食つきじゃないところは選びません。ここは一人ひとりコーヒーを淹れてくれました。
エスプレッソ、カプチーノ、カフェラテなど、リクエストに応じてくれます。
朝一番、ローマパスという、観光と交通機関のパスを買いに地下鉄スパーニャ駅へ徒歩で向かいます。
(なぜ徒歩かというと、パスには交通機関乗り放題がついているので、買う前にに地下鉄に乗ってしまうと
もったいないから)
スパーニャ駅は文字通り、スペイン階段の近く。チケット売り場でローマパス48(48時間有効)を購入。
さっそく乗り放題を使って、バチカン市国へ向かいます。iPadで位置を確認しながら。地下鉄というのは
出たとこ勝負で、いきなり方向がわからなくなりますからね。
まだ空いている早朝のサン・ピエトロ広場。
最初に込み合うことが予想されるサンピエトロ寺院から見学。早ければ早い方が空いてます。
8時台だったと記憶してますが、15分程度並んで入れました。
見学して出てきたら、びっくりするほど並んでました。
そうそう、今回、旅行に先だって、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」を読み返しました。
作中に出てくるのはウエストポンテだけど、これは北みたいですね。方角別にたくさんありました。
寺院の内部。ミケランジェロのピエタ像。
サン・ピエトロの名の由来である聖ペテロ。
などなど、カトリックの大本山ですから、規模はすごいです。しかし、難をいうと、
あまり心に残らないんだよね。キリスト教信者じゃないからか。
権力を誇示しているようにしか見えない。
いったん塀の外に出て美術館に向かいます。ここもすごい行列。
予約してあるので、スイスイ追い越して入場。
天井がこんなに豪華です。
歴代の教皇がありあまる財力を使って集めた美術品が盛りだくさん。
システィーナ礼拝堂へ向かいます。「天使と悪魔」にも出てきますが、ここでカンヅメになってコンクラーベを行うのですね。
ここも天井、壁、すべてが絵でできています。
中央がプラトンとアリストテレス。教科書に載ってたなぁ。
ここはぜひ見たかったらせん階段。美しい。出口なんです。
いったんホテルに戻り昼食。近くのバールでパニーノを買って食べました。アンチョビが日本と違う味でおいしい。
ポポロ広場からバス(これも乗り放題)でパンテオンを目指します。言い忘れましたが、ホテルはポポロ広場近くです。
聞きしに勝る大きさ。ぽてちがローマで最も見たかった建造物。
なにしろ紀元118年から今までほぼそっくりそのまま残っているんですから。
天井は巨大なドーム型で、なんとコンクリートのみでできています。鉄骨とかなしに。
もっと暗いかと思ったが、やさしいあたたかな光に満ちていました。神聖な特別な場所。
たたずむと心洗われる気がしました。
トレビの泉。工事中ですが、足場を伝って彫像のそばまで行けます。巨大です。
イタリア各地の観光地は補修工事が多かった。
またホテルに戻り、休憩。ホテルの便がいいとこれができていい。
近くのサンタマリアデルポポロ教会へ。「天使と悪魔」で法王候補者の最初の殺人が行われる場所。
小規模な教会ですが、カラバッジョなど名品があり、きれいな教会でした。
画像はないです。ほんとに良かった場所はなぜか写真を撮り忘れている。そんなもの。
自分の目に焼き付けました。
夕方にはポポロ広場隣接のピンチョの丘へ。
いかに教会が多いかがわかります。
夜はオステリアでワインとピザ。というと軽く食べたように聞こえますが、
ピザは直径30cmほどです。完食するのが大変。食べたことのないチーズや食材や香辛料が使われていて、
ガイドブックには載っていない店でしたが、おいしかった。
例によってぽてちは時差ボケで非常に眠いので早々に就寝。
結局1週間はリズムがおかしかった。
明日はコロッセオ。