今回で終わらせるつもりでどんどん行きます。
20.「森は知っている」吉田修一 あれ、この作家はこんなエンターテインメントを書くんだっけ?いや面白い。
産業スパイものです。これはいかにしてスパイになったか、編なので、前作(前に発表された作)を読まねば、ね。星3個
21.「その姿の消し方」堀江敏幸 もう、この作家の文章の上手さは、あざといほどですね。多分、他の作家に
嫉妬されてると思います。星2個
22.「太陽は動かない」吉田修一 こちらがスパイ本編。最近の産業スパイ事情(?)がよくわかりました。星3個
23.「満願」米澤穂信 勝手に石持 浅海と勘違いして読んでいて、途中で、あれ、こんなに文が上手かったっけ?(失礼)と
思って調べたら、「インシテミル」の作家だとわかりました。短編集で、どれも引き込まれました。星3個
24.「悲しみのイレーヌ」ピエール・ルメートル フランスの作家。残虐な犯罪ですが、トリックには驚かされます。星2個
25.「雪沼とその周辺」堀江敏幸 アマゾンで単行本で購入。だって200円ちょっとで買えますからね。秀逸な文章と構成力。星2個
26.「リカーシブル」米澤穂信 女子中学生が主人公。今どきの中学生って、こんなに周りに気を遣うの?大変だぁ。星1個
27.「その女アレックス」ピエール・ルメートル 「悲しみの~」の後に読むことをおすすめします。誘拐された女性の話かと思いきや、
被害者が加害者に…という、手の込んだ構成で楽しめます。星3個
28.「儚い羊たちの祝祭」米澤穂信 最後にびっくりしてしまう、ホラー的ミステリー。短編集なので、読みやすいです。星3個
29.「王とサーカス」米澤穂信 女性ジャーナリストがネパールで犯罪に巻き込まれます。異世界を経験してみたい人におすすめ、かな。星2個
…と書いてきて、やっぱりダメです。まだまだ出てきます。
画像も出せなくて申し訳ない。あと10冊以上の分は、また次回。