ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

トルコへの旅 10.イスタンブール観光(3回目)

2023-12-22 12:48:18 | 

(上の画はホテルからの街並み。この辺はオフィス街で、観光地へ行くのには不便)

さてトルコ最後の日。今日は一日フリータイム。数々のヨーロッパ旅行を自力でこなしてきたぽてちの真価が問われます。

まずは腹ごしらえ。

ヒルトン最後のご飯。おいしかった。小さい器の中はクロテッドクリーム。あのイギリスの

スコーンにつけるヤツですな。生クリームとサワークリームを合わせたような味で、おいしいのです。

 

さてどこへ行く?当初の予定では行ったことのないアジア側(ボスフォラス海峡をフェリーで渡った反対側)に行って、2019年に完成したチャムルジャ・ジャミィ

(なんとドームの高さ72m,6万人以上収容)の巨大な姿を見に行こうかな、と思ってましたが、なにしろ寒い。やめました。

夫が考古学博物館に行きたいというので、やっぱり旧市街へ。今まではどこでもバスで行けましたが、ここからは自力。

結構遠いので、地下鉄やトラムに乗ります。回数券を買いに地下鉄オスマンベイ駅へ。

駅までがまた分かりにくく、1kmくらいあるのでグーグルの経路検索で。しかし、「南へ進みます」といわれても、

どっちだかわからないのよね。パッと取り出して見られるように、コンパス(アプリではなく本物の)の必要性を感じました。

やっぱり持ってくるんだった。

 

切符の自動販売機。日本語表記あり。でも、回数券を買おうとしてもうまくいかず、結局イスタンブルカルトというカードを

260リラも出して(1400円くらい)買ってしまった。残り少ないトルコリラ、ちょっともったいなかった。

イスタンブルカルトはチャージ式のカードです。地下鉄、トラムなどは一律で80円くらい。

 

これがイスタンブールの地下鉄です。

 

地下鉄車内の路線図です。

 

さて、イスタンブール大学前駅で下車後、トラムに乗り換えます。

堂々たる大学。

 

トラムの停留所。

 

トラム車内の路線図。

考古学博物館の近くで降り、お昼ごはんです。

なんという店かわかりませんが、世界各国のお客さんからの色紙(的なもの)が貼ってありました。

 

前菜のようなものが出ました。なんだったか忘れた。

 

エビのアヒージョみたいなやつ。

 

クラシカルケバブと書いてあったやつ。これ、ラムだよね?最後に食べたかったのよ。でも確信はない。おいしかった。

 

バクラヴァ。やっぱおいしい。

 

お茶が付いてきた。

ずっとそばにネコちゃんがいて、(こんな風にどこでもネコがいるのがトルコ)

かわいいおててをぽてちのうでにちょんちょんして、「くれー」と催促されていたのだけど、

パンやパイ皮あげてもいらないと言う。お肉が欲しいのね。でもこんな濃い味付けの肉あげていいのかな。

わからなかったので、結局あげなかった。生まれて初めてのちょんちょんだったのに、残念。でもうれしかったなぁ。

 

店内です。

夫はここがこの旅行中のベストなお味だったそうです。

それではいざ。

ここが博物館入り口。

 

大きな建物。古代オリエント博物館と、タイル博物館が隣接しており、共通券で見られるのだが、今は休館中で見られず。

どうりで空いてると思った。

 

これ、どこかで見た気がする。生贄の子羊(多分)を持った神様(多分)。

 

ニケの像です。

 

顔が写ってないが、アレキサンダー大王だったと思う。

 

金製品や金貨の部屋もありました。

 

そしてアレキサンダー大王(とされる)の石棺。

勇ましい彫刻付きの棺なのです。こんな棺に入ってるんだったらアレキサンダー大王では?

 

嘆き悲しむ女たちの棺。ちょっとコワかった。

もっとたくさんの展示品(先に行ったトロイやエフェスのも多かった)があり、広くて、ゆっくりと2時間くらいかけて見ました。なにしろ時間はたっぷりある。集合は夜9時。

旧市街も大体見終わったことだし、新市街へトラムで渡ろうと思ったら、ガラタ橋手前で引き返す車両でびっくり。聞いてないよー。

ま、時間もカードもあるのでじっくり待って次の次のトラムで新市街へ。

ちなみにカードは一枚でも、一人が改札を越えてからバトンタッチでもう一人に渡してもう一回改札を通るというやり方ができました。

 

新市街と言えばガラタ塔です。ビルのすき間からしか見えないけど。すごく眺めがいいらしいけど、なんと階段しかなくて、すっかりお疲れのぽてちには無理でした。

 

頂上は改修中。

 

寒いし疲れたのでカフェで休憩。初めてトルココーヒーをいただきました。

なんか泥水のようで、うまくはない。これなの?って感じ。

 

ケースの中はおいしそうなケーキがいっぱいでした。

 

昨日トラムに乗ったイスティクラク通り。

 

通りを横切る国旗はトルコ建国100年をお祝いするものでした。

 

ムール貝のピラフ詰めです。これも名物。

 

さて、通りを冷やかしながら歩いてタクシム広場までやってくると暗くなってきて、そろそろ最後の夕食を食べなければ。

こんなドネルケバブもありますが、ぽてちが選んだのは、

 

インド料理の店の、カレー2種でした。こういう変わったものが食べたくなる頃です。

 

まずまずのお味で、さてカードでお支払い、とカードを渡すと(奥へ持っていくのは気に入らないなぁ)、

次の瞬間、なんと停電に。えー。通りは明るいんですけど。

ま、結果何事もなく復旧。

地下鉄オスマンベイ駅で降りて、まだ時間が早いので(まぁ、持て余すこと持て余すこと)、

ホテル近くのカフェでビールを飲んで、さぁ、帰ろうと思ったら、なんとまたまた停電。なんだここ。

ぽてちが思うに、この辺は再開発に伴う工事が多く、その関係で停電するのではないか、と。

そんなこんなでホテルのロビーにたどり着き、皆さんと集合。イスタンブール空港へ向かいます。

 

巨大空港です。ここでまた数時間過ごし、翌日の深夜2時台の便で帰国となりました。

結果、トルコリラは50(250円くらい)くらいしか残らなった。これ結構テクニックいるんですよ。

ユーロとかだと次に使えるが、トルコリラはねー、多分一生使わないので。

 

帰りの便で配られたアメニティ。

 

帰りの機内食。やっぱり日本発の方がいいですな。

羽田に夜8時頃に着き、なんとかぎりぎりで家までたどり着きました。

とーっても疲れました。すぐに寝ました。