今日11月24日は米国ではブラックフライデーと呼ばれる日である。これは、株価暴落の暗黒さを示す「ブラックマンデー」とは異なり、感謝祭の祭日明けのクリスマス商戦開始日で小売店が黒字になることを意味しているらしい。
しかしながら、今年の11月24日の米国市場はクリスマス商戦開始の黒字と株価暴落の暗黒さの両方の意味でブラックフライデーになるかもしれない。11月7日の中間選挙を目的に実行された株価維持政策は非常に有効であったが、その反動が出てくるべき時期である。投資会社トラシンダのGM株大量売却、外国人投資家の米国長期債券投資からの退避など、悪い情報も増えている。
11月7日以降も米国株は比較的堅調である点から、今年年末の機関投資家の四半期決算の数字嵩上げを目的とする相場という見方もあり得るが、その裏をかいて暴落を起こすシナリオも十分考えられるだろう。2001年9月11日の米国自作自演テロから数えて今日はちょうど1900日後というキリのよい数字(1900と言う数字は2001/9/11の中に含まれている)であることも非常に気になる。更に、金曜日の米国市場ならばその後2日間世界の金融市場が休みになるため、大混乱が起きても市場を閉鎖せずに関係者が対策を打つ余裕がある。本日の米国金融市場(株価だけでなくドル相場、債券相場、金相場も)の行方が非常に注目される。
今日発表された新東京タワーのデザインはJJ予知夢で示されているイラストに似ている。これは、JJ予知夢のシナリオを書いている日本政府中枢が予知夢実現を記念して発表した様にも思える。日本刀を意識したというデザインからは、剣道で一本勝ちしたイメージor勝利宣言として日本刀を天に向けて突き上げたイメージや、明日11月25日が国際金融資本の支配に絶望して自決した三島由紀夫の36回目の命日(憂国忌)であることが連想される。今日は実はベルリンの壁が崩壊した1989年11月9日に匹敵する日なのかもしれない。 . . . 本文を読む
●December 2006 - Dollar-Real Estate-Stock Markets: US consumer's insolvency, a catalyst of the impact phase of the global systemic crisis
(Public Release GEAB N°9 / November 16, 2006 )
The American . . . 本文を読む