国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

日本と高句麗は兄弟民族

2013年02月05日 | 日本国内
紀元前37年から668年まで朝鮮半島北部から満州南部にかけて存在した高句麗は高句麗語を使用していた。この高句麗語は琉球語の次に古代日本語に近い言語であったという。高句麗語と最も近い言語は古代日本語であり新羅語や古代朝鮮語はやや遠い関係になる。倭・高句麗共通語が村山七郎によって提唱されている。これに反論する学者がほぼ全て韓国系であることは韓国の伝統である歴史捏造と評価すべきであろう。恐らく日本は高句麗と兄弟民族の関係にある。トルコ・モンゴル・朝鮮民族は従兄弟か又従兄弟ぐらいか。高句麗遺民が建国に参加した渤海も日本の兄弟国家と見なせるだろう。日本と渤海の頻繁な交流は注目される。 高句麗滅亡の2年前に来日した高句麗政府高官(恐らく王族)が日本に帰化し、後に武蔵国に高句麗出身移民とともに高麗郡を作りその首長に命じられ、その直系の子孫が高麗神社の宮司を勤めている。これは高句麗王室の子孫かもしれない。 高句麗を滅亡させたのはモンゴル高原の遊牧民族鮮卑族が中国北部に侵入して建国した随と唐である。聖徳太子が超大国随に不遜な国書を送ったこと、白村江で日本が唐と戦ったことは、高句麗との兄弟関係が関係している可能性がある。セルビア人に民族・言語・宗教で兄弟関係にあるロシアがその関係故にセルビアを支持して第一次大戦に参戦したのと似ている。民族の絆を重視することは国益の純粋な追求を阻害することにも繋がる。この観点から、私はツラン同盟や河豚計画には反対する。 . . . 本文を読む
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