国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

自国滅亡後のフグ計画によるユダヤ人の脱出・満州移住と引き替えにイスラエルは大東亜共栄圏に寝返った?

2014年05月16日 | イスラエル・ユダヤ・国際金融資本
安部首相が5月12日に訪日中のイスラエルのネタニヤフ首相に対して「両国の友情は、杉原氏の『命のビザ』でイスラエルの何千もの命を救ったことにさかのぼる」と述べたことが注目される。これは、近未来に国際金融資本の世界覇権が消滅することで米軍が劇的に縮小し、米国の支援によって維持されているイスラエルが滅亡するという予測を前提として、フグ計画を実行することでイスラエルに居住するアシュケナジー系ユダヤ人を満州に脱出させ移住を許可することを日本がイスラエルに対して確約した事を意味すると思われる。 翌5月13日には天皇皇后両陛下と懇談したネタニヤフ首相は「イスラエルと日本には共通点がある」と述べ、いずれもおびただしい数の市民が犠牲となったホロコースト(ユダヤ人大虐殺)と、広島、長崎への原爆投下を挙げ、天皇陛下は「ホロコーストは大変に痛ましいことだったと思います」と語ったという。これは、広島、長崎への原爆投下が、欧州大陸の親ドイツ国家の活動によって現在「真実」であるとされているホロコーストと同様の世界最大級の反人道的行為であり戦争犯罪であるとの見解をイスラエルが表明したことを意味する。 従来イスラエルは国際金融資本=フェニキア・カルタゴ系商人の忠実な僕であり、中近東では米国の唯一の同盟国であった。そのイスラエルが「米国はホロコーストを起こしたナチスに匹敵する最悪の犯罪国家である」と表明したのだ。フグ計画と引き替えにイスラエルは大東亜共栄圏に寝返った。コペルニクス的価値観転換がとうとう始まった。 . . . 本文を読む
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