●The Collaborator's Tradition 2010/12/22 german-foreign-policy.com
VIENNA/ANTWERP/BERLIN(Own report) - Several of the uttermost right-wing parties in Europe are proceeding - with the cooperation of German organizations - to forge international alliances. The Austrian Freedom Party (FPÖ) has announced its extension of relations to the rapidly developing US-American Tea Party movement. Just a few days ago, FPÖ functionaries visited Israel, together with leading party members of the Belgian Vlaams Belang (The Flemish Cause) in an effort to dispel their reputations of being anti-Semitic. Both parties are based in the tradition of Nazi collaboration. They are among the strongest uttermost right-wing parties on the continent and are profiting from the renewed German hegemony over Europe. They are including the German "pro-"movements into their current efforts to build an alliance. Parallel structures are being established, also with German influence, under the leadership of the Dutch racist, Geert Wilders, meaning that two rival racist party networks are vying for the leadership of the European extreme right - both with German participation.
http://www.german-foreign-policy.com/en/fulltext/57900
●欧州の移民問題 - 国際情勢の分析と予測
独連銀のザラツィン理事がイスラム教徒を問題視する書物を出版して更迭される一方で、フランスでは東欧から流入したロマが強制送還されている。欧州で移民問題が重大な政治問題として取り上げられはじめたことの証である。ザラツィン理事の主張についてはドイツの世論は賛否まっぷたつに割れている。しかし、イスラム教徒がドイツ社会に統合されていないことについては、圧倒的多数が移民側に問題があるという結果が出ていることを考えると、ドイツ人の大多数は本音ではイスラム移民を嫌悪しているのだと思われる。
私は、ザラツィン理事の発言や更迭劇はドイツ支配階層の意向を受けたものであり、ドイツ人に移民問題を提起することが目的であると考えている。今回の更迭劇で彼が8月30日に出版した「自壊していくドイツ」は大ベストセラーになることだろう。そして、ドイツ人の大多数が移民問題を直視しはじめることだろう。今後採られうる政策としては、モスクの新設禁止、女性のヘッドスカーフの禁止、コーランを大音量で流すことの禁止などが考えられる。しかし、その様な穏健な政策だけでイスラム教徒たちがドイツ社会に統合されたり、祖国に帰国したりするとは考え難い。結局は、かつてナチスが行ったように強制的にイスラム教徒を東方に向けて送還するしかないと私は想像する。イタリアのマローニ内相が主張するロマの強制送還構想はそのはしりではないだろうか。ドイツはナチスが行ったユダヤ人迫害の記憶が強烈であり、これまで移民問題に真正面から取り組んでこなかった。しかし、欧州の中核であるドイツにはもはやその様な姿勢は許されない、とドイツ支配階層は決意したのではないかと思われる。
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/8c5b124df1d6a5a67296fff3fc0da6b8
【私のコメント】
オーストリア、スウェーデン、ベルギー北部のオランダ語系地域の極右政党がイスラエルを訪問しイスラエルの右翼政党と交流を持ち、イスラム原理主義に対する戦いを宣言したエルサレム宣言に調印したという。オーストリアの極右政党はドイツの北ラインウェストファリア州に姉妹政党を有しており、この政党も後日エルサレム宣言に調印している。また、ベルギー北部の極右政党は分離独立主義で親ドイツ的であるという。従来、反イスラム主義を掲げる右翼政党はネオナチというレッテルを貼られ、反ユダヤ主義者と同一視されてきた。今回の欧州の極右政党のイスラエル訪問はこのレッテルを打ち破る画期的なものである。
この他にオランダには極右政党の自由党が存在し、ドイツにはその姉妹政党の自由党が存在する。オランダ・ベルギー北部はオランダ語地域であるが、そもそもオランダ語がドイツ語の方言に過ぎないことを考えれば、これらの政治的動きは汎ゲルマン主義と呼ぶことができる。ベルギーではオランダ系の北部が経済的に優位に立っており、オランダもフランスに比べて経済競争力が強い(このことはオランダとフランスの国債の利率に現れている)。今後、オランダ・ベルギー北部・ドイツ・オーストリアというゲルマン系地域は共通通貨の元に政治的・経済的に統合され、フランスを含む地中海地域は別のより弱い共通通貨の元に統合されていくのではないかと私は想像している。それはJJ予知夢の言う欧州の東西分裂の実現に他ならない。
ただ、私はゲルマン民族の右翼政党とイスラエルの右翼政党の協力がスムーズに進むとは考えていない。イスラエルの右翼政党はアラブ地域から移住してきたスファラディの支持者が多いが、スファラディはユダヤ教徒であるという点を除いては非常にアラブ的であり、男尊女卑の傾向が強い。彼らはトルコ人やアラブ人と同様に欧州文明には受け入れがたいと思われる。彼らの共同宣言は、欧州の極右政党に貼られたネオナチというレッテルを打ち破ることが目的であり、実際に欧州が受け入れることが可能なのは東欧出身で左翼的なアシュケナジーであると思われる。
今年9月にイスラム教徒を問題視する書物を出版して更迭された独連銀のザラツィン理事は、ドイツはイスラム教とは共存できないがユダヤ教とは共存できると主張していた。これはドイツ支配階層の本音であると思われる。21世紀の欧州大陸は、ドイツ系民族とアシュケナジー系ユダヤ人が支配し、ラテン系民族やスラブ系民族がそれに従属していくことになるだろう。
↓↓↓ 一日一回クリックしていただくと更新の励みになります。
VIENNA/ANTWERP/BERLIN(Own report) - Several of the uttermost right-wing parties in Europe are proceeding - with the cooperation of German organizations - to forge international alliances. The Austrian Freedom Party (FPÖ) has announced its extension of relations to the rapidly developing US-American Tea Party movement. Just a few days ago, FPÖ functionaries visited Israel, together with leading party members of the Belgian Vlaams Belang (The Flemish Cause) in an effort to dispel their reputations of being anti-Semitic. Both parties are based in the tradition of Nazi collaboration. They are among the strongest uttermost right-wing parties on the continent and are profiting from the renewed German hegemony over Europe. They are including the German "pro-"movements into their current efforts to build an alliance. Parallel structures are being established, also with German influence, under the leadership of the Dutch racist, Geert Wilders, meaning that two rival racist party networks are vying for the leadership of the European extreme right - both with German participation.
http://www.german-foreign-policy.com/en/fulltext/57900
●欧州の移民問題 - 国際情勢の分析と予測
独連銀のザラツィン理事がイスラム教徒を問題視する書物を出版して更迭される一方で、フランスでは東欧から流入したロマが強制送還されている。欧州で移民問題が重大な政治問題として取り上げられはじめたことの証である。ザラツィン理事の主張についてはドイツの世論は賛否まっぷたつに割れている。しかし、イスラム教徒がドイツ社会に統合されていないことについては、圧倒的多数が移民側に問題があるという結果が出ていることを考えると、ドイツ人の大多数は本音ではイスラム移民を嫌悪しているのだと思われる。
私は、ザラツィン理事の発言や更迭劇はドイツ支配階層の意向を受けたものであり、ドイツ人に移民問題を提起することが目的であると考えている。今回の更迭劇で彼が8月30日に出版した「自壊していくドイツ」は大ベストセラーになることだろう。そして、ドイツ人の大多数が移民問題を直視しはじめることだろう。今後採られうる政策としては、モスクの新設禁止、女性のヘッドスカーフの禁止、コーランを大音量で流すことの禁止などが考えられる。しかし、その様な穏健な政策だけでイスラム教徒たちがドイツ社会に統合されたり、祖国に帰国したりするとは考え難い。結局は、かつてナチスが行ったように強制的にイスラム教徒を東方に向けて送還するしかないと私は想像する。イタリアのマローニ内相が主張するロマの強制送還構想はそのはしりではないだろうか。ドイツはナチスが行ったユダヤ人迫害の記憶が強烈であり、これまで移民問題に真正面から取り組んでこなかった。しかし、欧州の中核であるドイツにはもはやその様な姿勢は許されない、とドイツ支配階層は決意したのではないかと思われる。
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/8c5b124df1d6a5a67296fff3fc0da6b8
【私のコメント】
オーストリア、スウェーデン、ベルギー北部のオランダ語系地域の極右政党がイスラエルを訪問しイスラエルの右翼政党と交流を持ち、イスラム原理主義に対する戦いを宣言したエルサレム宣言に調印したという。オーストリアの極右政党はドイツの北ラインウェストファリア州に姉妹政党を有しており、この政党も後日エルサレム宣言に調印している。また、ベルギー北部の極右政党は分離独立主義で親ドイツ的であるという。従来、反イスラム主義を掲げる右翼政党はネオナチというレッテルを貼られ、反ユダヤ主義者と同一視されてきた。今回の欧州の極右政党のイスラエル訪問はこのレッテルを打ち破る画期的なものである。
この他にオランダには極右政党の自由党が存在し、ドイツにはその姉妹政党の自由党が存在する。オランダ・ベルギー北部はオランダ語地域であるが、そもそもオランダ語がドイツ語の方言に過ぎないことを考えれば、これらの政治的動きは汎ゲルマン主義と呼ぶことができる。ベルギーではオランダ系の北部が経済的に優位に立っており、オランダもフランスに比べて経済競争力が強い(このことはオランダとフランスの国債の利率に現れている)。今後、オランダ・ベルギー北部・ドイツ・オーストリアというゲルマン系地域は共通通貨の元に政治的・経済的に統合され、フランスを含む地中海地域は別のより弱い共通通貨の元に統合されていくのではないかと私は想像している。それはJJ予知夢の言う欧州の東西分裂の実現に他ならない。
ただ、私はゲルマン民族の右翼政党とイスラエルの右翼政党の協力がスムーズに進むとは考えていない。イスラエルの右翼政党はアラブ地域から移住してきたスファラディの支持者が多いが、スファラディはユダヤ教徒であるという点を除いては非常にアラブ的であり、男尊女卑の傾向が強い。彼らはトルコ人やアラブ人と同様に欧州文明には受け入れがたいと思われる。彼らの共同宣言は、欧州の極右政党に貼られたネオナチというレッテルを打ち破ることが目的であり、実際に欧州が受け入れることが可能なのは東欧出身で左翼的なアシュケナジーであると思われる。
今年9月にイスラム教徒を問題視する書物を出版して更迭された独連銀のザラツィン理事は、ドイツはイスラム教とは共存できないがユダヤ教とは共存できると主張していた。これはドイツ支配階層の本音であると思われる。21世紀の欧州大陸は、ドイツ系民族とアシュケナジー系ユダヤ人が支配し、ラテン系民族やスラブ系民族がそれに従属していくことになるだろう。
↓↓↓ 一日一回クリックしていただくと更新の励みになります。
ゲルマンとユダヤが反イスラムでタッグを組むならスラブも同じでしょうか?
ロシアもユダヤは嫌いですが、イスラムは脅威と思っているでしょう。
なにせドイツと違って南部で直接国境を接しているのですし。
その場合、汎ゲルマン主義と汎スラブ主義の対立はいっとき目をつぶって反イスラムで
大同団結するのでしょうか?
しかしイスラム対キリスト教世界の構図にするためには、今度はユダヤが邪魔になってしまうw
欧州の状況は相変わらず複雑怪奇ですね。
アシュケナジー系ユダヤ人はポーランドからウクライナにかけての旧ロシア帝国の地域に住んでいました。また、ロシア革命はアシュケナジー系ユダヤ人が中心となってユダヤ人を弾圧するロシア帝国を倒したというユダヤ革命的要素を持っています。従って、これらの国々がユダヤ人を受け入れることは困難ではないかと思います。私は、ロシアが歴史的正統性なく領有し続けているカリーニングラードがドイツに将来返還され、そこに滅亡するイスラエルから避難するアシュケナジー系ユダヤ人を居住させる計画があるのではないかと妄想しています。アシュケナジー系ユダヤ人を迫害したロシア帝国とナチスドイツの後継国家はその責任を取る必要があるからです。アシュケナジー系ユダヤ人はドイツ国内の少数民族として生きていくことになるのではないかと思います。イスラエルが建国以後蓄えたイスラムに対抗するための膨大な情報は、欧州を実質上支配するドイツにとって貴重なものとなることでしょう。
また、日本とロシアは中国という巨大な仮想敵国を共有しており、緩衝国家を作る必要がありません。
アシュケナジー系ユダヤ人はポーランドからウクライナにかけての地域に居住していました。そこに近いカリーニングラードがユダヤ人国家の建設地域として好ましいと考えられます。