●なぜ日本はデフレなのか。――デフレの原因を考える―― - 経済日本blog
http://blog.goo.ne.jp/keizaiblog/e/b570ba2a093f1ba57b8a86e401b2e66c
【私のコメント】
経済日本blogというブログからトラックバックをいただいた。記事では日本のデフレの原因が分析されている。しかし、私はこの記事とは別の理由で日本はデフレになっているのだと考えている。
日本では賃金が下がり続け、消費者物価も下がり続け、地価も下がり続けている。例えば、不動産保有が遺産相続に有利な税制を導入すれば不動産価格はたちまち上昇するはずだが日本政府はその様な政策は決して採ろうとしない。マネーサプライも絞り続けられている。デフレは日本政府の政策によるものであり、デフレこそ今の日本にとって正しい政策だと日本の支配階層は考えているのだ。それは何故だろうか?
世界覇権国であるアメリカ、あるいは国際金融資本にとって、最も重要なことは、ライバルである二番手の国を叩くことである。ライバルが負ければ自分がトップを維持できるからだ。第二次世界大戦とは、国際金融資本が支配する米英資本主義連合と、国際金融資本の支援で建国されたソ連、ソ連共産党に支援された中国国民党・共産党などの国際金融資本系勢力が、二番手であるドイツ帝国と大日本帝国を叩いて分断し弱体化させ、資本主義と共産主義の二つのイデオロギーによって世界を支配することを狙った戦争であったのだ。
その後1953年にソ連でユダヤ人のベリヤ・ガガノビッチがジューコフによって逮捕されソ連が国際金融資本の支配から解放されると、ソ連が国際金融資本の最大の敵となった。そして、ソ連が崩壊した後の1990年代には経済力で世界第二位である日本が米国の最大の仮想敵国となり、日本に対する激しい攻撃が行われたのである。その後日本はデフレによって経済力を低下させ、中国がGDP世界第二位の地位を掴む今年から、米国は中国を最大の仮想敵国と見なしはじめている。日本はやっと世界二位という激しく叩かれる地位から解放されたのだ。私は、日本政府は意図的に日本経済をデフレにして経済を縮小させ、米国に仮想敵国視される状態から逃げることを1990年以後続けてきたのだと想像している。これは日本的な「わざと負ける」戦略である。
では、日本政府はいつまでデフレ政策を続けるつもりなのだろうか?それは、日本経済が更に縮小し中国経済が更に拡大して米国が日本を全く仮想敵国視しなくなるか、あるいは世界覇権が米国から米国西海岸・日本・ゲルマン連合国家の三極に移行するまで、ではないかと私は考えている。シリコンバレー、シアトルなどの西海岸都市に米国の輸出競争力のある企業は集中しているからだ。
米国がドルを世界にまき散らす結果、ドルは近い将来に価値が低下し国際基軸通貨の地位を失うであろう。また、欧州は一致して緊縮財政を取っている。これらの政策の結果がもたらすのは世界大不況と米国・国際金融資本の世界覇権喪失である。世界大不況によって、輸出に依存し過ぎた中国経済は大打撃を受け、今後は低成長時代に移行することだろう。私は、後者のシナリオ、つまり米国西海岸・日本・ゲルマン連合国家の三極に世界覇権が移行するまでは日本政府はデフレを続けるつもりではないかと考えている。
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経済日本blogというブログからトラックバックをいただいた。記事では日本のデフレの原因が分析されている。しかし、私はこの記事とは別の理由で日本はデフレになっているのだと考えている。
日本では賃金が下がり続け、消費者物価も下がり続け、地価も下がり続けている。例えば、不動産保有が遺産相続に有利な税制を導入すれば不動産価格はたちまち上昇するはずだが日本政府はその様な政策は決して採ろうとしない。マネーサプライも絞り続けられている。デフレは日本政府の政策によるものであり、デフレこそ今の日本にとって正しい政策だと日本の支配階層は考えているのだ。それは何故だろうか?
世界覇権国であるアメリカ、あるいは国際金融資本にとって、最も重要なことは、ライバルである二番手の国を叩くことである。ライバルが負ければ自分がトップを維持できるからだ。第二次世界大戦とは、国際金融資本が支配する米英資本主義連合と、国際金融資本の支援で建国されたソ連、ソ連共産党に支援された中国国民党・共産党などの国際金融資本系勢力が、二番手であるドイツ帝国と大日本帝国を叩いて分断し弱体化させ、資本主義と共産主義の二つのイデオロギーによって世界を支配することを狙った戦争であったのだ。
その後1953年にソ連でユダヤ人のベリヤ・ガガノビッチがジューコフによって逮捕されソ連が国際金融資本の支配から解放されると、ソ連が国際金融資本の最大の敵となった。そして、ソ連が崩壊した後の1990年代には経済力で世界第二位である日本が米国の最大の仮想敵国となり、日本に対する激しい攻撃が行われたのである。その後日本はデフレによって経済力を低下させ、中国がGDP世界第二位の地位を掴む今年から、米国は中国を最大の仮想敵国と見なしはじめている。日本はやっと世界二位という激しく叩かれる地位から解放されたのだ。私は、日本政府は意図的に日本経済をデフレにして経済を縮小させ、米国に仮想敵国視される状態から逃げることを1990年以後続けてきたのだと想像している。これは日本的な「わざと負ける」戦略である。
では、日本政府はいつまでデフレ政策を続けるつもりなのだろうか?それは、日本経済が更に縮小し中国経済が更に拡大して米国が日本を全く仮想敵国視しなくなるか、あるいは世界覇権が米国から米国西海岸・日本・ゲルマン連合国家の三極に移行するまで、ではないかと私は考えている。シリコンバレー、シアトルなどの西海岸都市に米国の輸出競争力のある企業は集中しているからだ。
米国がドルを世界にまき散らす結果、ドルは近い将来に価値が低下し国際基軸通貨の地位を失うであろう。また、欧州は一致して緊縮財政を取っている。これらの政策の結果がもたらすのは世界大不況と米国・国際金融資本の世界覇権喪失である。世界大不況によって、輸出に依存し過ぎた中国経済は大打撃を受け、今後は低成長時代に移行することだろう。私は、後者のシナリオ、つまり米国西海岸・日本・ゲルマン連合国家の三極に世界覇権が移行するまでは日本政府はデフレを続けるつもりではないかと考えている。
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世界中の人が信じるほどインパクトがあって、
彼らであっても、どうすることもできないですものね。
しかしながらデフレはつらいなあ。
現在、先進各国では金融危機後の金融緩和という名目で政策金利を下げています。またバーゼルⅢなる銀行の自己資本比率規制を導入するようですが、日本のバブル時のBIS規制に似ています。確かに日本の国策としてデフレ誘導している面もあるかと思いますが、それ以上にだいぶ大掛かりなデフレ誘導の意図を感じます。
このままだと日本が孤立してしまわないか心配です。
よく言われる意見だが、実際のわが国の展開を少しでも調べれば、承服しがたい。
わが国は国内問題の解決ができなかったにすぎない。
外交関係はその問題の従属関数に過ぎない。
あめりかは二番手を潰そうというより、追い抜きそうになると痛めつける修正が在る。
それなら、トヨタについてはとなるが、どの国も逆鱗や堪忍袋があることに過ぎず、それにふれていないか、切れていないからでしょうね。
この政治的分裂がどこまで深化していくかは米国支配階層の意図次第だと思いますが、米国が分裂の芽を抱えていることは間違いないと思われます。そして、東海岸の主要産業である金融業が大打撃を受けており回復の目処が立っていない現状から考えて、米国で対外競争力のある情報産業が集中的に立地する西海岸地区が北米大陸の中で優位を確立していくものと考えています。
米国は分裂する、という前提でしょうか? その可能性が高くなければ、あなたの予想には説得力がなくなってしまうと思います。米国が分裂するという予測の根拠は何ですか?
これとは直接関係あるかは分かりませんが、
日本は意外と狡猾ではないかと思わせるスレが有りましたので
一応のところリンク貼っておきますね。
http://babeltower134.blog17.fc2.com/blog-entry-40.html