●ノーベル賞博士が差別発言「黒人、知能で白人に劣る」 - 産経新聞 2007.10.19
DNAの二重らせん構造を発見し、1962年のノーベル医学・生理学賞を共同受賞した米コールド・スプリング・ハーバー研究所会長のジェームズ・ワトソン博士(79)が「黒人は知能で白人に劣る」と発言し、新著宣伝のため訪問していた英国内で波紋を広げている。
政治、宗教、人種問題をめぐる歯にきぬ着せぬ発言で知られる同博士は、14日付の英日曜紙サンデー・タイムズのインタビューで「アフリカの人々(黒人)の知能はわれわれと同じという前提で社会政策がつくられているが、すべての知能テストがそうではないことを示している」と発言。「今後10年内に遺伝子が人間の知能に差をもたらしていることが発見されるだろう」などと語った。
19日に同博士の講演を予定していたロンドンの科学博物館は17日、「博士の発言は科学的論争の限界を超えている」として講演会の中止を決定した。(ロンドン 木村正人)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071019/erp0710190941000-n1.htm
【私のコメント】
DNAの二重らせん構造を発見した米国人のジェームズ・ワトソン博士が「黒人は知能で白人に劣る」と発言し、訪問していた英国内で波紋を広げているという。
多民族国家である米国では表向きは人種差別は悪とされており、民族間の差異を越えて国家を統合することが正義とされている。ただ、「文明の衝突」の著者であるハンチントンは「分断されるアメリカ」で、アングロサクソンの文化と伝統こそ米国の本質であり米国人はそれを守らねばならないというアングロサクソン優越主義を打ち出している。ハンチントンのような傑出した大学者にだけは、民族・文化の優劣という米国のタブーに触れる資格があるということだろう。
今回の発言の主であるワトソン博士は、その業績から考えて20世紀の生命科学学者の中で頂点に位置づけられるべき人物である。それ故に彼は白人と黒人の間の知能の格差というタブーに触れる資格があると考え、その様な発言を行ったのだろうと想像する。また、英国のマスコミはこの発言を表向きは好ましくない内容であると書いているが、本音では英国支配階層はワトソン博士の発言に同意するものが多く、このニュースをより多くの人々に知らせる目的でわざと大きく扱っているのだろうと想像する。もし英国マスコミが本当にこのニュースを好ましくないと考えているのならば、新聞記事に載せないことで発言を無かったことにすることもできる筈だからだ。
エイズは生物兵器であり、黒人に発病しやすいという情報がある。また、かつてアフリカで行われた天然痘撲滅運動でワクチンを接種された地域、ワクチン接種が行われた世代に一致してエイズが大流行しており、ワクチンに人為的にエイズウイルスが混入されていた可能性が高いという情報もある。これらの情報は真偽不明だが、もし本当だとすればその目的は黒人の人口を減少させるため、ということになるのだろう。
ただ、私はこのワトソン博士の発言に少々疑問がある。
一口に黒人と言っても、ピグミーのように低身長の種族から高身長の種族まで多様性がある。同様に、黒人の知能についても種族によって多様性が存在する可能性は考えておくべきだろう。「黒いアテナ」で指摘された様に、エジプト文明のうちでナイル川中流域に興ったものは地中海人種に加えて黒人(ヌビア人)が参加していると想像されるし、大航海時代以前のアフリカには数々の王国が存在したことから考えても、黒人=低知能と決めつけるのはやや暴論と言えなくもない。更に現代アメリカを見ても、ライス国務長官やパウエル前国務長官のように高い知能を有し重要な職責を果たしている黒人が存在する。米国の白人の大多数はライス国務長官やパウエル前国務長官より知能が低いことだろう。仮に黒人の知能が白人のそれより低いとしてもそれは平均レベルの比較結果に過ぎず、知能の低い白人や知能の高い黒人も大勢存在することは否定できない事実である。
かつて何かの本で読んだ事だが、米国で社会的に成功する(知能も高い)黒人の多くは西インド諸島からの移民だという。その理由として、米国の黒人奴隷は売買を容易にするために家族を形成することが許されなかったが、西インド諸島では黒人奴隷が家族で暮らしていた歴史があり、それ故に親から子供への教育が行われ知能が高くなるのだという。そして、彼らはアファーマティブアクションを利用して社会的階層の階段を上る一方、米国の黒人奴隷出身者は底辺階層に停滞することになるのだ、という。奴隷制が廃止されて一世紀以上経過している現在でも奴隷制時代の影響が残っているのだという説である。これは、米国の黒人問題が家族システムの問題、社会的問題であることを示している様に思われる。逆に言えば、黒人の家族システムに政治が介入することにより黒人の知能を向上させ社会的階層を上昇させることが可能になるかもしれない。
恐らくワトソン博士の発言は米国、あるいは欧米の支配階層(白人)の人々の同意のもとに行われていると私は想像する。「アフリカの人々(黒人)の知能はわれわれと同じという前提で社会政策がつくられているが、すべての知能テストがそうではないことを示している」という発言は、「黒人の知能は白人より低いことを前提とした社会政策に転換せねばならない」という白人たちの決意表明であり、それは近未来の米国や欧州の政治に必ず反映されるはずだと私は想像する。それは欧州については黒人移民(場合によっては北アフリカからの移民も含まれるかもしれないが)の追放運動という形式を採ることだろう。ただ、奴隷としてアフリカから黒人をアメリカに大量に移住させてきた歴史のある米国の場合はそのような解決策は道義的に不可能である。米国の白人は今後も黒人と共存して行かねばならない。そして、黒人たちは奴隷制の歴史について白人を道義的に責め立て続けることだろう。米国の白人はそれにどう対処するつもりなのだろうか?
最近、国連総会で先住民の権利保護に関する決議案が採択された。先住民は民主的議会の決定に対する拒否権を有するという内容であり、米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドのアングロサクソン系新大陸国家四カ国だけがその決議に反対票を投じた。私は、米国はこの「先住民の権利」を鍵にするつもりではないかと想像する。先住民を圧迫する移住民であるという点では米国の黒人は白人と同様の加害者の立場にある。米国は諸外国の批判に応じて渋々「先住民の権利」を認め、移住民全員が加害者であるという立場に立つことで、黒人が奴隷制の過去を根拠に被害者として振る舞うことに終止符を打つつもりなのではないか、と想像(妄想)する。黒人問題を解決するために白人が先住民に対してわざと負けるという一種の日本的戦略である。もしその様な戦略が採用されないとすれば、後は白人が警察力で黒人を封じ込めるか、あるいは米国の一角に南アフリカのバンツーランドの様な黒人国家を建設して米国中の黒人を全員そこに押し込めるという民族浄化政策といった強硬で非人道的な方法しか対応策はない様に思われる。果たして、米国の支配階層の人々は黒人に対するどのような社会政策を計画しているのだろうか?
DNAの二重らせん構造を発見し、1962年のノーベル医学・生理学賞を共同受賞した米コールド・スプリング・ハーバー研究所会長のジェームズ・ワトソン博士(79)が「黒人は知能で白人に劣る」と発言し、新著宣伝のため訪問していた英国内で波紋を広げている。
政治、宗教、人種問題をめぐる歯にきぬ着せぬ発言で知られる同博士は、14日付の英日曜紙サンデー・タイムズのインタビューで「アフリカの人々(黒人)の知能はわれわれと同じという前提で社会政策がつくられているが、すべての知能テストがそうではないことを示している」と発言。「今後10年内に遺伝子が人間の知能に差をもたらしていることが発見されるだろう」などと語った。
19日に同博士の講演を予定していたロンドンの科学博物館は17日、「博士の発言は科学的論争の限界を超えている」として講演会の中止を決定した。(ロンドン 木村正人)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071019/erp0710190941000-n1.htm
【私のコメント】
DNAの二重らせん構造を発見した米国人のジェームズ・ワトソン博士が「黒人は知能で白人に劣る」と発言し、訪問していた英国内で波紋を広げているという。
多民族国家である米国では表向きは人種差別は悪とされており、民族間の差異を越えて国家を統合することが正義とされている。ただ、「文明の衝突」の著者であるハンチントンは「分断されるアメリカ」で、アングロサクソンの文化と伝統こそ米国の本質であり米国人はそれを守らねばならないというアングロサクソン優越主義を打ち出している。ハンチントンのような傑出した大学者にだけは、民族・文化の優劣という米国のタブーに触れる資格があるということだろう。
今回の発言の主であるワトソン博士は、その業績から考えて20世紀の生命科学学者の中で頂点に位置づけられるべき人物である。それ故に彼は白人と黒人の間の知能の格差というタブーに触れる資格があると考え、その様な発言を行ったのだろうと想像する。また、英国のマスコミはこの発言を表向きは好ましくない内容であると書いているが、本音では英国支配階層はワトソン博士の発言に同意するものが多く、このニュースをより多くの人々に知らせる目的でわざと大きく扱っているのだろうと想像する。もし英国マスコミが本当にこのニュースを好ましくないと考えているのならば、新聞記事に載せないことで発言を無かったことにすることもできる筈だからだ。
エイズは生物兵器であり、黒人に発病しやすいという情報がある。また、かつてアフリカで行われた天然痘撲滅運動でワクチンを接種された地域、ワクチン接種が行われた世代に一致してエイズが大流行しており、ワクチンに人為的にエイズウイルスが混入されていた可能性が高いという情報もある。これらの情報は真偽不明だが、もし本当だとすればその目的は黒人の人口を減少させるため、ということになるのだろう。
ただ、私はこのワトソン博士の発言に少々疑問がある。
一口に黒人と言っても、ピグミーのように低身長の種族から高身長の種族まで多様性がある。同様に、黒人の知能についても種族によって多様性が存在する可能性は考えておくべきだろう。「黒いアテナ」で指摘された様に、エジプト文明のうちでナイル川中流域に興ったものは地中海人種に加えて黒人(ヌビア人)が参加していると想像されるし、大航海時代以前のアフリカには数々の王国が存在したことから考えても、黒人=低知能と決めつけるのはやや暴論と言えなくもない。更に現代アメリカを見ても、ライス国務長官やパウエル前国務長官のように高い知能を有し重要な職責を果たしている黒人が存在する。米国の白人の大多数はライス国務長官やパウエル前国務長官より知能が低いことだろう。仮に黒人の知能が白人のそれより低いとしてもそれは平均レベルの比較結果に過ぎず、知能の低い白人や知能の高い黒人も大勢存在することは否定できない事実である。
かつて何かの本で読んだ事だが、米国で社会的に成功する(知能も高い)黒人の多くは西インド諸島からの移民だという。その理由として、米国の黒人奴隷は売買を容易にするために家族を形成することが許されなかったが、西インド諸島では黒人奴隷が家族で暮らしていた歴史があり、それ故に親から子供への教育が行われ知能が高くなるのだという。そして、彼らはアファーマティブアクションを利用して社会的階層の階段を上る一方、米国の黒人奴隷出身者は底辺階層に停滞することになるのだ、という。奴隷制が廃止されて一世紀以上経過している現在でも奴隷制時代の影響が残っているのだという説である。これは、米国の黒人問題が家族システムの問題、社会的問題であることを示している様に思われる。逆に言えば、黒人の家族システムに政治が介入することにより黒人の知能を向上させ社会的階層を上昇させることが可能になるかもしれない。
恐らくワトソン博士の発言は米国、あるいは欧米の支配階層(白人)の人々の同意のもとに行われていると私は想像する。「アフリカの人々(黒人)の知能はわれわれと同じという前提で社会政策がつくられているが、すべての知能テストがそうではないことを示している」という発言は、「黒人の知能は白人より低いことを前提とした社会政策に転換せねばならない」という白人たちの決意表明であり、それは近未来の米国や欧州の政治に必ず反映されるはずだと私は想像する。それは欧州については黒人移民(場合によっては北アフリカからの移民も含まれるかもしれないが)の追放運動という形式を採ることだろう。ただ、奴隷としてアフリカから黒人をアメリカに大量に移住させてきた歴史のある米国の場合はそのような解決策は道義的に不可能である。米国の白人は今後も黒人と共存して行かねばならない。そして、黒人たちは奴隷制の歴史について白人を道義的に責め立て続けることだろう。米国の白人はそれにどう対処するつもりなのだろうか?
最近、国連総会で先住民の権利保護に関する決議案が採択された。先住民は民主的議会の決定に対する拒否権を有するという内容であり、米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドのアングロサクソン系新大陸国家四カ国だけがその決議に反対票を投じた。私は、米国はこの「先住民の権利」を鍵にするつもりではないかと想像する。先住民を圧迫する移住民であるという点では米国の黒人は白人と同様の加害者の立場にある。米国は諸外国の批判に応じて渋々「先住民の権利」を認め、移住民全員が加害者であるという立場に立つことで、黒人が奴隷制の過去を根拠に被害者として振る舞うことに終止符を打つつもりなのではないか、と想像(妄想)する。黒人問題を解決するために白人が先住民に対してわざと負けるという一種の日本的戦略である。もしその様な戦略が採用されないとすれば、後は白人が警察力で黒人を封じ込めるか、あるいは米国の一角に南アフリカのバンツーランドの様な黒人国家を建設して米国中の黒人を全員そこに押し込めるという民族浄化政策といった強硬で非人道的な方法しか対応策はない様に思われる。果たして、米国の支配階層の人々は黒人に対するどのような社会政策を計画しているのだろうか?
今までの歴史で、重大な発明はいつも白人ですよ?
宇宙に行ったのも白人、ネット開発も白人
そんな欠点こそ、知恵が高いとはいえるか??
御指摘の「文系学問の覇権」とは、私が今年元旦の記事『「知的制海権」「製造業の空洞化」と日本の未来像(http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/c641f6c522fca76c22c311b034952789)』で触れた知的制海権の概念に相当する様に思います。例えば日本企業がipodの様な革新的な製品を世に送り出せなかったのは、著作権という分野で覇権を握る米国の虎の尾を踏むのを恐れたからではないかと私は想像しています。
今後、世界覇権はG8、つまり日米欧露の四極が共有することになると想像されます。日本も世界覇権の一部を保有し、西太平洋、シナ大陸~東南アジア~インド亜大陸にかけての領域をロシアと共同で管理し運営していくということになるでしょう。欧州も米国もこの地域からは遠く離れており、死活的な利益を有していません。シナ大陸や東南アジアについては日本は研究者も多く、進出企業からのリアルな現地情報も豊富に入手可能と想像されます。
ただ、日本が世界覇権の一部を保有する様になる近未来において、日米欧露四極の中で最も有力な欧州との交渉はかなり困難なものになるかもしれません。欧州はかつての植民地支配の遺産でアジア・アフリカ・ラテンアメリカに関連する情報や人材を豊富に保有しています。日本側の不利は否めないでしょう。それをどう克服するのか?私の想像できる解答は、まとまりがないが勤勉な中国人という資産を活用すること、日本と同様に欧州に対する劣位という問題を抱えるロシアと協力することぐらいです。
戦後日本の情報空間は、アメリカという綴じ蓋が強固に存在していたために広く世界に開かれていませんでした。そんな戦後日本を江藤淳は「閉ざされた言語空間」と批判しました。
このように国際社会で情報下流国におかれてきた日本が、過去に世界中を植民地支配した英国の経験(インテリジェンス)を継承し、英語の言語的優位性(情報へのアクセスの優位)をもち、現在も世界中に軍隊を展開して現地の一次情報を掴んでいるアメリカに勝てるわけがないです。
日本人が白人よりも多少知能が高くたって思考の素材となる情報自体が白人の管理下にあるんですから戦わずして負けているようなもんです。
>残念ながら、知能の平均は極東アジア系が一番高いですね。
知能の平均はそうなのかもしれませんが、明らかに高等教育とくに文科系の大学院レベルに日本はかないませんね。
哲学というか、論理的思考能力というか、そういう教育を戦後GHQが日本人から欠如するような教育方針だったという説もありますが、
アメリカの文科系の大学院レベルの教育水準の高さを見ていると本当かなと思います。
戦前の大学教育では哲学が大事にされていたように思えますので。
>黄色人種>白人
残念ながら、知能の平均は極東アジア系が一番高いですね。
まぁ中国人や韓国人と同列に捉えられるのは心外ですが。
高緯度地方に住む白人は日光浴で紫外線を浴びないとビタミンD不足になりやすいと言われています。白人にとって紫外線は悪役ばかりではない様ですね。
>黄色人種>白人というのが分かるから?
ワトソン博士を含めて白人は知能の点で黄色人種に劣るとは考えていないでしょう。彼らは内心、白人こそ最も偉大な文明人であると確信しているはずです。彼らにとって黄色人種とは、自分達に近い知能水準を持つ人種という位置づけではないでしょうか。
アメリカには黄色人種の移民が増えています。カナダやオーストラリアには香港人・中国人・韓国人などの移民も増えています。それなりに軋轢もある様ですが、黒人との最大の違いは、黄色人種の移民の子弟は比較的教育レベルが高く、それ故に黒人と違って社会の底辺に沈んで犯罪の温床となることが少ないからでしょう。欧米の白人たちは移民問題や黒人問題を治安問題の観点から考えていると私は想像します。
しかし、メラニン色素が欠落した白人は、オゾンホール問題が深刻と言われている。黒人も黄色人種も多少の紫外線では何の影響もないが、白人は大半が皮膚病や眼病を患うと言われている。今後、南半球の白色人種は混血を進めないと絶滅する。
南半球にいる純血の白人は、オーストラリア、ニュージーランドと南アフリカ共和国に住んでいる。南アメリカの白人はインディオとの混血が進んでいる。
「第1群はエジプト人で、赤い皮膚、鼻筋は真っ直ぐか、わずかに鷲鼻で、黒髪をもち、優雅な姿勢をしている。第2群はアジア人かアッシリア、ユダヤ、ペルシャ人であろう。黄色い皮膚、短頭、隆鼻、黒髪、低身長である。第3群は黒人で、髪は縮れ、広鼻、厚唇、突顎を示す。第4群はリビア人と思われるが、白い皮膚、ブロンド、赤ひげ、狭い鷲鼻、青い眼で、活動的にみえる」
しかしメレネプタ王墓を最初に調査したシャンポリオンの書簡に在る記載は以下だ。
「わたしは、これと共通する絵を、他の王墓でさがすのがいやになった。わたしはこれをいうのが恥かしい。なぜなら、そのどれもがヨーロッパ人を最後の第4群に入れており、われわれの人種は、序列のなかでも、もっとも野蛮なものだからだ。ヨーロッパ人は、この時代には末席にあり、それは正当な扱いであり、世間的には見よい姿をしていたとはいえない」『黒色人国家と文化』pp52-54
この書簡と白人学者の説は、大きく違っている。白人学者は、今では誰もが探して目にすることが出来る原図の第2群と第3群を入れ替えている。黒人を低く見せたいのだろう。またこの絵が描かれた当時はユダヤもペルシャもまだ歴史上に出現していないし、第4群の「リビア人」とはアフリカ人を指し、黒人を意味していたのだ。間違いだと知りながら書いているのだろう。
科学も文明も、白人種のものにしておきたい人々にとっては、最近の有色人種の活躍には我慢できないものがあるのではなかろうか。
一次関数にたとえると、傾き(個人的才能)より
定数(遺伝子的平均値)に重きを置くという傾向です。
黒人一般に対する生理的嫌悪感がこうした傾向の背景にあるとすれば、移民(交配の可能性)を定数劣化と
みなして、排除したいという人たちの声が強まって
くる事は避けられそうにないでしょうね…
同じ東アジアの中ですら興ってきた潮流ですから。
いつか来た道また辿る道。人類の本性なんですかねぇ…
第一、人類はアフリカで生まれたことになっている。これは単なる神話かもしれないが、DNAを根拠にした現在の定説である。その母なる黒人種を馬鹿呼ばわりするのは天に向かってつばを吐く行為である。また知能検査のIQごときで人間の頭脳を計れるものでない。この発言自体がワトソン自身が愚にもつかない男の証拠である。ほんとうはゴイムといいたかったのだろう。
かれが偽者学者であることはDNAを扱っている科学者はみなよく知ってるよ。
アメリカは今後起こるであろうドル暴落と覇権崩壊で、ソ連崩壊時のように国内の一部の州が連邦から独立ってこともあり得ると思います。
ハワイ、カリフォルニア、テキサスあたりが可能性高そうだと勝手に妄想してますけど(笑)。
また、アラスカにロシアの傀儡政府が出来ちゃうとかも、場合によっては可能性ありませんかね(資源が豊富なようなのでアメリカは阻止しようとするのでしょうか…)。
南部の黒人人口が多い州が独立して、今の南アのように政治は多数派である黒人が、経済は白人が回すなんてとこが出てきたりするかもしれませんね。
つまり「一度得た領土は手放さない」