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国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

「韓国人多数起用、国連内部で不満高まる 」とのワシントンポスト紙の報道について考える

2007年10月24日 | 韓国・北朝鮮
韓国人多数起用、国連内部で不満高まる 2007.10.22  中央日報

米紙ワシントンポスト(WP)の電子版は21日、潘基文(パン・キムン)国連事務総長が就任して以降、国連内部では潘総長の「韓国への偏愛」を不満がる声が高まっている、と報じた。また、潘総長が最近、崔英鎮(チェ・ヨンジン)前国連大使をコートジボワール特使に指名したことと共に、国連の職員・外交官が「潘総長が母国の利益を優先している」とし不満を示している、と伝えた。

国連高官を務めたレバノン国籍のサンバル氏は「秘書室では韓国人の起用について様々な意見が出ている」とし「韓国人により重要な決定が下されているとの印象を受けている」と述べた。WPは、その根拠に、潘総長が就任した後、韓国人職員が増えすぎたと批判する人の発言を紹介した。前任の事務総長らも、母国の外交官を国連に連れてきたものの、潘総長は就任以降、韓国人職員を20%も増やしたとのこと。

また、批判論者らは、国連のナンバー2とされる金垣洙(キム・ウォンス)総長特別補佐役、韓昇洙(ハン・スンス)国連気候変動特使など管理部門・中間級以上に韓国人が布陣し、既存の指揮システムが揺れている、とした。潘総長と側近は「韓国への偏愛」について「人種主義的偏見による誤った見方」との立場を取っている。

今回特使に任命された崔前国連大使をはじめすべての韓国人職員は、十分役割を果たせる有能な人々だとのこと。潘総長は先月、ある会見で「非常に不当である。不当かつ不当だ」と3回も強調し「意図的に私を韓国と切り離そうとしている」と釈明したりもした。WPも、国連内部で韓国の位相がこれまで過小評価されていたとの点も紹介している。

韓国が国連の11番目の財政支援国なのに、潘総長が就任する6カ月前まで国連内の韓国人は54人にすぎなかった。半面、財政支援度の低いフィリピン出身は759人。潘総長が就任した後急増したものの、66人に増えただけだ。WPは、一方では「批判が嫉妬にすぎない」との見方もあるとし、グレッグ元駐韓米大使のコメントを伝えた。同氏は「潘総長がよく知っていて有能な人を連れてくるなら、国連にプラスになるだろう」と述べた。






主要ポストに韓国人起用、国連内で反発相次ぐ=米紙 2007/10/22 朝鮮日報

 1月に就任した潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が、国連の主要なポストに韓国人を起用していることから内部での反発が相次いでいるとワシントン・ポスト電子版が21日付で報じた。最近コートジボワール特使に任命されたチェ・ヨンジン前国連大使ら韓国出身の国連幹部が増えているのは、国際的な外交の舞台で韓国の立場が強まっている証拠でもあるが、一部の職員や外交官たちは韓国政府の利益を優先しているとの印象を受けているというのだ。

 オーストリアのクルト・ワルトハイム氏やエジプトのブトロス・ガリ氏ら以前の事務総長を輩出した国の外務省は、側近や実務担当者を自国から派遣した。しかし潘事務総長は、事実上のナンバー2とされているキム・ウォンス総長特補、ハン・スンス気候変動特使を初めとして主な部署の管理職に韓国人を重用し、指揮系統に混乱をきたしているというのだ。

 これらの主張に対して潘事務総長は先週、「(批判は)非常に不当だ」と3回も強調し、「あえて韓国と距離を置くために努力してきた」と反論した。実際に潘事務総長就任後、国連内の韓国人は54人から66人へと増加したが、国連への財政支援がはるかに少ないフィリピン人職員の759人に比べると非常に少ない数だ。





Under U.N. Chief, Koreans in Key Posts Ban Ki-moon Denies Playing Favorites (Washington Post)

South Korea's former ambassador to the United Nations, Choi Young-jin, will travel to Ivory Coast in the coming weeks to run the world body's peacekeeping efforts, making him the first South Korean diplomat to lead a major U.N. mission in Africa, and the latest compatriot tapped for a significant position by U.N. Secretary General Ban Ki-moon.

The appointments have signaled South Korea's emergence as a rising power on the international diplomatic stage. But they have also fueled resentment among some U.N. employees and delegates who feel that Ban — who became secretary general in January after serving as South Korea's minister of foreign affairs and trade — is advancing the interests of his home government, which invested financially and politically in Ban's rise to the top.

"There is talk about Korean omnipresence in the U.N. secretariat," said Samir Sanbar, a retired Lebanese national who served as a high-ranking U.N. official for decades. "The impression is that Koreans are taking the decisions."

Ban and his aides said allegations of favoritism are wrong, and that some of the harshest criticisms smack of racism. He said that the South Korean nationals he has appointed — including Choi, who has served as a high-ranking official in the United Nation's peacekeeping department — are highly qualified for their positions.

"This is just unfair, just unfair, just unfair," Ban said in an interview last month, noting that South Korean nationals have been historically underrepresented at the United Nations. "I have intentionally, deliberately tried to distance myself from Korea. You may agree or not agree, but I have been troubled by the perception that I have been relying too much on Koreans."

The South Korean government played a key role in promoting Ban's ascent to his job as secretary general, and the South Korean mission to the United Nations has advocated Ban's favored causes, including proposed reforms for the U.N. peacekeeping and disarmament departments. Ban, meanwhile, has used his perch to prod South Korea — long in financial arrears — to pay its bills on time and to lend attack helicopters for a peacekeeping mission in Darfur.

The hiring of nationals from one's own country is a delicate subject at the United Nations. The U.N. Charter requires that officials take no instructions from their governments. But, like Ban, many top U.N. officials owe their jobs to support from their governments, and they sometimes remain involved in their country's political life.

Previous U.N. chiefs — including Kurt Waldheim of Austria, Javier Perez de Cuellar of Peru and Boutros Boutros-Ghali of Egypt — brought small teams of trusted aides or clerical workers from their country's Foreign Ministry. But some officials say that Ban has gone further, contributing to boosting South Korea's presence in U.N. ranks by more than 20 percent in the past year.

"Perez de Cuellar recruited one Peruvian: That was me. I was his special assistant," said lvaro de Soto, a former Peruvian diplomat who was given strict instructions to rebuff Peruvian job-seekers.

South Korea joined the United Nations in 1991, and it had been slow to make its presence felt. U.N. records show that South Korea, the organization's eleventh-largest financial contributor, had 54 South Korean nationals assigned to its mission six months before Ban took over the top U.N. post. By contrast, the Philippines, a much poorer country, had 759 nationals in its mission.

But South Korean membership has risen rapidly during Ban's brief tenure, to 66 staff members. Ban's most important appointment in the past year was that of Kim Won-soo, a former South Korean official who helped run Ban's election campaign for the top U.N. post. Kim is widely viewed as the second most influential U.N. official, overseeing staff appointments and helping craft Ban's political priorities.

Ban has also appointed his onetime boss, Han Seung-soo, a former South Korean foreign minister and U.N. General Assembly president, to a senior panel on climate change. Other prominent South Koreans have secured positions in the Office of the High Commissioner for Human Rights and the Department of Information Technology.

A handful of mid-level South Korean nationals recruited from the South Korean Foreign Ministry — and spared from competing for their jobs — have been posted in Ban's executive office, press office and department of management. Some U.N. officials have referred to the South Koreans as Ban's "political commissars" or "embeds," saying that they undermine the U.N. chain of command.

Others said the complaints are driven by envy. "I think being from South Korea, and people have growing respect for South Korea, that's a great enhancement for the secretary general," said Donald P. Gregg, a former U.S. ambassador to South Korea. "If he brings along talented people who he knows very well, I think that's also a plus."






国連総長選:「重い責任感じる」就任内定で潘・韓国外相  毎日新聞 2006/10/13
 
 【ソウル中島哲夫】次期国連事務総長への就任が事実上内定した潘基文(バンギムン)韓国外交通商相は3日、ソウルで「国連安保理の信頼と支持に深く感謝する。結果をうれしく受け止めると同時に、重い責任を感じる」と表明した。韓国の聯合ニュースが伝えた。

 潘氏は選出が確定したわけではないことを指摘しつつ、「(国連の)全加盟国の支持を受けられるよう引き続き努力する」と言及。さらに、韓国民の「関心と声援」に謝意を表明するとともに、「期待を裏切らないよう最大限努力して、我が国の国益を伸長させ、外交の幅を広げる」と事務総長就任をにらんだ抱負を述べた。批判の的になっている国連の非効率性、不透明性を改革する姿勢も示した。






【私のコメント】
今年1月に就任したばかりの潘基文国連事務総長が国連の人々から非難を浴びている。事実上事務総長に次ぐ要職である総長特別補佐役をはじめとする国連の要職に次々と韓国人を登用して指揮系統を乱しているというのだ。潘基文氏はこれに対して「全く不当だ」と三度も繰り返して反論したというが、その様な冷静さに欠けた反論こそ、国連の人々の非難の正当さを示している様に思われる。

国連事務総長は途上国出身者や小国出身者が就任するのが通例であり、国内総生産で世界第十位前後で先進国クラブであるOECDにも加盟している韓国は本来国連事務総長を出す資格がない。更に韓国は停戦状態の朝鮮戦争の最前線にあり、そこに駐留しているのは国連軍である。国連に紛争で迷惑をかけている韓国に事務総長を出す資格があるのか、という批判も成り立つであろう。それにも関わらず韓国は潘基文を事務総長にするために必死で活動し、当選後は要職に次々に韓国人を送り込んで国連を内部から乗っ取ろうとしている様に見える。この「国際組織のトップポストを手に入れて組織を内部から乗っ取る」という韓国の行動形式はオリンピック・サッカー・柔道などのスポーツの世界でおなじみのものである。韓国は明らかに自国の国益のために潘基文国連事務総長を最大限に活用していると思われる。その目的は何だろうか?

私が想像するのは、朝鮮半島の統一問題である。韓国は分断された半島の南側で実際の国力に見合わない繁栄を享受している。しかし、米国の世界覇権崩壊と共に国連軍=在韓米軍の撤退が迫っている。歴史的に見て朝鮮半島は戦争途中の時期を除くと常に統一されており、それ故に南北統一の可能性を含めて朝鮮半島情勢の激動は避けられないものとなっている。

米軍撤退後の朝鮮半島情勢を主に決定するのは周辺の超大国である日中両国であり、特に中国は韓国の繁栄を好ましくないものだと考えているはずだ。中国人は韓国人が自国の富裕さを自慢するのが気に入らない。それだけではない。韓国よりも中国の方が貧しい状況が継続することは中国の国内情勢を不安定化させる。中国の一般庶民は「我々が韓国人よりも貧しいのは、中国の現在の政府が間違った政策を行っているからだ」と考えて反政府運動に走ってしまうからだ。歴代の朝鮮半島国家が常に中国に服従し中国よりも貧しい生活水準に留まってきたのは、「中国人が朝鮮人よりよい暮らしができるのは、現在の中国政府の政策が良いからだ」という印象を与え中国の国内安定化に大きく貢献してきたと考えられる。中国人は近接したアジア国家である朝鮮を常に自国と比較してきたのだろう。このような危機的現状を考えて、中国の脅威に対抗するために国連を乗っ取って対抗したいというのが韓国支配階層の本音ではないかと私は想像する。韓国の官僚や大企業管理職の高い生活水準は韓国の経済力に依存したものであり、彼らはその生活水準を何とかして維持したい、その為にも国連に影響力を及ぼして現状の南北分断を何とか維持したいと考えているはずだと思われる。(親北朝鮮の盧武鉉大統領は恐らく親中国派で、韓国の支配階層とは対立しており、中国の意志に対抗することが不可能なことを悟った上で、半島統一・中国の衛星国化を已むを得ないものとして受け入れ、その上で可能な限り韓国国民の利益を追求するという一種の条件闘争を目指しているのではないかと考える)

しかし、国連事務総長は大国の利害調整役に過ぎず、そのポストには国連常任理事国の一角である米国や中国の意志に対抗する力はない。また、国連の要職を続々と韓国人が占めることは、貧しい自国での生活に絶望して国連に就職し先進国で暮らす途上国出身の国連職員から昇進の夢を奪い敵に回すことになる。その途上国出身者の声がマスコミの紙面に反映されたのが今回のワシントンポスト紙の記事だろう。裏には韓国の増長を好ましく思わない中国の意志、あるいは朝鮮半島から早く軍隊を撤退させたい米国の意志も反映されているかもしれない。

日本として重要なのは、戦争が起きない安定した朝鮮半島情勢であること、朝鮮半島からの難民流入を可能な限り安いコストで阻止することである。現在の韓国の経済的繁栄と反日感情は難民流入の阻止に非常に有効なものとなっていると想像される。事大主義の韓国人は現在の世界覇権国である米国への移住を第一に、次善として世界覇権文明であるアングロサクソンの一角であるカナダやオーストラリアへの移住を考えるからである。しかし、近い将来に世界が多極化して日本や中国が世界覇権の一角を占める様になれば、韓国人たちは日本や中国を目指してなだれ込んでくるだろう。それを有効に阻止するにはどうすればよいのか、日本にも知恵を絞ることが必要とされている。

また、東アジア情勢を安定させると言う観点からは朝鮮半島を早期に統一させて安定した政権を樹立させることが日中両国の一致した利益であると考えられる。その上で、中国が自国の国内情勢安定維持の観点から朝鮮半島国家の繁栄を容認できないとすれば、日本としてもそれを認めざるを得ないだろう。あとは効果的で低コストの難民阻止政策が必要となる。更に、中国経済の繁栄の中心である上海と日本を結ぶ国際航路が済州島近海を通過していることを考えると、中国としては朝鮮半島統一国家が済州島を領有して日中間航路に干渉してくる事態を防止することも必要だと考えているだろう。

では、済州島が中国領になるとすると日本近海まで中国海軍が迫ってくることになる。それは日本としては容認できないだろう。私見だが、済州島が日本の衛星国になり朝鮮半島統一国家と軍事的に対立し、その軍事境界線によって朝鮮半島からの難民が阻止されるという状態が日本には最も望ましいと私は考える。台湾海峡での軍事的対立を抱える台湾が中国からの難民に悩まされていないのと同様の事態である。このためには、済州島国家が朝鮮海峡に浮かぶ韓国領の島嶼や鬱陵島を領有する必要があるだろう。その様な日本に都合の良い事態が偶然起きることは考え難いのだが、それが起きないならば日本は朝鮮半島からの難民阻止のために今後かなり高いコストを支払う必要に迫られるだろう。
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10 コメント

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在日を利用するというアイデア (蔵信芳樹)
2007-10-24 20:17:26
大阪の在日の半数は済州島出身だといいます。
済州島を日本領にすることは明らかに不可能ですが、済州島に在日を送り返すことで、それに近い状態を作り出すことは可能でしょうか?あと在日の資産を没収し、それで韓国経済を支援する。そうすれば在日は怒るだろうけど韓国は文句を言えない。
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在日の「ユダヤ人化」 (匿名)
2007-10-24 20:21:59
欧州のユダヤ人や、東南アジアの華僑の歴史を見れば判るように、少数グループの移民が同化されないままホスト国に移住するようになるとホスト国に取って色々な問題が生じて来るようです。
前記の例を見ても、これら少数のグループはホスト国の現地人とは同化せず、かえって、同胞だけを助け合い、そのままホスト国の経済の中枢を乗っ取ってしまう様な傾向が見られない事もありません。
特に韓国・朝鮮系の人々にはもともと「反日」・「日本人蔑視」的な傾向があり、しかもこれは文禄・慶長の役や明治時代の朝鮮併合以前から存在しているものです。こういった人々が日本に移住し、しかも同化されないままである場合、本当に日本という国にとってプラスになるだろうか?と言う疑問が沸いてきます。
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済州島由来の富豪スポンサー (いわて兼民)
2007-10-24 20:55:52
済州島由来のいわての土地持ち党首に済州島大阪共和国に投資して貰い、ついでに大統領になって貰い統べての在日を済州島大阪共和国に糾合。これなら生活保護給付を疎む倭人も文句を言うところか却って莫大な寄付金が献上されるんではあるまいか。
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Unknown (けんじ)
2007-10-24 21:53:41
朝鮮人は血族を中心に動いていて、国家も国民と言う考えもない。朝鮮人は60年もいて我国の国籍を取ろうとしていないから、どう考えてもおかしい。 難民が来るし、今観光ビザなし、で来ている。その手引きをしている議員が居る。政党が居る。我々ははっきり腹を固めて、自国を守らねばならない。難民は対馬海峡の鮫の餌になってもらう覚悟が必要な時に来ている。
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Unknown (ともちゃん)
2007-10-25 05:37:13
ネットゲリラ氏が済州島の文化史の再検討により、朝鮮人でもなく中国人でもない民族を作れといっているようです。中国の工作による中国傾倒を防ぐために倭人との関係の深い民族と定義するべきではないでしょうか。
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朝鮮人問題 (名無しの経営者)
2007-10-25 09:55:08
江田島孔明氏は、歴史的考察として、半島への過度の介入は危険であり、鬼門なのだと書いている。

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朝鮮併合当時の世界情勢を考えると朝鮮が単独で独立国を名乗ることは不可能であった。

国の予算もなくどんぶり勘定で、お金が必要になると外国に借金するしか能がない。国際法も知らず、官吏は汚職と陰謀ばかりで国を思う国士がいなかった。

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日本人は、謀略は不得手だ。だから、半島の救援要請に簡単に反応し、常に、罠にはめられる。私は朝鮮併合は日本史最大の戦略上の失敗だと思っている。

何故なら、彼等には国家の概念も国民の概念もなかったのだ。国が滅ぼうとも、自分たちの一族が隆盛でさえあればいい、という利己主義の人たちであったからだ。

朝鮮が国として栄えるように尽くそうとも、鮮人支配層は日本国に感謝の気持ちを持たない。それどころか、個人的に失った利権に対し恨みを持ち、日本人に敵愾心すら抱く人種なのである。

なぜ日本に併合されなければならなかったか、その原因を追究する真摯な態度は現在に至るまで鮮人にはまったくない。ただ「反日」を叫ぶばかりである。

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顔が日本人と似ていてもまったく違う民族だということを明治政府は見抜く必要があったのだ。

親切な日本人は文盲をなくし、衛生的な国家にしたいと努力したが、儒教の悪癖である残酷な刑罰を廃止し、無能な役人を罷免したことで朝鮮特権階級の恨みを買った。

土地の正確な測量で特権階級の隠し田を見つけ出したことも余計なことであった。鉄道やダム建設も日本人がおこなうので、朝鮮特権階級は旧来のように賄賂が取れないことが不満で常に工事の妨害をした。

多くの農民が米の生産量が増えて喜んだが、彼らを人間としては見ていなかった支配層は、かれらをとして徴用できないことで儲けを失った恨みを日本に向けた。

女性を解放し仕事をすることを恥と思わないように指導したことは、男の所有物で好き勝手できた鮮人の男たちの楽しみを奪った。庶民が勤労意欲を持ち、豊かになり人口が増えても、朝鮮の特権階級は「働かないで贅沢ができるのが本当の文化人である」と信じて疑わない人々であったのだ。

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結局、朝鮮併合ののち終戦まで現在の価格で日本が80兆円もの資本投下をし、日本は世界で植民地に対して国家予算を持ち出した珍しい国となった。

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また、国家間関係は利用できるか、利用されていないかで考える、隣接する国は互いに敵対する、敵対していても、平和な関係を作ることはできる、という、地政学的な考察からも、

「半島国との関係」について、江田島孔明氏は、地政学的な結論は、過度の支援や思い入れは不要であり、あくまで、「防波堤」の役割を果たすに必要な支援にとどめるべきだ、というものだ。

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現在の南鮮についても、未来の展望もなく、行く末は暗澹としていると書いている。そして共産支那の東北工程により、南鮮は北鮮と共に支那の領土に組み込まれていくのが目に見えるようだ、と。

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princeofwales1941さんの今日の小論を読むと、鮮人
は、時代が変わっても、全く変わっていないことが分かる。そして日本人との差異が、さらにはっきりする。

これを朝鮮人問題として、日本人は、真剣に、一生懸命考えなければならないと思う。福田政権は日北国交回復に舵を切るだろう。日北国交の内容は、是非孔明氏の意見

「どうなろうと、日本人は、こんどこそ「人情」を発揮してはならない。半島国については、単に、防波堤として「利用」すべきであり、その非情さこそが、戦国時代と化した国際社会で生きていく知恵だからだ」

に従って欲しいものだ。

参考引用
世界史に見られるランドパワーとシーパワーの戦略VOL175 江田島孔明
http://npslq9-web.hp.infoseek.co.jp/sls175.html
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今頃になって「金大中事件」の謝罪の真相は? (Unknown)
2007-10-25 12:01:09
日本政府、「金大中事件」で韓国政府に謝罪要求(朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/article/20071025000007
日本政府のスポークスマンに当たる町村信孝官房長官は24日、韓国の野党指導者だった金大中(キム・デジュン)氏が1973年に東京都内のホテルから拉致された事件について、韓国政府が介入していたという国家情報院の「過去史真相究明委員会」発表を受け、「日本国内で日本の主権を侵害する事件が起きたことは誠に遺憾。近く韓国側から正式な態度表明があると思う」と述べた。

政府、韓国に謝罪要求=「日本の責任」指摘にも不快感-金大中事件 (時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_korea__20071025_4/story/071024jijiX941/

韓国政府が1973年の「金大中事件」への中央情報部(KCIA)の関与を公式に認めたことを受け、日本政府は24日、韓国側に明確な謝罪を要求した。韓国政府の報告書が事件隠ぺいの責任は日本にもあるとした点についても「受け入れられない」(町村信孝官房長官)と真意の説明を求める考えだ。

 福田康夫首相は同日夕、記者団に「公権力の侵害があり、誠に遺憾だ」と表明した上で、「韓国政府がどうするのか見ていきたい」と語った。これに先立ち、外務省の木村仁副大臣は同省を訪れた韓国の柳明桓駐日大使に「遺憾の意」を伝え、謝罪を求めた。 

大韓航空機爆破、「韓国の自作自演」否定…韓国真相究明委 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_korea__20071025_4/story/25yomiuri20071024i114/

ソウル=竹腰雅彦】韓国政府の「過去事件の真相究明委員会」は24日、金大中事件の報告書とともに、1987年11月に起きた大韓航空機爆破事件に関する報告書を公表し、事件が北朝鮮工作員による犯行と改めて認定した。

 韓国情報機関、国家安全企画部(現・国家情報院)の自作自演だったとする謀略説については「事実でない」と結論づけた。

<金大中事件>韓国、世論対応に苦慮 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_korea__20071025_4/story/25mainichiF20071025p1500m010137/

金大中事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%A4%A7%E4%B8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

金大中は1971年の大統領選挙で民主党(当時)の正式候補として立候補したが、民主共和党(当時)の候補・朴正煕(パク・チョンヒ)現役大統領(当時)にわずか97万票差で敗れた。朴正煕は辛くも勝利したが、民主主義回復を求める金大中に危機感を覚えた。そんなさなかの大統領選直後、大型トラックが金の車に突っ込み、3人が死亡。金は、腰と股関節の障害を負った。(後に韓国政府はKCIAが行った交通事故を装った暗殺工作であったことを認めている。その際、日本の暴力団への依頼を検討していた[1])同年、朴は非常事態宣言を発布し憲法を無視して国家を戒厳令下においた。そのとき海外にいた金は韓国に帰れば殺されると判断し帰国を断念。日本やアメリカの実力者と会見をしたり、海外在住の同朋達に講演したりして、韓国の民主主義と自由選挙を求める運動を行った。
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Unknown (じゃぱんじん)
2007-10-25 12:33:07
日本は何人国連職員がいるんだ?
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Unknown (うまいくま)
2007-10-26 01:46:19
済州島の懐は非常に狭く、おそらく統一朝鮮の圧力に抗し切れないでしょう。彼らの党派抗争と地域差別
感情も最大限活用するべきです。
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Unknown (Unknown)
2007-10-26 23:07:24
【艦隊決戦】三井造船と日立造船
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/omnibus/combinedfleet.html

次の世界の覇権国はサイバー空間かもな
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