マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

ウインド・パステル第8回ファミリー・コンサート詳細とチケット

2010-11-20 23:15:43 | コンサート
先日、ウインド・パステルのチラシをアップしましたが、携帯でブログを見てくださってる方には、チラシの内容が読めないので、掲載しておきますね。

ウインド・パステル第8回ファミリー・コンサート
12月26日(日)午後2時~4時
イーグレひめじ あいめっせホール
入場料前売: 大人 1,500円 4歳以上高校生以下 1,000円 3歳以下無料
当日券は各200円アップ
乳幼児入場可

入場券のお求めは、コメント欄にご記入ください。(文章下の「コメント」をクリックすると、コメント欄が出てきます。)
コメントは、非公開になっていますので、個人情報をご記入くださっても大丈夫です。
お名前、住所、電話、メールアドレス、購入枚数をご記入ください。
チケットは、Eチケットになりますので、携帯メールの方がよろしいかと思います。
EメールでもOKですが、その際は、プリントアウトして、お持ちいただくことになります。
ご記入いただいた個人情報は、チケット購入のみに利用いたします。


プログラム
第Ⅰ部 独奏
 エーステン:アルプスの夕映え  
 エルガー:愛のあいさつ
 ショパン:英雄ポロネーズ
 スターダスト  
 ジェームズ・ポンドのテーマより
 プーランク:エディット・ピアフを讃えて 
 シューマン/リスト:献呈

第Ⅱ部 アンサンブル
 ヘビーローテーション(AKB48)
 ハウルの動く城
 アイ・ガット・リズム
 スイングしなけりゃ意味ないね
 亜麻色の髪の乙女
 スキップ・ビート
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 第3楽章

出演
松尾益民(ピアノ)
澤崎美重子(エレクトーン)
小田大輔(トランペット)
松尾啓司(ドラム)

 



ペール・ギュント組曲

2010-11-20 01:06:40 | ラ・プロムナード・ミュジカル
23日のプロムナードでは、最初に連弾を演奏します。
今回は、グリーグの「ペール・ギュント第1組曲」より、朝の気分、アニトラの踊り、山の魔王の宮殿にて、の、3曲です。
オーゼの死は、ちょっと長いし、気分も乗らないので、カットです。
「ペール・ギュント」は、ノルウェーの作家、イプセンの詩劇で、劇場での上演のために、グリーグに依頼して音楽が付けられたものです。
いわば、劇の付随音楽とでもいうもの。
その中から、グリーグ自身が、4曲ずつ取り出して、第1組曲、第2組曲としてまとめ、それらがよく演奏されています。
原曲は管弦楽ですが、ピアノ連弾、ピアノ独奏版もあります。
で、今回は連弾で弾くということです。
オケ物をピアノで弾くのは、難しい!
ピアノは持続音が表現しきれないし、ティンパニのロールもオクターブトレモロでは苦しいし、何と言っても、オケの音すべてが取りきれていないし…不満は多々ありますが、よく知られた曲でもありますので、聴く方にとっては親しみやすいかも…なのです。
楽譜は、音楽の友社の 標準版 グリーグ ペールギュント組曲 第1・第2組曲 を使っています。
ソロの楽譜は、グリーグピアノ作品集 2 ピアノソロ2 ペータース版 YP9 に、入っています。

ペール・ギュントの話は、大まかに言えば、放蕩息子のペールが、世界中を旅して歩き、いろんな経験をする…といったもので、その場所場所で出会ったものを音楽で表しています。
「朝の気分」は、アフリカ、モロッコの朝のすがすがしい気分を表現しています。
「朝」と言えば、これ!というくらい、朝をうまく表現していますね。
「アニトラの踊り」は、アラビアの砂漠で出会ったアニトラという少女が、魅惑的に踊る踊りです。
「山の魔王の宮殿にて」は、トロル(北欧伝説に出てくる養成や小鬼)達の、不気味な歌と踊りです。
この曲は、特に、不気味さを出すための音型が、ピアノでは難しい!!
何とか曲の持つ面白さを表現したいものです。