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マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

年度初めのパソコン教室

2012-04-21 23:42:27 | 日記
今年度最初のパソコン教室でした。
継続の人と新加入の人…。
今年度から、初心者の時間を取ってくれるとのことでしたが、なかなか十分とは言えない回数になりそうです。
どんなことをやりたいか、毎年尋ねてきましたが、今回は、アンケート形式にして、きっちり書いてもらいました。
聞いてメモしてもどうしても忘れてしまうので…。
ネットショッピングが意外にできていないことがわかりました。
CDを取り込んだり、他にはやはりファイル操作ですね。
コピーしたり移動したりとかです。
何と言うことはないのですが、構造がわかっていないのが大きいでしょうか。
毎回、USBメモリーやSDカードから、私が作ったデータをコピーして、宿題に利用するということをやっていますが、今だにさっとできない人もいて、やはり繰り返しが必要ということでしょうね。
アンケートを元に、年間計画を立てようと思います。

セザンヌ、パリとプロヴァンス展

2012-04-21 01:01:29 | お勧め
18日、国立新美術館で6/11まで開催されている「セザンヌ パリとプロヴァンス」展に行きました。
超久しぶりに友人のKさんと会い、一緒に見ました。
同年代のKさん、以前は数学の先生をされていたのですが、ピアノが好きで個人的にずっと続けて来たのを、この2年、音大の社会人入学枠で入学し、ピアノを勉強されたのでした。
若い人に混じって勉強するというのは、家庭もあるし、根性要りますからね。
それをやり遂げるって、すごいなぁ…です。
ま、そんな話も聞きがてらで、セザンヌ展を見る前に、と言うより、混雑する前にということで、美術館にある「ブラッスリー ポール・ボキューズミュゼ」でランチをしました。
ポール・ボキューズは、フランスのリヨンにある三つ星レストランの日本版です。
以前に、銀座のお店には行ったことがあります。
それは、またあとで…ということで、セザンヌの方。

セザンヌは、印象派と言っても、モネやルノワールなどとは少し違う画風。
サント=ヴィクトワール山の絵をたくさん描いている…そんな感じですが、今回思ったのは、セザンヌは静物の画家だ…ということ。
風景も独特の緑の色合いが印象的でいいのですが、人物はあまりうまくない…。
で、一番しっくりくるのが静物、というわけです。
感じ方は人それぞれですが…。
サント=ヴィクトワール山は、TGVから見ることができます。
TGVの窓から撮った写真はこれ。

セザンヌは西の方角から見て描いていますから、山の傾きが違うのですよね。

セザンヌは、気に入ったモティーフの絵をいくつも描いていますから、この山の絵もいろんなものがあります。
晩年になると、雑になるというか、そういう画風というのか、変化していますね。
風景画で気に入った絵は、「サンタンリ村から見たマルセイユ湾」です。

独特の青が何とも言えずいい!

そして、静物画。
こちらも200点くらい書いているそうです。
そんなにあったのかぁ!という驚きですね。
多作の画家なのか、そんなに良く描けるなぁ…というのが正直な感想。
なんか不思議な本物感があって、妙に気に入ったのが、「パンと卵」。

こだわりはりんごだったそうで、花の絵にもリンゴが…。


展示作品数もほどほどで、人も多くなく、じっくり見れましたから、そう疲れることもなくよかったですね。
セザンヌだけ、というのも良かったですね。
国立新美術館は、展示室の配置がいいのか、行きつ戻りつということもなく、自然な流れで見れるのがいいのかも知れません。
階段を上がったり下りたり、この絵は見たのかなぁ…と戻ったり、というのは疲れますからね。
今回の東京行では3つの美術展を見ようと予定していましたから、全部見れてよかった!!