マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

お気に入りが…

2012-06-06 23:17:14 | 日記
また実家がらみの話。
母は、お筝のお師匠さんでしたので、着物や帯がたくさんあります。
当然、私や姉の着物も、それぞれ桐の箪笥一棹分あるのです。
着物はすべて実家に置いたまま。
時々必要な時は、都度送ってもらって着ましたが、それもほんの数回です。
なんだかんだ言っても、柄を選んだのは自分なので、それなりに気に入ってはいました。

そういえば!あんな着物があったなぁ…と思いだして、お気に入りの着物をドレスにしよう!と思い立ったのです。
で、今回、3枚持って帰りました。
一番のお気に入りは、絞りのこの分。

結婚した頃、母のお筝の演奏会の時に着たものです。
若~い!…ということは置いといて…。
箪笥から出してみて、がっかりでした。
あちこちにシミが…。
演奏会で着たので、きっと汗をかなりかいたのでしょう。
母が手入れをしてしまってはいると思いますが、汗は見えませんからねぇ。
残念ながらドレスにするほどまともな部分がなく、ホントに残念!!
手提げ袋くらいにはなりそうなので、何とか残そうと思ってます。

他の2枚は大丈夫そうなので、何とか利用しようと思ってます。
この2枚もお気に入りなので…。
どんなドレスにしようか…といろいろ考えるのは、けっこう楽しいのですよね。
なかなか行動を起こせませんが、あれこれ考えてる時が楽しいし、うまくいったらもっと楽しい!
母も、もう少し若くて、体に不自由がないころは、着物をドレスになんて、絶対OKしなかったと思いますが、今は、どうにもならなくなって、自分が貯めた物に対しての関心は、薄れたようです。
着物持って帰ってドレスにするわ!と言うと、あっさり「どうぞ」…と。
こうなったら、帯も何とか利用したいものだと思うのですけどねぇ。