マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

第24回プロムナード・コンサート終了しました

2012-12-02 23:10:10 | ラ・プロムナード・ミュジカル
コンサート、盛会の内に終了しました。
今回から、280人定員のあいめっせホールということで、どれくらいいらしてくださるか…若干心配しましたが、ホントにたくさんの方にご来場いただいて、ありがとうございました。
寒い日でした。
でも、ステージの上は夏かと思うほど暑く、エアコンは途中で止めていただきましたが、時すでに遅し…演奏始めるとすぐ汗がしたたり落ちる状態でした。
ドレスにポタポタ汗が落ちるのがわかるのですが、どの辺りに落ちたのか…お手入れが大変です。
ドレスはまた前日製作になってしまいましたが、お気に入りの着物をリフォームしたものでした。
なので、汗は大敵!

前から見たらこんな感じ。

着物の布幅は33㎝くらいなので、スカートの部分は、6枚はぎにしました。
結婚したころに来た着物で、お気に入りだったのにそれ以来着る機会もなかったので、しまっておくのはもったいないのです。

演奏は、まぁごまかした部分もあり、100%満足とはいきませんでしたが、それなりには…です。
月光の暗譜が気になってそればかり気にしていたら、ドビュッシーの喜びの島で、最初のトリルがあまりにもうまくいって気をよくしたからか、その数小節後、一瞬ふっと忘れてしまってドキッ!
何とか思い出しましたが、日ごろ何気なく弾いてうまく弾けてるところが危ないのですね。
ショパンの華麗なる大円舞曲に至っては、楽譜も持たずに出かけてしまい、まぁ見直すこともないか…と、気にしないようにしました。
月光はうまくいきました。
静かな曲でごまかすこともできないし、よく知られた曲なので、昨日寝る前に楽譜を見直したら、朝、曲が自然に頭の中で流れたのですよね。
やっぱり睡眠学習…か。
今後応用してみようと思いました。
バラード2番はなんか中途半端だなぁ…という感じでしたが、喜びの島は最後に向かって盛り上げることができてヤレヤレです。
最後まで皆さん静かに聴いてくださって、集中力も切らさず、とても気持ちよく演奏ができました。
もちろん反省する部分もいろいろありますが。

5分の休憩の時、録画と録音用のバッテリーを入れ替える予定だったのに、すっかり忘れていて、慌ててしまいました。
ホールが広くなると、ホールに行くまでに距離ができて、今までと違う部分があって、運営面も考えなくては、と思いましたね。